メンテや置く場所に困っていたら見直そう! キッチン家電代用アイデア5選
タイマーや自動機能などがついた、便利なキッチン家電は忙しいママの大切なパートナー。ですが、設置場所やお手入れの頻度が、逆に悩みの種になってしまうことも。その家電、もしかして「代用」できるかも!? 今回は代用で、キッチンスッキリ、お手入れラクチンになった我が家の事例をご紹介します。
※記事内の商品を購入した場合、売上の一部がマイナビウーマンに還元されることがあります。
こんにちは。ライフオーガナイザー®︎のうめだあさみです。
便利な最新キッチン家電は魅力的。新商品が発売されるたび、ついつい飛びつきたくなってしまいます。ですが、置き場には限りがあるもの。また、モノを所有するには掃除やメンテナンスなどのお手入れもつきものです。
ラクになるために購入したはずのモノで
・キッチンが溢れて、調理の邪魔になる!
・メンテナンスが面倒で使いこなせない!
なんてもったいないと思いませんか?
「そんなことを言ったって、これまで恩恵を受けていたキッチン家電。手放せば不便になるだけ!」と思う方もいらっしゃるかもしれません。筆者もその一人でした。ですが、必要不可欠と思っていた家電、実は代用できる場合も。
夫、小4・小2・年長の3姉妹と、基本ズボラで面倒くさがりの筆者の5人暮らし。目の離せない乳児期も過ぎた我が家が、手放しても大丈夫・代用可能だったキッチン家電についてご紹介します。
炊飯器から電気不要の土鍋へ
炊飯器は、便利なキッチン家電の代表格! フルタイム勤務時代、炊飯器のタイマー機能は大活躍。出勤前のタイマーセットで、ご飯の準備は万全。帰宅後は、すぐにおかずの調理に取りかかることができ、欠かせない相棒のひとつでした。
しかし、【炊飯時に熱い蒸気が出る】【大きく場所を取る】ということで、炊飯器は置き場所に悩む! キッチン背後にある腰高の狭いカウンターの大部分を占拠し、食器をチョイ置きするスペースすらありません。
そして、弊害はそれだけではありませんでした。お手伝いに関心が出てきた娘。「ご飯をよそってあげる!」とやる気十分・笑顔で宣言するも、腰高のカウンターの上、かつ高さのある炊飯器には届きません。
狭いキッチンに踏み台を持ち込んでのお手伝いは、うれしく思う反面、調理の佳境を迎えるバタバタの狭いキッチンでヒヤヒヤ・モヤモヤしたことも。
ある時炊飯器が壊れたのをきっかけに、気になっていた土鍋炊飯に挑戦。意外と簡単な上、家族から「(炊飯器で炊くよりも土鍋ご飯の方が)おいしい」との意見が!
【続けられなければ炊飯器を購入すればいい】と、ゆる~く始めた土鍋生活は早4年。
その間、
・筆者の仕事の変化により、タイマー機能を使わなくなった。
・子どもたちの成長により、炊飯中の土鍋を見守る余裕ができた。
などの変化も手伝い、【炊飯器】の代わりに【土鍋】で炊くご飯がすっかり我が家の定番です。
コンセントに繋がっていない土鍋は移動可能。他の鍋と同様、使用後は片付ければ、カウンターもスッキリです。
子どもがお手伝いしてくれるときには、土鍋をリビング側カウンターやダイニングテーブルへ移動。手伝いをリビング側で行うことができるので、踏み台をキッチン内に持ち込む必要ナシ。狭いキッチンに人が溢れることもありません。
また、先日の台風による停電でも土鍋炊飯は大活躍! 停電でもご飯を炊くことができたことは、心理的にも余裕ができました。
保温機能のある電気ポットから電気ケトルへ
水を入れておくだけで、沸騰から保温までしてくれる電気ポット。ミルクや離乳食、消毒のたびにお湯が必要だった乳児期には重宝したアイテムです。
ですが炊飯器同様、大きな電気ポットはキッチンカウンターを占領。その上、定期的なカルキ洗浄を怠ってしまうと、ポット内に白い塊が……。便利を手に入れる反面、デメリットも生じていました。
離乳期を過ぎた現在、電気ポットの代用品にティファールの電気ケトルを採用! コンパクトな電気ケトルは、狭いカウンターでも邪魔になりません。
以前はこのカウンターが、炊飯器と電気ポットだけでいっぱいでした。
子どもの成長に伴い、熱湯を使用するのは朝晩のコーヒータイム程度。1分1秒を争う乳児期と違い、その都度沸かせばOKな今の我が家には電気ケトルがベストです。
スイッチ1つでお湯を沸かすことができ、お手軽かつコンパクト。その上、お手入れも簡単な電気ケトルのおかげで、電気ポットを手放すことができました。
電気ケトルで足りない場合は、ミルクパンも使えば問題ありません。
オーブントースターの代わりにグリル・オーブンレンジ
オーブントースターの代用はコンロについている魚焼きグリルで。直火で焼くトーストはカリッとしていて、オーブントースターと同様、おいしくいただけます。
ひと時も目を離せない乳幼児期を卒業した我が家は
・裏返す手間がある(両面焼きの場合は問題ナシ!)
・タイマーをセットできない
というデメリットも問題ありません。
オーブントースターと違い使用後の洗浄はお手軽・簡単。設置場所も取らない。油落ちが気になる揚げ物の温め直しにも大活躍。魚焼きグリルの勝利です。
また、我が家のオーブンレンジにはトースト機能も。オーブントレイを用意する手間があるため、平日の1人ランチなどのんびりした時間帯にはオーブンレンジも活用します。スチーム機能搭載で、グリルと違うおいしさを味わうことができます。
最近のオーブンレンジにはさまざまな機能がついている場合もありますので、ご自宅のオーブンレンジの機能を確認してみてもいいかもしれません。
キッチンタイマーとして手元の携帯電話が大活躍
冷蔵庫の扉にキッチンタイマーがついているのは、日常の風景でした。ですが油汚れの多いキッチン。小さなタイマーでもべたつきからは逃れられません。
そこでキッチンタイマーの代わりに、携帯電話を活用することに。
ネットでレシピ検索をすることもあり、調理中も手元にあることが多いiPhone。AIアシスタントを活用し「タイマー5分」と伝えるだけでOKです。
わざわざいくつものボタンを押す手間もなくなり、押し間違え・押し忘れなどの間違いで焦ることもなくなりました。べたつく油汚れともサヨナラ・冷蔵庫のドアもスッキリです。10数年前にはなかったこと。これもライフスタイルの変化ですね。
ミキサーがなくてもスムージーは飲める!
新鮮な果物や野菜を使い、毎朝おいしいスムージーを飲む。そんな丁寧な生活にあこがれ、ミキサーを購入した経験も。
満足したのもつかの間、味のマンネリ化・場所を取る・お手入れに手間がかかる……、でいつの間にやら使用頻度が低下し、キッチン戸棚の奥を占拠していました。
でも、たまにはスムージーが飲みたい! そこで考えたのは「わざわざ自宅で作らなくてもいい」という究極のズボラ策(笑)。
最近は、さまざまな味の粉末タイプのスムージーが販売され、インターネットで手軽に手に入ります。アサイーやココナッツなど、自宅では作ることができないフレーバーもたくさん。毎回違う味で飽きっぽい子どもたちも満足! もちろん洗浄の手間も、置き場に悩まされることもありません。
スムージーを外注することで、ミキサーを手放して数年。今のところなくても大きな問題はありません。
まとめ
目の離せない小さなお子様やお仕事をお持ちの忙しいママには、【便利】は大切なキーワード。高性能かつ、オシャレな商品がたくさん並ぶ家電量販店は見て回るだけでも楽しく、便利な機能についついお財布のヒモが緩んでしまいそうになることも。
ですが、キッチン家電は便利な反面、デメリットが生じるのも事実。たくさんの【便利】が溢れる現代。代用も考慮しながら、ライフスタイルに合わせたモノ選びで、ママにとって居心地のいいキッチンにしてくださいね。
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