ポイントをおさえてスッキリ快適に! 専門家が教える外遊びグッズの収納
お子さんの外遊びグッズをどのように収納していますか? 玄関の限られたスペースにあれこれおくと散らかった印象になりますよね。スッキリ見えて使いやすい外遊びグッズの収納ポイントと事例をご紹介します。
こんにちは。鎌倉のライフオーガナイザー®むかいはらゆかです。
玄関は家の顔。いつもきれいにしておきたいですよね。だけど子育て中のご家庭の玄関は、きれいをキープするのはなかなか大変です。靴だけでなく、お砂場セットやボールなどの外遊びグッズ ・ベビーカーなど使うものが多く、限られた空間は大混雑になりがちです。
そこで今回は、スッキリ快適な玄関にするための、外遊びグッズの収納のポイントと事例をご紹介したいと思います。
外遊びグッズ収納がうまくいくポイント3つ
外遊びグッズの収納で、おさえておきたいポイントは3つあります。
●子どもが出し入れしやすい高さ
●子どもができる簡単な方法
●玄関なので見ためにも気を配る
ひとつずつ説明していきますね。
子どもが出し入れしやすい高さ
外遊びグッズを使うのは、主に子どもなので、子どもが自分で出し入れできることが大切です。自分でできるようになってくれるとママが楽ですし、子どもの成長と自立にもつながります。手の届く高さにフックを付けるなど、子どもができる方法を取り入れましょう。
子どもができる簡単な方法
子どもができる簡単な収納方法として、箱やトレーにぽいぽい入れる、並べておく、バッグに入れてかける、などがあります。ボックスは大きめを用意すると入れやすいですね。ボックスに入れるまではお子さんの役目、棚に戻すのはお母さんの役目、と役割分担をすると、子どもも喜んで片づけてくれるかも! アクション数をなるべく減らしたり、かわいいボックスを用意したりして、子どもが楽しくできるように工夫してみてください。
玄関なので見ためにも気を配る
使いやすさを重視してグッズを出しっぱなしにしていませんか? 便利かもしれませんが、やはり玄関は家の顔なので、見た目にも気を配りたいものです。収納をフル活用して、しまえるものはしまいましょう。出しておくなら、容器の色や素材などを揃えると、スッキリ見えて印象がよくなりますよ。
外遊びグッズの収納事例
①子どもの手の届く高さがポイント! 引っ掛け収納
上の写真は、玄関横のシュークローク(靴を履いたまま入れる小さなクローゼット)です。
壁に取り付けられたハンガーバーにS字フックをかけて、ボールやバドミントンのラケットを入れたバッグをかけています。バーの高さは大人の腰くらい。これなら小さなお子さんでも手が届くので、自分で出すことができますね。バッグを使うと、いろんなカタチのグッズでも入れられるので便利です。
上の写真はわが家の事例です。玄関ドア横に小さな飾り棚があり、その下にヒートンをつけて、ボールを入れたバッグをかけています。取り出しやすい高さだけでなく見ためにも配慮して、他の小物となじむ色合いのバッグに入れました。
②中はざっくりでOK! ボックス収納
ボックスを使えば、中はザックリ、しまえばスッキリと収納できます。”ぽいぽい投げ込み”だけならお子さんも喜んでしまってくれそうですよね。
上の写真の例では、ボックスに縄跳びやシャボン玉、外で使う黒板のチョークなどを入れています。このようにジャンル別に分けられているとわかりやすく、このまま持ち出すこともできて便利ですよね。
このボックスは、シュークロークの棚に置かれています(下の写真参照)。
こちらはお客様の事例ですが、お子さんにはまだ出し入れさせないので、あえて高い位置に置いています。お子さんが自由に出し入れしてよければ、手の届く高さに置くといいですね。ロールスクリーンを閉めておけば、見えずにスッキリします。
もうひとつ、ボックスではないのですが、「ぽいぽい投げ込み収納」の事例をご紹介します。
上の写真は、玄関の外の大きめの植木鉢に、お砂場グッズを入れている例です。これなら汚れも気にならずにザクザク入れられて、お子さんもお母さんも楽ですね。
シュークロークがなくても、備え付けの下足入れを靴以外の収納に利用することができます。
たとえば上の写真のように、サッカーボールをボックスに入れて、靴箱の棚にしまっておくこともできます。メンテナンス用品を一緒に入れておけばわかりやすいですね(下の写真参照)。
③並べて"見せる"収納
外遊びグッズをあえて並べて"見せて"しまうのもひとつの手です。
上の写真ではガーデニング用の棚やカゴを使って、グッズを並べています。ポイントとなる色を絞るとスッキリ見えますよ。
この場合は青色をメインカラーにしているので、他のカラフルなおもちゃが程よいアクセントになっています。
まとめ
玄関に外遊びグッズを収納するポイントと方法を、事例を見ながらご紹介してきました。お子さんの成長に合わせて使うグッズも使いやすい方法も変わってきます。いまの暮らしにあった使いやすい収納方法を見つけて、ママも子どもも快適な玄関を目指してみてくださいね。ご参考になればうれしいです。