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2020年01月08日 19:30 更新

置きっぱなしを防ぐには? 散らかりがちな子どもの冬服収納

寒くなってくると、ジャンパーや手袋などが活躍しますが、その収納場所に困ることはありませんか? ついついリビングのイスにジャンパーを掛けたり、部屋の一角に重なっていたり……。子どもに何回も注意するのもうんざりですよね。そんな冬服や冬アイテムの収納についてお伝えします。

こんにちは、マスターライフオーガナイザー®︎のはやさかひろみです。

寒い季節になってくると、ジャンパーや帽子、手袋などが置きっぱなしでなんだか片づかない……ということはありませんか?

特にお子さんのいるお宅では、何度片づけても玄関まわりやリビングなどにジャンパーや帽子などが散らかってしまって困っている、という話もよく耳にします。親が頑張って片づけても、次の日にはまた散らかる……そんな毎日のことですから、何とかしたいものですよね。

今回は散らかりがちな「子どもの冬アイテム」をスッキリ使いやすく収納する方法についてお伝えします。

冬アイテムの収納場所は?

Lazy dummy

ジャンパー、帽子、手袋、マフラーやネックウォーマー、耳あてなどの防寒アイテム。その中には、毎日使うものとそうでないもの、学校に行くとき用と習い事用など、頻度や用途が違うものもあるかもしれません。

もしそうであれば、まずは用途別、頻度別にグループ分けして収納してみてはいかがでしょうか。

収納する場所は、玄関? リビング? 子供部屋? 玄関付近に収納している方も多いようですが、使いやすい収納場所はその人の使いかたによって違ってきます。

オススメなのは「使う人の動線上」。

「朝出かけるとき、どんな順番で支度をしていつジャンパーを着るのか?」「帰ってきたら、どこで荷物を置いてジャンパーを脱ぐのか?」などを観察してみて、いちばん使いやすい場所を見つけてあげてください。

今、脱ぎっぱなしにしてしまう場所や置きっぱなしにしてしまう場所があったら、そこが使いやすい収納場所かもしれませんよ。

楽にできる収納方法を選ぼう

Lazy dummy

ジャンパーなら、コート掛けにかける、フックにかける、ハンガーにかける、カゴに入れる……などさまざまな収納方法があります。どの収納方法にしようか迷ったら、「楽にできる」方法からはじめてみましょう。

たとえば、お子さんが「ただいま~」と帰宅して、「ジャンパーを脱ぎ、ハンガーを取ってジャンパーをキレイにかけてハンガーを戻す」という一連の動作を毎日きちんと行うのは、ちょっとハードルが高いかもしれません。

脱ぎっぱなしになってしまうのは、元に戻すのが面倒だから。面倒にならないくらい楽にできる方法にするのがポイントです。

たとえば、「ポイッと入れるだけ」などに変えてみるだけで、脱ぎっぱなしにならず定位置に戻しやすくなります。

コート掛けには「今使うもの」だけ

Lazy dummy

コート掛けがあるお宅でよく見かけるのが、ジャンパーなどがどんどん重なって山のようになってしまっている状態。一旦全部取り出して見てみると、下の方にかかっていたものはサイズアウトになっていた、なんていうことも少なくありません。

これは「ジャンパー類は、コート掛けにとりあえず掛けてある」だけの状態。コート掛けにはたくさんジャンパー類がかかっているのに、今日着たコートは掛ける場所がなくて椅子の背もたれに……となってしまっていたら、本末転倒です。

コート掛けが山のようになっていたら、一旦全て取り外して見ましょう。そして、よく着ている、普段着ているジャンパー類だけを戻します。

コート掛けの形状やフックの数にもよりますが、ご家族のものを一緒に掛けているなら一人一アイテムまで、などと数を決めてもいいかもしれません。

ジャンパーを着て出かけているときはコート掛けが空になるようにしておけば、帰宅して掛ける場所がないとモヤモヤすることもなくなるはずです。

ジャンパー&冬小物の収納実例

わが家では、ジャンパーは子供部屋のカラーボックス横に100均一で購入したフックをつけて引っ掛け収納をしています。

フックはそのままだとズレて動いてしまうこともあるので、マスキングテープで固定しています。

100均のフックをカラーボックス横に取付
出典: https://hiromi-hayasaka.jp

ジャンパーは掛けておく場所があるけれど、帽子、手袋、マフラーやネックウォーマー、耳あてなどの小物類はどうしたらいいでしょうか。

小物類も、よく使うもの1種類につきひとつに絞ります。帽子が何個も入っている……などとなると、せっかく収納場所を決めても出し入れしにくくなってしまうからです。

わが家では、ジャンパー掛けの隣に軽い入れ物を引っ掛けて、小物類はそこに入れることにしています。たくさん入れてしまわないよう、小さめの入れ物なのもポイント。

開口部が広いので一目で何が入っているかわかり、出し入れも楽ちんです。子どもに「取って~」と言われなくて済みます(笑)。

軽い入れ物をフックにかけて小物アイテム収納に
出典: https://hiromi-hayasaka.jp
子供の冬アイテムはカゴとフックで収納
出典: https://hiromi-hayasaka.jp

ちなみに中学生の長男のジャンパーは大人サイズのため、上記のようなフックの位置では大きくて床に引きずってしまうこともあり、なかなかいい場所が見つかりませんでした。かといって、クローゼットの中のハンガーに掛けておくのは毎日続きません。

少し高い場所にフックがあれば……そう思って、クローゼットなどのドアにつけられるドアフックを購入して使っています。

ドアフック グレー NDH-01GY
¥ 1,100 (2020/01/08時点)

クローゼットやドアなどの面につけられるベルトに、フックがついています。フックの位置が自由に移動できるので、使いかたに合わせて自分好みの高さにできるんです。

身長に合わせて変えられますし、自立タイプのコート掛けやハンガーラックを置くスペースがない、という方にもおすすめです。

ドアフックをクローゼットに
出典: https://hiromi-hayasaka.jp
ドアフックをクローゼットに
出典: https://hiromi-hayasaka.jp

まとめ

寒い時期は家で過ごす時間も長くなります。あたたかくするためのアイテムが増えて雑多になりがちですが、だからといって散らかったままで過ごすのではなく、スッキリ気持ちのいい部屋で心もあたたかく過ごしたいですね。記事を参考に、ぜひ整えてみてくださいね。

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  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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