ダイソーのタイルシール | 3Dタイルステッカーで簡単リメイク
お手軽にイメージチェンジができるリメイクシートをはじめ、100円ショップには水周りの雰囲気も簡単に変えられる「タイルシート」も豊富な種類があります。今回はそんなタイルシートを使って、トイレの手洗いシンク周りをイメチェンしてみました。また、元に戻したい! そんなときのタイルシートを剥がすコツも一緒にお伝えします。
ご覧いただきありがとうございます。南の島でお片づけ 沖縄・宮古島の整理収納アドバイザー川根礼子です。
少しマンネリ化してきたインテリアの雰囲気を変えたいときは、ペタッと貼るだけで簡単にDIY(したように見せることが)できるリメイクシートやタイルシートが便利です。
シートを貼ることでお部屋のイメージが明るくなったり、さらに水周りだとお掃除も簡単になる場合もあり、何よりお気に入りの空間に仕上がるのがうれしいですよね。
特に水周りでは「タイル」のシートがオススメ!
100円ショップにはさまざまなテイストのタイルシートがあり、低コストで簡単におしゃれな雰囲気に仕上げることができます。
今回は我が家での例を参考に、タイルシートを使ったリメイクアイディアをご紹介。さらに元に戻したいとき、タイルシートを剥がすコツもご紹介いたします。
ぷっくり可愛い! ダイソーの「3Dタイルステッカー」
100円ショップには、さまざまなタイルのシートがありますが、中でも本物のタイルのような仕上がりになるダイソーの「3Dタイルステッカー」は、水回りに特にオススメです。
我が家のトイレの手洗いシンク周りをイメージチェンジするのに使ったのは、上画像のモザイクタイルの3Dタイルステッカー。
ぷっくりとしていてツヤツヤのタイルは、3Dという名前の通り立体感があり、本物のタイルのように見え、パッと見ではシート状になっているとは思えないくらいのクオリティです。
大きさは21cm×12cmのシート1枚入り。(モザイクタイルが10個×6個並んでいます)
材質は塩化ビニール樹脂となっており、水にも強い素材です。
色は
①ブルーベースに紫が少し入った「パープル」(画像のもの)
②さまざまなトーンのブルーとグリーンが混じった「ブルー×グリーン」
③白がメインで、グレーから黒のタイルが混じった「ブラック×ホワイト」
④グレーと茶系のトーンのタイルが混じり、優しい雰囲気の「グレー」
の4種類があります。
どのタイルも光沢感があり、チープさを感じない作りに感激しました♪
【Before】トイレ手洗いシンク
こちらがイメチェンする前のトイレの手洗いシンクです。
建築時は壁面にモザイクタイルを貼るのが夢だったのですが、諸事情により普通の白い10cm角タイルに落ち着きました。
これはこれでシンプルでいいのですが、少しマンネリ化した時に見つけたダイソーの3Dタイルステッカー。
では早速、イメージチェンジしたAfterです。
【After】トイレ手洗いシンク
手洗いシンク周りの壁面に、半分にカットした大きさの3Dタイルステッカーをグルッと貼ってみました。
シート状のタイルステッカーなので、カットもハサミで簡単!
シートをそのまま貼っていけばガラッと大きくイメージチェンジできますし、こんな風にカットして少しだけ雰囲気を変えるのも自由自在です。
また、タイル1〜2列の細さでカットして鏡枠周りに貼り付けたり、ボックスに貼ったりと、小物をリメイクするのも素敵ですね。
貼り方と継ぎ目を目立たなくするコツ
【貼り方】
①貼りたい場所のホコリをはらい、拭き掃除をしておく(良く乾かしてくださいね)
②貼る前にイメージしながら仮で置いてみる
③表の透明フィルムをはがす
④必要に応じてカットする
④裏のフィルムをはがして、ゆっくり真っすぐになるように貼る
(下に合わせながらはるときれいにはれます)
歪んでしまった場合はすぐに剥がせば大丈夫ですが、シートに多少シワが入ることがあります。できれば剥がすことがないように、慎重に真っすぐ貼るのがベスト!
また、継ぎ目を目立たなくするコツとして、目地が均等の幅になるようにしましょう。シートとシートを隣り合わせに貼るときは、目地になる白い隙間を少し重ねるように貼ります。
カットする際もタイルギリギリの部分をカットして、目地幅が均等になるように貼っていくと、継ぎ目が目立ちにくくなりますよ。
いざ貼ってみると、キラキラしたタイルで華やかな雰囲気のシンク周りになりました。
使ったステッカーは約6、7枚ほど。所用時間は子どもと一緒に楽しみながらやっても15分くらいでしょうか?
あっという間に憧れのモザイクタイルのシンク周りになり、大満足の仕上がりになりました♪
3Dタイルステッカーを剥がすときの注意点
簡単にできるダイソー・3Dタイルステッカーのモザイクタイルの仕上がりに大満足でしたが、寒い時期になると華やかで涼しげな雰囲気に少し違和感を覚えるように……。
シート状タイルなので簡単に剥がせるかと思いきや、思いのほか苦戦してしまいました。
ベリッと剥がすときも案外力が必要で、力任せで剥がそうとしてもなかなか取れないところも……。
それだけしっかりと接着していたということは、貼っている間に関しては頼もしい限りなのですが、元に戻そうとしたときに大変!
そこでドライヤーを使ってみることに。
剥がすときはドライヤーとシールはがしスプレーの併せ技で!
ドライヤーの熱をあてて接着糊をゆるめ、剥がしやすくする作戦です。
熱くなり過ぎないように注意しながら進めていくと、スルリと剥がれるまではいきませんが、前よりずいぶん剥がしやすくなりました。
ドライヤーを使ってタイルステッカーを剥がし終えると、糊がタイルにこびりついてベタベタしているところや、水跳ねがひどい所はステッカーを剥がした所にカビのような汚れも……。
そこでシール剥がしスプレーを使って、ウエスでゴシゴシ落としその後水拭きと乾拭き。カビもきれいに落として、アルコールスプレーで拭きあげて……と、剥がすのに想像以上に手間取ってしまったタイルステッカーでした。
なお、こちらの3Dタイルステッカーは『陶磁器製のタイル以外は使用しないでください』との注意書きがあります。
粘着力があるのでタイルでも剥がすのに一苦労してしまいます。
万が一モルタル壁や壁紙に貼りたい場合は、この粘着力を考えると元に戻すのが難しくなりますので、
・下地にマスキングテープを貼りその上からタイルステッカーを貼る
・原状復帰しなくてもいい場所かどうか
・そのタイルの雰囲気を長い間楽しめるかどうか
タイルステッカーを貼って後悔しない為にも、以上の3点に気を付けて貼り始めることをおススメします。
まとめ
今回は、我が家で簡単イメチェンしたダイソーの3Dタイルステッカーをご紹介いたしました。
憧れのモザイクタイル仕上げが簡単にでき、仕上がりも大満足♪ ぷっくりしてキラキラがとっても可愛いタイルなのですが、元に戻すときはちょっと手間がかかります。
タイルステッカーを貼る場所の材質チェック、そしてどれくらいの期間貼っておくつもりなのか、賃貸の場合は元に戻さなければならない場所なのかも含めてリメイクを検討するといいかと思います。
我が家の例を少しでも参考にして、失敗しないようにしてくださいね!