お手上げな汚れにも効く!? シンクのキワの頑固なカビも真っ白になる神アイテム
水周りに多い汚れといえばカビ! 今回は、シンクのキワについた落としにくいカビ汚れを、昔から馴染みのある洗剤を使ってきれいにする方法をご紹介したいと思います。
こんにちは。新しいカビ取り剤が出てはついつい試してみたくなり、泡タイプからジェルタイプまで、さまざまな種類を取り揃えておりますankoです。
普段キッチンで洗い物をしたりしていると、意外とシンクのキワに水が跳ねたりして濡れていることがありますよね。
こうした水分、きちんと拭き取っていればいいのですが、ずっと放置しているとカビの原因になってしまうんです。
こちらは我が家の数年前のシンクの様子です。
実はこの場所、普通に立って洗い物をしている状態では全く見えない場所なのですが、ふとしゃがんだ状態でシンクを見た際、たまたまこの汚れに気付いてビックリしたのがきっかけでした。
意外と見落としがちな場所のカビ
我が家は毎晩、キッチンを使い終わった1日の終わりに、布巾でシンク内を拭き上げをするようにしているのですが、こうしたキワの部分の水分を見落としていたのもあり、気付いた頃には真っ黒!
写真に写っている部分はまだマシな方なのですが、それ以外のところに関しては、初めから真っ黒だったのではないかと思うぐらいに、ビッシリついたカビで埋め尽くされていました。
カビにはカビ取り剤が一番効果的だろうと思い、あらゆるカビ取り剤を試してみたのですが、どういう訳かどんな強力なカビ取り剤も思うような効果が得られず。
場所も場所で、目につくようなところとは違い、デコボコして奥ばっているところなので、薬剤が付着しにくいというのもネックでした。
諦めかけたその時! 定番洗剤でまさかの効果が⁉
どのカビ取り剤も効かないとなると、それこそパッキンを取り替えるぐらいしか方法はないのだろうかと思っていたそのとき。
ふとキッチンハイターにも漂白作用があることを思い出して、使ってみることにしました。
我が家の使い方はこちらです。
こうしたキッチンハイターの主な使い方と言いますと、水に薄めたものに布巾などをつけ置きしたりするのが主だと思うのですが、今回はこちらの原液にキッチンペーパーを割いたものを浸し、それをカビの気になる部分に詰めていきます。原液に手が触れないよう、作業をする際は必ず手袋を着用しましょう。
また、使用の際には必ず換気を行いましょう。
このまま指で押し込んでもいいのですが、古歯ブラシなどを使うとさらに奥までキッチンペーパーが押し込めるので、よりカビに密着させることができます。
あとはしばらく時間をおいて、きれいに流せば完了です。
あまり長時間放置しすぎると、パッキンの劣化等につながる恐れがあるので注意してください。
プラスしてカビ取り効果アップ!
キッチンペーパーをカビ部分に密着させることもかなり重要なポイントなのですが、何年も放置し続けてきた頑固なカビに関しては、その効果を最大限に引き出すのが鍵です。
その方法は簡単! 先程キッチンペーパーを貼り付けた部分に、サランラップで上を覆うような形で貼り付けていくだけ。
こちらの写真は、以前お風呂の水垢に関する記事でクエン酸を使ったパック方法をご紹介したときに使ったものなのですが、このようにしてラップを合わせて使うことで、キッチンペーパーに染み込んだハイターの成分が蒸発しにくくなります。ラップである程度密閉されることによって、カビ部分への効果がさらに高くなるんです。
驚きのビフォーアフターを比べてみると!?
ではこの方法により、どんな結果になったのかを見てみたいと思います。
上側がハイターを使う前のシンク。下側が使った後のシンクになります。
比べてみてもすぐわかるように、黒くなったカビの部分がなくなって、白くなっているのがわかります。
どんなに有名で強力なカビ取り剤でも歯が立たなかったカビが、実は身近にあったキッチンハイターできれいになってしまうなんて驚きですよね。
まとめ
洗剤の良し悪しは使ってみないと分からない部分もありますが、流行り物や新しいものばかりでなく、普段こうして身近にあるような洗剤でも、使い方によっては効果を最大限に発揮してくれることがあります。
あれこれ試してみたけどどうにもならない! とお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度身近なものから見つめ直してみるのも一つの近道かもしれませんね。