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2019年12月22日 11:00 更新

真冬にぴったりな多肉のカラフルアレンジ! かわいいお部屋ガーデニング

ぷっくりした質感で人気の多肉植物。丈夫な植物で枯れにくくお世話も簡単! そんなカラフルな多肉植物を小さくかわいくお部屋に飾ってみませんか? かんたんにできる多肉植物のアレンジ方法について紹介します。

こんにちは、フラワーデザイナーでフォトスタイリストのはぎわらりえこです。

寒い冬は、お部屋で過ごす時間が増えますね。温かな窓辺でカラフルな多肉植物を育ててみませんか?

今回は水やりもほとんどなく、世話いらずな多肉植物を使います。器はココット! お部屋でお手軽に育てられる作品をご紹介します。

多肉植物とは?

多肉植物
photo Rieko Hagiwara

多肉植物は、植物の葉や茎、根などが水分をため込める貯水組織を持っていて、多くの水分を蓄えています。乾燥地帯に生育する植物に多く、サボテン、ベンケイソウなどもこの多肉植物の1種です。

Lazy dummy
サボテン
Lazy dummy
ベンケイソウ

エアプランツとの違いは?

エアプランツ
photo Rieko Hagiwara

多肉植物によく似たもので、エアプランツと呼ばれる植物もあります。

この植物は、主に葉から空気中の水分や養分を吸収することのできる植物で、もともとは他の木の幹や枝で育ちます。吸水する必要がほとんどないので、インテリアのディスプレイやアート作品、工作に活かす素材として向いています。

さて、これらを使ってプチガーデニング気分で多肉植物のカラフルアレンジを作ってみましょう。

冬のカラフル多肉アレンジ

多肉アレンジ
photo Rieko Hagiwara

材料・用意するもの

・多肉植物
・エアプランツ(ダイソー・お好みでご使用ください) 
・はさみ 
・ボンドまたはグルーガン等の接着剤
・入れ物/ココットなど
・目打ち(あると便利です)
・ヤシファイバー

多肉植物
多肉植物
エアプランツ
エアプランツ
用意するもの
ハサミ
ボンド 入れ物(ココット)
目打ち (あると便利です)
ヤシファイバー
ヤシファイバー

作り方

必要な苗と資材を準備します。多肉植物の苗は、土がついていれば不要な土は落として、植えやすい状態にカットして準備します。大きさの大小がある場合は、それぞれの多肉植物の大きさ、高さを同じ位に揃えておくといいでしょう。その際は、なるべく根を傷めないように、土は丁寧に落としましょう。

苗をカットした場合は、そのまま切り口を2~3日乾かしてから制作したほうが腐りにくくなります。多肉植物は、園芸店や生花店、ホームセンターのほか、ダイソーでも取り扱っている店舗があります。

STEP1

手順1
photo Rieko Hagiwara

ココットに土をいれましょう。土はココットの淵すれすれまで入れておきます。

ヤシファイバーはほぐして、ココットの淵にのせるように覆います。ヤシファイファーは、乾燥しているので、霧吹きで湿らせながら扱うと便利です。

STEP2

多肉植物とエアプランツを全体のバランスを見て乗せます。根が付いている多肉植物は、植えるようにファイバーに挿しこむようにすると安定します。その際は、目打ちなどを使って土に穴を開けて多肉植物の茎を挿しこむと良いです。

STEP3

隙間なく敷き詰められたら完成です!

全体のバランスも再度確認しましょう。水分は、必要に応じて与えながら育てます。

作りたては、苗が安定していないので移動は丁寧に行いましょう。

多肉アレンジ
photo Rieko Hagiwara

作品例1

多肉アレンジ作品例1
多肉植物をたくさん用意しなくてもエアプランツだけでも素敵に飾れます(左上部)

作品例2

多肉アレンジ作品例2
ヤシファイバーを丸めて真ん中に配置し、その周りだけ多肉植物を植え、かわいらしくまとめました。

次は、長く楽しむためのお手入れと管理方法をお伝えします!

お手入れの方法と管理方法

冬の多肉植物カラフルアレンジ
photo Rieko Hagiwara

置き場所について

多肉植物は、日光が好きな植物です。風通しの良い明るいカーテン越しなどの窓辺、玄関先などが適しています。

陽当りの良くない場所に飾るときは、2~3日感覚で風通しの良い屋外などに出し、日光浴させるとなお良いでしょう。

水やりについて

土がしっかり乾いてから、さらに2~3日後にたっぷりと水を与えます。

今回は、入れ物はココットを使っています。土は、多肉植物を植え込みやすいようにココットの淵すれすれまで入れてあります。

水を与える時は、受け皿の上に移動させて水やりするようにしてください。

肥料について

ほとんど必要はありませんが、必要に応じて薄い液体の肥料を与えます。

伸びてきたら切り戻しをします。

挿し芽について

多肉植物は、取れた葉っぱ1つから根が出てそこから芽が出て立派な苗となります。土の上におくだけでも簡単に増やすことができます(挿し芽)。

小さくてコンパクトな今回のミニ寄せ植えは、その様子もかわいらしいので、飾っていて葉が取れてしまったら、挿し芽に挑戦するのもオススメです。

まとめ

多肉植物は、苗が少ししなびたタイミングで水を与えるのが良さそうです。乾燥が気になる冬は、時々霧吹きをするだけでも良いかもしれません。多肉植物は、寒さにもまた暑さにも強く育てやすい植物です。光が足りないと太陽の光を求めて多肉植物が伸びることが多いので、明るい窓辺で育てることをオススメします。

ココットのような小さな器で作ると、飾る場所を選ばずどこでも置けて便利です。

色も多彩で種類も豊富な多肉植物。皆さんも寒い冬ならではのインドアプチガーデニングを楽しんでみてくださいね。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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