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2019年12月22日 19:30 更新

知っておきたい! 整理収納の家事代行を依頼するときのポイント

最近では一般化されつつある「家事の代行」。食事の作り置きや掃除、整理収納など、さまざまな「家事」を代行してくれる業者が増えています。そのような業者やお片づけのプロに「整理収納」を依頼したいとき、どのように依頼するのがスムーズなのか、準備しておくと良いものなどをお伝えします。

こんにちは、ライフオーガナイザー®︎ 門傳(もんでん)奈々です。

「我が家の整理収納をプロにお願いしたい!」と思っても、何から始めれば良いのか分からない方も多いのではないでしょうか。

今回は、「整理収納のプロに依頼する」際の方法やポイント、実際に作業に来てもらったときに聞いておくと良いことなどをお伝えします!

「整理収納」に関する資格、代行業者はさまざま

片付け、整理収納関連資格の運営協会のHPスクリーンショット

現在、整理収納に関する資格は、たくさんあります。「整理収納 資格」と検索するだけでも、20以上の資格がヒットします。

さらにそれらの資格を持ったプロが「整理収納」を代行してくれる家事代行業者もたくさん。

任せる作業の度合いを決めよう

Lazy dummy
プロと一緒に作業をすれば、広範囲を整理することができます

「プロに整理収納をお願いしたい!」と思ったら、決めておくことがあります。

1.作業を全てプロにお願いする
2.自分も作業を手伝う

2の方が作業する人員が増えるので、同じ時間内で作業できる範囲は広くなります。

1の場合も、「ものの要、不要」を判断するのはものの持ち主(依頼主)ですので、作業中は在宅していなくてはならない場合がほとんどです。

どこで見つける? 片付けのプロ

整理収納アドバイザーに依頼したい、ライフオーガナイザーに依頼したい……と作業を依頼したいプロの方の資格が決まっている場合は、それぞれの資格を運営する協会ホームページからお近くのプロを探すのがスムーズです。

片付けのプロをいちから探して、依頼するのはちょっと面倒……という方は、「家事代行 整理収納 〇〇県(お住いの地域)」などと検索してみると良いでしょう。

家事代行業者は、依頼する際に会員登録や本人確認書類が必要なところがほとんどです。その手間暇も考えて早めに登録、依頼することをおすすめします。

依頼から当日までにやっておくと良いこと

整理収納ストレス度高いもの
ストレス度の高い場所を書き出してみましょう
整理収納作業 優先順位
作業してもらう場所に優先順位をつけておくと良いでしょう

作業の依頼が済んで、作業日が決まったら、作業に来てくれる方に以下のことをお伝えしておくと良いでしょう。

・どの場所を優先的に作業して欲しいのか
・その場所の広さ(大きさ)
・その場所の物量(大体で大丈夫です)

ストレス度の高い場所は、自ずと優先順位が上になります。依頼する時は、「どの場所」を「どのように整理してほしい」のかを「具体的に」伝えましょう。

よく目につく場所や使用する家族が多い場所などを依頼するのも、結果が目に見えやすくておすすめです。

やらなくても大丈夫なこと

片付けに行くと、自分で部屋を片付けた状態で出迎えてくださるお客さまが結構いらっしゃいます。

片付けのプロは片付けをしに行っているので、依頼主側が片付けて待っている必要はありません。

ありのままの普段の状態を知ることで、お客さまの苦手分野が見えてくることもあります。当日はいつもの状態で迎えましょう。

作業当日、準備しておくと良いもの

紙製の買い物袋

紙袋 ショッピングバッグ
中サイズ、横長の紙袋が一番使いやすいです

整理収納のプロは、ご依頼主のお宅にある収納用品などを活用して作業することがほとんどです。依頼主が新たに収納用品を買っておく必要はありません。

私がよくお客さまに準備しておくようにお願いするのが、紙製の紙袋です。ものを仕分けたり、収納棚を仕切ったり、仮の収納をするのに使い勝手が良いので、紙袋を活用するプロは多いと思います。ですので、作業前はできるだけ紙袋を捨てずに取っておくことをおすすめします。

一番使いやすいサイズは、洋服などを買う際にもらえる中くらいのサイズです。大きすぎたり、小さすぎる買い物袋は残念ながら出番は少ないです。

ウェットティッシュやゴミ袋

ゴミ袋、ウェットティッシュ、ビニル手袋
ゴミ袋やウェットティッシュ、ビニル手袋などもあると便利です

整理収納作業すると、棚や引き出しの中のものを一旦出すことが多くなります。ものを出した後の棚や引き出しをウェットティッシュや雑巾で拭いて、きれいにしてからものを収納することがほとんどです。

また、作業中に出る不要品も少なくありません。すぐに処分できるように、ゴミ袋は準備しておきましょう。

牛乳パック

牛乳パック 開いて仕切りに使用
牛乳パックは裏返せば「仕切り」としても使えて便利です

あると便利なのが、牛乳パックです。開いて内側をひっくり返せば、「仕切り」として使えます。

引き出しや、冷蔵庫などどこでも使えるので、取っておくと良いでしょう。

整理収納のプロに聞いておくと良いこと

プロの方は、作業しながら依頼主の普段の片付けの様子や不安な点などを伺うことが多いです。アドバイスを求められて嫌な思いをするプロはいません。

依頼主は、整理収納において苦手なことや不安に思うこと、作業後に自分できれいを保つポイントなどを聞いておくと良いでしょう。

オススメ! 整理収納サービス

ライフオーガナイザー®︎ 、整理収納アドバイザーに直接依頼する

ライフオーガナイザー®︎ 門傳奈々
いつでも相談できる気軽さと継続的なお付き合いができるのが個人に依頼する利点です

「整理収納の悩みをじっくりと聞いてほしい」「アフターフォローにも来て欲しい」という場合は、ライフオーガナイザー®︎ や整理収納アドバイザーなどの資格を持つ個人の方にお願いするのがおすすめです。この場合、依頼主の方も一緒に作業することが求められることが多いでしょう。

私個人の場合ですと、ヒアリング(30分から1時間)と作業(ご依頼主さまと一緒に作業します)の合計3時間で15,000円(税込)にて承っています。

この金額は個人によって異なりますが、1時間5,000円くらいが相場といえるでしょう。

暮らしにもっと「いいネ!」を。
東京 お片づけ・整理収納 ライフオーガナイザー®︎ 門傳(もんでん)奈々 
https://ameblo.jp/yurumama-ideas/

家事代行業者に依頼する

「とにかく早くきれいにしたい」「(来客、引越しなど)片付けの期限が決まっている」「一度代行業者を試してみたい」という方におすすめなのが家事代行業者です。

カジタク

カジタクロゴ
出典: https://www.kajitaku.com
イオングループの家事代行業者です。整理収納関連の資格を持ったスタッフが来てくれます。
4時間19,800円(税別)

タスカジ

出典: https://taskaji.jp
整理収納関連の資格を持ったスタッフが来てくれます。
業界最安値の1時間1500円(税込)〜という低価格も魅力。
最低3時間から利用可能です。

ニチイライフ

出典: https://www.nichiiweb.jp
提供エリアが広いのが魅力のニチイライフ。
ニチイライフ独自の研修を受けたスタッフが来てくれます。
1回1時間5,500円(税込)から依頼できるのも魅力です。
(地域によって価格は異なります)

まとめ

片付けを頑張ってもいまいち片付かない。片付いてもリバウンドしてしまう……。そんな方には一度プロの手を借りることをおすすめします。

一度プロ目線でお部屋を片付けてもらうと、お部屋がきれいになります。それだけではなく、効率の良い片づけ方をプロから教えてもらえることもできます。

ご自分の希望に合った片付けのプロに依頼して、片付けのストレスを軽くしてみませんか。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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