コストコの定番「ヨシダソース」は万能調味料! 活用レシピを紹介
コストコで有名なヨシダソースって? どんな味でどんな使い方ができるのでしょうか。今回は万能調味料という呼び声も高いヨシダソースの特徴や味、活用レシピをご紹介します。
こんにちは♪ コストコには月に1~2回行ってパトロールしているキャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
コストコにはたくさんの調味料やソースが取り扱われていますが、その中でも特に有名なのが「ヨシダソース」。入れ替わりの激しいコストコであっても、通年販売されている人気商品ですが、いったいどんなソースなのでしょうか。
「アメリカ生まれの日本の味」として、今では世界各地で愛されるヨシダソースの魅力や活用レシピも含めて、今回はレビューしていきます!
コストコ「ヨシダソース」の特徴
こちらが通称「ヨシダソース」と呼ばれる、「グルメのたれ」。コストコでは調味料やソース類のコーナーにあります。ヨシダ? グルメのたれ? なんだか思いっきり和風な響きですが、こちらはアメリカ生まれの商品です。全体の雰囲気は確かに日本には馴染みのないようなボトルとサイズ。どんなものだろう? とちょっと不思議ですよね。
実はこの商品を作りだしたのは、京都生まれの日本人である吉田潤喜氏。19歳の時に単身アメリカに行き空手家として活動していましたが、焼肉屋を営む実家の秘伝自家製のソースを作ってプレゼントしたら、好評だったことから商品化して大成功! アメリカンドリームを実現させた実業家としてアメリカではとっても有名人に。私も初めて知ったのは、アメリカで成功した日本人を紹介する番組でした。今は日本各地で講演をしているそうですね。
「グルメのたれ」という名前からは、一体どんなソースなのかイマイチ想像できませんよね。説明を読むと、どうやら醤油ベースのたれで、お肉の味付けや料理の隠し味として使えるのかな? ということがわかります。
ヨシダソースの商品情報
■原材料名:醤油(小麦、大豆、塩)、砂糖、高果糖コーンシロップ、みりん、にんにく、香辛料、増粘剤(加工デンプン)、酸味料
■内容量:1,360g
■価格:718円(税込) 100g当たり約52.8円
■賞味期限:購入日より1年以上ありました
■保存方法:冷暗所保存、開封後要冷蔵(10℃以下)
■製造者:ヨシダフーズ・インターナショナル
ソースやタレというと、いろいろな材料が配合されているイメージですが、グルメのたれはかなりシンプル。甘辛な味付けをするときに使う、日本では馴染みのあるものばかりです。
コストコに陳列されていると感覚がマヒしてしまいますが、このボトルは1kg越えの1,360gなので、一般的な焼き肉のたれなどが数本分になります。言わば業務用サイズ! 100g当たりの価格を考えると、使い方にもよりますがかなり安めのたれではないでしょうか。
コストコ「ヨシダソース」の味
原材料で、何となくどんな味なのか想像ができますが、やはり配合の割合や、加工の方法で味は大きく変わります。まずは、このたれをストレートに味見してみてください。
一般的な焼き肉のたれとは違い、さらりとした感触。色は濃い目の醤油か、たまり醤油といった印象です。固形のものは特に見当たりません。
ちょっとなめてみると、まずくるのは甘味! 続いて煮詰めた醤油の濃さやコク、最後にピリリっとした胡椒か何かの香辛料のパンチがきます。これでおせんべいを焼いたらおいしそう……と想像してしまいました。
かなり甘さが前面にくる味です。みたらし団子のたれにスパイシーさを加えたような感じといったら伝わるでしょうか。焼き鳥のたれを想像してもかなり近いかもしれません。
日本ではこの「グルメのたれ」の他に「スパイシーグルメのたれ」「BBQソース」もあり、コストコでは3本セットになっている商品も販売されています。
●ヨシダソース公式サイト
https://yoshidasauce.co.jp/
こちらはヨシダソースの公式サイト。創業者の吉田潤喜氏のサクセスストーリーや、こだわりの原材料についてもっとわかりやすく紹介されています。
コストコ「ヨシダソース」の活用レシピ
グリルチキン
ヨシダソースは、和洋中のさまざまな料理の調味料として活用できます。アメリカではBBQのときの、肉の漬け込みソースとして広まりました。日本の家庭用としては、チキンをグリルで焼くときの味付けに使うのが手軽です。
【材料】
・鶏モモ肉…3枚
・グルメのたれ…大さじ2
・小麦粉…大さじ3
・ごま…大さじ2~3
【作り方】
①鶏モモ肉を食べやすい大きさにカットし、グルメのたれに漬け込む。
②小麦粉とごまを加えて混ぜ、グリルで焼く。
皮目を上にして焼くと、パリッとしておいしいです♪
野菜炒め
お肉の味付けだけでなく、野菜にも!
野菜は高温で手早く炒めて、水分が出ないようにすると味が薄まりません。甘い味付けになるので、塩・コショウなどで調整してください。仕上げにごま油を垂らすのがオススメです。
味付き卵
味付き卵っておいしいですよね! お弁当やおかずの1品に、作っておくと重宝します。
【材料】
・卵…4個
・グルメのたれ…50ml
・水…50ml
・しょうが…薄切り1枚
【作り方】
①卵が浸るくらいのお湯を沸かし、卵を静かに入れて8分加熱。すぐに冷水に取り、殻を剥く。
②容器に材料を入れて一晩漬ける。
半熟の作り方ですが、お好みで水から茹でる完熟卵でも。
キャベツ肉巻き
照り焼きにするにはぴったりのグルメのたれ。肉でも魚でも照り焼きの味付けが簡単にできます。今回はキャベツの肉巻きの味付けをしてみました。シャキシャキしたキャベツと甘辛な味付けが良く合います。
【材料 8本分】
・キャベツ…5~6枚
・豚薄切り肉…16枚
・塩、コショウ…適量
・小麦粉…大さじ2
・しょうが汁…小さじ1
・グルメのたれ…大さじ2
・水…大さじ2
【作り方】
①キャベツを粗めの千切りにし、さっと茹でる。
②薄切り肉を2枚並べて塩、コショウを振り、よく絞ったキャベツを乗せて巻く。
③小麦粉を薄くはたき、フライパンでこんがりと焼く。
④ある程度火が通ったら、グルメのたれ、水、しょうが汁を加えて煮からめる。
手羽元の唐揚げ
今度は手羽元を使った唐揚げです。少し焦げやすくなるので火加減に気を付けてじっくり火を通してください。からりと揚がった唐揚げは、香ばしさと旨みがジュワ~♪
【材料 4人分(12本)】
・手羽元…12本
・グルメのたれ…大さじ2
・しょうが…1片
・にんにく…1片
・片栗粉…大さじ3
・薄力粉…大さじ3
・揚げ油
【作り方】
①手羽元にフォークを数か所刺す。骨の脇に切り込みを入れておく。
②にんにくはスライス、しょうがはすりおろし、グルメのタレと一緒に手羽元に揉みこんでしばらく置く。
③片栗粉と薄力粉を混ぜて手羽元に加え、油でじっくり揚げる。
手羽元は火が通るまで時間がかかるので、切込みを入れておきましょう。
味が染み染み 冷しゃぶサラダ
グルメのたれは、その名の通り、たれを作るベースに使うとおいしいです。ナムルの和えるたれやドレッシング作りに使うと料理の幅もぐんと広がります。こちらは冷しゃぶをたれに漬け込んで、冷しゃぶに味付けをしてから野菜に乗せています。味の染み込んだお肉と一緒なので野菜がモリモリ食べられる1品となりました。
【漬けだれ 材料】
・グルメのたれ…大さじ3
・醤油…大さじ3
・ごま油…大さじ2
・酢…大さじ2
・ごま…大さじ1
・しょうが…1片
・大葉…5枚
・細ネギ…2本
【作り方】
①大葉は半分に切ってから千切りに、細ねぎは小口切り、しょうがはすりおろす。
②たれの材料を全部混ぜる。
③豚肉を茹でて冷水に取り、水をよく切ってから漬けだれに入れて混ぜる。
④レタス、ブロッコリースプラウトなどお好みの野菜を洗って切る。
⑤お皿に野菜を盛り付け、その上に漬けだれも一緒に冷しゃぶを乗せる。
●レシピ|ヨシダソースを使ったレシピをご紹介
https://yoshidasauce.co.jp/recipe/
他にも使い方はいろいろ。ヨシダソースのサイトではレシピも公開しています。使い方に迷った時は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コストコ「ヨシダソース」のちょっと残念なこと!
いろいろな料理に使えて、とっても便利な万能調味料という評判は確かにそうかも! そんなヨシダソースですが、使っていてちょっと残念なことが。
ひとつめは開封しにくい。過剰に親切な日本製品に慣れ親しんでいるので、開封しやすく切り込みやミシン線がないのがちょっと面倒。しっかりしていて手で引っ張っても破れません。
はさみで切れ目を入れたらすんなり。これだけの手間なので、気にしなくてもいいのですが……。
内蓋はすんなり剥がせます。大きな口です。
また、この口の大きさと形状がちょっと使いづらいんです。ひとつは、がぼっとたくさん出てしまいがちなこと。もうひとつは使い終わりがほぼ毎回垂れるんです……。これが地味にストレスで(苦笑)。拭き取ってから冷蔵庫に片付けても、時間差で後から垂れて冷蔵庫内まで汚してしまうことも多々あります。この口の形が改良されることを期待しています!
まとめ
通称ヨシダソースと呼ばれる「グルメのたれ」は甘みの強い醤油ベースのソースです。基本調味料として、肉を漬けたり、料理の味付けに使ったりと、使い方はさまざま。単独で使うとかなり甘みが強いので、他の調味料と合わせて使えば、バラエティ豊かにアレンジできます。焼き鳥のたれをちょっとスパイシーにした感じに近いですが、まだ味を知らない方は1度試してみてはどうでしょうか。