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2019年11月05日 16:30 更新

【キッチン収納】何を入れるか迷ってない? キッチンコンロ横の細長い引き出し

キッチンコンロ横にある、細長い引き出し。コンロ火災予防のため、可燃物から一定の距離を離して設置するコンロ。壁との隙間を有効利用した引き出しはモノが増えがちなキッチンにうれしい心使いです。ですが細長い引き出しは活用が難しい! みんなどうしてる? と聞きたくなりませんか? 収納は十人十色。我が家の活用法をご紹介します。

Lazy dummy

こんにちは。ライフオーガナイザー®のうめだあさみです。

食材や調味料・キッチンツールなど、気を抜くとものが増えてしまいがちなキッチン。家事や育児、仕事に忙しいママが、1日に何度も立つ場所だからこそ、ママにとって「使いやすい」場所にしたいものです。

とはいえ、「使いやすい」は十人十色。利き手や背の高さが違えば、使いやすい引き出しの高さや収納庫の納め方も、それによって変わってきます。「使いやすい」収納方法に絶対的な決まりはありません! だからこそ、悩んでしまうもの。

今回は特に筆者自身が使い勝手に悩んだ、キッチンコンロ横にある細長い引き出しについてピックアップ。

我が家流活用法についてご紹介します。

コンロ横引き出し

入居当初に発見したコンロ横の細長い引き出し。「こんなところにまで引き出しがある!」と感動したものの、上手く使いこなすことができない……。

リクシルなどの公式サイトを参考に調味料専用引き出しにしてみたものの、手持ちのボトル類では上手く収納できず。引き出しに合わせてボトルの買い替えまでしてみました。

ですが……
・こぼれた調味料の汚れにイライラ!
・奥で忘れさられた調味料にがっかり!

など、結局うまく使いこなすことができませんでした。

試行錯誤を繰り返した結果、現在のコンロ横の細長い引き出しは、調味料とは全く別のものが収納されています。

細長いキッチンの引き出し、何入れる?

調味料専用として上手く使いこなせなかった引き出し。その原因の一つが、長い奥行きでした。

使い勝手を考え、手前から使用頻度の高い順に並べていた調味料。自然と使用頻度の低い調味料は、45センチもある長い引き出しの奥に押し込められます。奥のボトルは見えにくく、すっかり忘れたころに発掘……。見えないとすぐに忘れてしまう私には、不向きでした。

1軍のキッチンツールを収納

一軍キッチンツール(お玉・シリコンスプーン・フライ返し・菜箸)

引き出しの長い奥行きを生かし、現在は厳選された1軍のキッチンツールの定位置に。毎日確実に使うツールだけが納められています。

長い奥行きの引き出しはキッチンツールを収納するのにピッタリ。長い菜箸も約30センチ~40センチなので、しっかり納まります。

引き出し内収納の様子

横幅9センチと広くない引き出しですが、厳選された数本のみならゆったり。全体を見渡すことができます。

【1軍】【2軍】で選別

Lazy dummy

料理上手な方ほど、お手持ちのキッチンツールは多いはず。「そんな小さな引き出しには入りきらない!」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

実際、料理が苦手な筆者が持つキッチンツールは多くないものの、この小さな引き出しに全て納めることは不可能でした。

ポイントは【毎日確実に使用する1軍】だけ。【1軍】だけなら無理なく納めることが可能です。

使用頻度によって【1軍】【2軍】で分けたキッチンツールが以下の通りです。

一軍・二軍のキッチンツール

【1軍】
・フライ返し
・お玉
・無印シリコーン調理スプーン×2
・菜箸×2

万能なシリコーン調理スプーンは調理全体で大活躍! ですが、やはりそれでだけでは不十分。毎日の食事作りに使う道具を選別したところ、汁物にお玉、朝食の卵焼きにフライ返し、取り分けに菜箸。計4種類があれば十分でした。

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【2軍】
その他のキッチンツール全般。
・木べら
・泡立て器
・マッシャー
・お玉(予備)
・麺棒
・トング

などです。

これらの出番は数週間に1度。中には数カ月使用しないツールも……。状況により1軍ツールで代用可能な場合もありますが、いざという時には、厳選された【2軍】ツールたちも必要です。

【2軍】ツールの出番は毎日ではないため、コンロ下にまとめて投げ込んでおいても問題はありません。

コンロ下の引き出しに2軍のキッチンツール

たくさんあるキッチンツールでも、毎回使うモノは案外多くないかもしれません。たくさんの中からお目当てのモノを取り出すのは困難。

まずはキッチンツールの見直しで、【1軍】【2軍】と選別してみませんか。

細長いキッチン収納を使うメリット

出しっぱなしも溜まった汚れもサヨナラ!

1日に何度も使うキッチンツールなら、出しっぱなしの方が使いやすく戻しやすい。コンロ脇にツールスタンドを設置するなど【いつでも出ている】状態にすると、出すのも戻すのも簡単で、使い勝手に不便はありません。

ですが、【いつでも出ている】からこそ、見た目スッキリとは程遠くなってしまいます。

また、モノが多いとお掃除も一苦労。ツールスタンドなど出ているモノには油汚れが付きがちですよね。ツールスタンドを掃除してから、移動してカウンター作業台をまた拭き掃除……。ちょっとしたことですが、手間と感じてしまうと、お掃除の意欲は下がってしまいます。

「使い勝手」「見た目」「掃除のしやすさ」……。どれも優先したいところですが、なかなかうまくはいきません。

コンロの周辺はスッキリ

キッチンツールを引き出しに納めれば、ツールスタンドは不要。出しっぱなしとサヨナラすることで見た目スッキリです。

調理中など使用する際には、引き出しを開けっぱなしにしておけば取り出しもラクチン! 使い勝手もばっちりです。

お掃除の際には、ものをよける面倒な手間もなく作業台をサッと拭けばOK。気付いた時にすぐ取り掛かることができるようになれば、溜まった汚れにウンザリ……ともサヨナラです。ツール自体も普段は引き出しの中にあるため、余計な汚れもつきません。

引き出しの奥までのぞき込む必要なし!

調味料ボトルと違い細長いキッチンツールなら、引き出しを少し開けるだけで中身の確認が可能。奥をのぞき込む必要もなく、少し開ければツールの柄が見えてくるので、お目当てのモノをすぐに取り出すことが可能です。

「奥に入り込んだまま行方不明」と、存在を忘れてしまうこともナシ!

引き出しを少し開けるだけでOK

使う時も戻すときも、引き出しの開け具合に気を使う必要はありません。普段の感覚でスッと引き出すだけ!

もし見た目が似通っていて、「柄だけではツールの種類を見分けることができない!」という場合は、柄のデザインにこだわってみたり、マスキングテープなどで目印をつけてみてもいいですね。

まとめ

コンロ横にある細長い引き出しの使い道に悩んでいたら……。キッチンツールの収納に悩んでいたら………。コンロ横の細長い引き出しを、1軍キッチンツールの特等席にしてみませんか。

フライパンを振りながらでも、移動する必要もなく開閉が簡単なコンロ横の引き出し。精鋭ぞろいの引き出しで毎日の食事作りや、スッキリした作業台でのお掃除が、それぞれスムーズにこなせたらキッチンでの作業時間も楽になるかもしれません。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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