サイズアウトした子ども服はスピーディに整理! 4児のママが教える管理収納法
サイズアウトした子ども服って、意外と邪魔で溜まりがちではないでしょうか? しっかりと管理して、タイミングよく手放す仕組みが出来上がれば、衣替えもグっと楽になるはず! サイズアウトした洋服をスピーディに手放せる3つのステップをご紹介します。
こんにちは。4人の子どもと暮らすライフオーガナイザーの中矢くみこです。
季節の変わり目に、子どもが成長した証として残る、サイズアウトした洋服。「もう来年は着られなさそうだなぁ」と成長を思い浮かべる時間は母としてはうれしい半面、「どのように手放そうかな」と考えるのは、正直面倒だったりします。
面倒だからこそ、楽に、スピーディにサイズアウトした洋服を整理する仕組みが大切! 今回は、その仕組みの作り方について紹介いたします。
【STEP1】専用のボックスを作る
サイズアウトした洋服は、行き先がいくつかに分かれますよね。
例えば……
「資源ごみとして出す」「リサイクルに出す」「リユースする」など。
また、リユースの仕方にも「ショップに持ち込む」「フリマサイトで販売」「バザーに出す」「お下がりとして残す」など、今は選択肢も多岐に渡ります。
そこで、あらかじめ手放す先ごとに専用ボックスを作っておくと、手放すときのスムーズさに繋がるんです。
ボックスを用意する時のポイント
①まずは自分に合った手放し先を考える
まずは、サイズアウトした洋服を、普段どのように手放しているか考えてみてください。何気なくサイズアウトした洋服をざっくりひとまとめにするのではなく、普段の手放し方に合わせて、ボックスの数を決めていきます。
わが家の場合は、この3つが手放しやすい分け方です。
①お下がりになるもの
②リユースするもの
③資源ゴミとして出すもの
実は「②リユースするもの」の中には、「バザーに出すもの」「フリマサイトで販売するもの」「知人にあげるもの」の3種類の手放し方が混ざっています。
これは「もし知人が必要なかったら、フリマアプリで販売してみようかな?」とか「フリマアプリで売れなかったら、バザーに出そうかな?」など、リユースの仕方に迷うこともあるからなんです。
なので、サイズアウトしたタイミングで「どのボックスに入れようかな?」と迷わないように、私の場合はリユースするものはひとまとめに保管するのが楽です。
ボックスの数を2~3つに絞っているのは、それ以外にも理由があります。ボックスが増えると、それだけ収納スペースも必要になってしまうからです。
とはいえ、その後の手放しやすさも考えて、基本的には「1つのボックスには1つの手放し先」で分けることをオススメします。
ちなみに、わが家では「資源ゴミとして出すもの」は玄関収納に置いています。その他の資源ごみも玄関にあるので、一緒に管理した方が忘れにくい、という理由です。
②ボックスはサッと入れられるものを!
一時置きボックスとして選ぶ収納用品も大切です。わが家では「IKEA」SKUBBを使っているのですが、便利に感じる点はこの3つ。
・上がオープンなので放り込むだけで良い
・ある程度の大きさなので中の洋服が溢れにくい
・持ち手が付いていて、出し入れがしやすい
基本的には、手放すものなので、ずーっと置いておくものでもないですよね。なのでフタがないタイプでも、全く問題ありません。埃が溜まるほど手放せないようなら、「別の手放し方を検討する必要があるかも?」と自分にあった手放し方を見直すきっかけにもなるかもしれません。
ボックスを用意したら、そのボックスを収納する場所が必要になりますよね。ということで、スピーディに手放すための【STEP2】は収納場所の確保です。
【STEP2】一時置きする収納場所を確保
必要なボックスの数が決まったら、今度はそのボックスを収納する場所を確保します。
わが家では、クローゼットの上の棚の一部に、一時保管ボックスを置いています。
いまではクローゼット収納の定番のひとつとも言える「IKEA」SKUBB。持ち手が下のほうまであるので、身長が154cmの私でも上げ下ろししやすく納得の使い心地です。
スピーディに整理するポイントは「位置関係」
一時保管ボックスを収納する場所で大切なのは、子ども服をしまっている場所との位置関係。目安は「できるだけ近くに!」です。
収納場所が遠いと、そこまで持って行くのが面倒だったり、ついつい後回しにしてしまう、なんていうことも……。近くに一時置きスペースがあることで、「ちょこちょこ整理」ができたり、気が付いたときに「ついでに整理」できたりする便利さがあるんですよ。
【STEP3】見直す期限をボックスごとに決めて書いておく!
ステップの3つ目は、サイズアウトした洋服を見直す期限を決めてあげること。期限を決めておくことで、サイズアウトした洋服を活用しやすくなります。
お下がりの場合は、年齢差があることもあり、数年間そのまま! という状況になりますよね。ボックスの中のものをしっかり覚えておける方以外は、何センチの洋服を保管しているのかを書いておきましょう。
「うっかり忘れていて、いつのまにか、下の子も着れなくなってた!」ということが起きては、せっかく保管していたのも無駄になってしまいますもんね。
さらに、サイズごとに保存袋などにいれて分けておくと、必要なサイズをさっと出すことができます。もちろん、サイズごとにわけた袋に〇cmと書いておくこともお忘れなく!
バザーに出すなら、年に1回は定期的に手放す機会が来るので必然的に見直す機会がきますが、リユースするためにショップに持ち込むものは、自分で期限を決める必要があります。
半年に一度、1年に一度、具体的に〇月に持って行こう、と決めたほうが忘れずに手放せるなら、ボックスにも「〇月にチェック」などと、付箋やマステに具体的に明記して貼っておくと忘れにくいですよ。
「ボックスがいっぱいになるまで溜めても良いかな」と思われるなら、ボックスが8分目までいっぱいになったらまとめて持っていくなど、具体的に決めてボックスに書いておきましょう。
まとめ
子どもが成長するたびに、サイズアウトした洋服は出てきます。期間にすると10年以上もサイズアウトした洋服と付き合っていかなくてはいけません。たかが「サイズアウトした洋服」と言わずに、一度、扱い方を考えてみませんか?
次の行き先へ渡しやすいように、しっかりと管理できる仕組みがあれば、意外と長期にわたる「サイズアウトした洋服との付き合い」も楽にできるのではないでしょうか?
結果的に、タンスの中も整理されて、サイズアウトした洋服と普段の洋服が混ざって、タンスの中がパンパン! なんていうこともなくなりますよ。