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2019年12月25日 12:00 更新

働くママが、“産後手に入れた家電・ほしいと思う家電”べスト3は?

働く女性(キャリジョ)の研究をする「博報堂キャリジョ研」と子育て家族を研究する「博報堂こそだて家族研究所」が共同で、働くママ=「キャリママ」のワーク・ライフ調査を行いました。

今回はライフ篇として、キャリママの家事・育児サービスや家電の利用実態/意向について調べた結果を紹介します。

キャリママの家事・育児サービスや家電の利用実態

料理の時短を促す商品・サービスのキャリママの利用率は7~8割

キャリママの利用率が高いのは、「作り置き(85.8%)」、「顆粒だし(84.3%)」、「冷凍食品(84.1%)」、「料理の素や調理ソース(74.9%)」などの料理の時短を促す商品・サービスで、いずれも7~8割が月1回以上の利用をしています。

こうした料理の時短商品・サービスは、未婚で子どものいないキャリジョと比べると、キャリママの方が特に利用率が高くなっています。

それぞれの月1回以上利用率の差分を見ると「食材宅配サービス」で最も大きく30.3ポイントの差で、「作り置き(15.4pt)」、「冷凍食品(15.2pt)」、「顆粒だし(14.1pt)」、「ミールキット(13.6pt)」と続きます。

人を介する家事・育児サービス(家事代行・ベビーシッター・病児保育等)の利用率は5%以下と低調

一方で「掃除代行サービス(4.5%)」、「ベビーシッターサービス(4.5%)」、「調理代行サービス(4.4%)」、「病児保育(3.0%)」など、人を介する家事・育児サービスはいずれも5%以内に留まり、仕事と家事・育児の両立に忙しいキャリママといえども、まだその利用が浸透していないことがわかりました。

時短を促す家事・育児サービス、今後の利用が高まりそうなのは?

利用実態と利用意向(利用できたらよい)を比較すると、「顆粒だし」をのぞく全項目で利用意向が利用実態を上回る結果となりました。

「ミールキット」は、 利用実態22.0%に対し、利用意向が69.2%(差分47.2pt)で、最も差が大きいことが明らかに。続いて「掃除代行サービス(利用実態4.5%、利用意向45.8%、差分41.3pt)」「調理代行サービス(利用実態4.4%、利用意向40.5%、差分36.1pt)」が、 差が大きい結果となっています。

現状では利用率が低かった人を介した家事サービスにおいても、今後はサービス利用が高まるでしょう。

キャリママが“産後手に入れた家電”は?

キャリママが “産後手に入れた”家電では、「空気清浄器」が21.4%でトップに。 次いで、「食器洗浄機(20.8%)」、「加湿器(20.6%)」なども約2割。出産をきっかけに子どもや家族の健康を考え、より子育て環境を快適にするために家電を購入していることが見受けられます。

キャリママが“持っていないがほしい”と思う家電は?

キャリママが、“持っていないがほしい”という家電では、「お掃除ロボット(44.9%)」、「拭き掃除ロボット(43.2%)」、「窓ふきロボット(32.8%)」、「保温調理器(32.3%)」、「食器洗浄機(30.8%)」が上位に。

仕事と家事・育児の両立に多忙な中、掃除や料理など日常的な家事は、機器を効率よく活用したいと思っていることがわかりました。

「働くママのサービス・家電利用実態/意識と母親像・仕事意識調査」調査概要

・調査地域:7大都市の都心エリア
・調査対象:仕事をしている25~39歳の女性、年収200万円以上
      (総合・一般職・派遣・フリーランスなどは問わず。パートアルバイトは除く)
      7大都市の都心エリア在住
 キャリママ :489人、0歳~小学校3年生までの同居子あり(未既婚問わず)
 キャリジョ(シングル):156人、未婚・同居子なし ※キャリママの比較対象として聴取
・ 調査手法:インターネット調査
・ 調査期間:2019年3月22日~24日

(マイナビ子育て編集部)

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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