これで省スペース! かさばるプラゴミ・生ごみを小さく軽くするテク
慌ただしい朝、プラゴミや生ごみの回収時間に間に合わず、次の回収日まで家で保管なんていう経験はありませんか? 一つひとつは小さくても、積み重なるとスペース確保が難しいことも。実は調理中のほんのひと手間で小さくすることや、買い物の仕方で減らすこともできます。未来の自分を楽にするため、少しずつできることから始めてみませんか?
こんにちは。ライフオーガナイザー®・リユースマスター®の佐藤美香です。
卵のパック、お肉のトレー、お菓子の袋……。毎日の食事やおやつのたびにでるプラスチックのゴミ、それ自体は重くはないもののスペースをとることで、お困りのご家庭も多いのではないでしょうか?
今回は、プラゴミを減らす工夫を紹介します。買い方・買う物を変えるだけで、家に持ち込むプラ自体が減り、ゴミ(スペース)の管理が楽になりますよ。
プラゴミを減らす! まずは持ち込まない工夫
宅配サービスの利用
宅配サービス業者にもよるかと思いますが、卵やトマト、キノコ類など、食材の割れ・潰れを防ぐために使うケースの回収サービスがあれば、利用するのがオススメです。意外と宅配サービスを利用していても、回収サービスがあることを知らない場合があるので、確認しておくといいですよ。牛乳パックや瓶の回収もできることが多いので、宅配ボックスの中にまとめて入れておけば、朝早い回収時間に慌てなくても済みますね。
買う商品を変える
例えば、お肉。食品トレーではなく、袋入りのものを購入するだけでも、プラゴミのかさは減ります。また、同じ種類をいくつか購入するのなら、あらかじめ大きなパックを購入して、小分けに使うという方法もあります。
お店の回収ボックスを利用
買い物時間や混み具合にもよりますが、プラゴミの回収をしているお店で買い物をしている場合、出せるプラゴミはお店に出してくるという方法もあります。例えば、納豆や豆腐などのいくつかをまとめているラベルシート。剥がした状態で持ち帰っても、影響のないものだけでも出しておけば、帰宅後の作業も減りますよ。
ちぎる・切る・かけるでプラゴミを小さく!
家に持ち込んだプラについては、できるだけ小さくしたいですよね。捨てる時のひと手間で、かさを小さくすることができるので、ご紹介いたします。
手でちぎる
お菓子の袋など、もともと大きなものではありませんが、手で簡単にちぎるものが多いので、処分する際にはちぎっておくといいですよ。これだけでも、小さくなります。子どもでもできるので、お子さんにお願いしてもいいですね。
ハサミで切る
ゴミ箱の近くにハサミを置いておくのもオススメです。手でちぎれない少し硬めのものは、ハサミで半分に切って重ねれば、大きさも半分に。
お湯をかける
調理中に食材を茹でるために使ったお湯も、利用してしまいましょう。卵のパックのようなかさばるプラを、あらかじめマグカップなどの厚みのある耐熱性の容器に入れ、上からお湯をかけると容器の大きさのまま固まります。水気をきる手間が増えますが、調理のついでにできます。
写真は、同じ卵のパックです。左から、そのまま・切って重ねる・お湯をかけたものです。全然大きさが変わりますね。
この写真は、ちぎる・切る・かけるを実践する前のプラゴミの写真です。(45Lのゴミ袋に入っています)
実践した後では、半分以下になりました。そのまま捨てるより、多少手間はかかりますが、捨てに行く回数が減るなどうれしいメリットもあります。
生ごみを軽くする方法は?
生ごみで困るのが、重さと臭い。これは、水分を減らすことで、軽減することができます。オススメなのは、野菜は皮をむいてから、洗う方法。
洗ってから、皮を剥くと水分を含んだ分重くなりますし、臭いも増します。皮を剥く時の順番を変えるだけなので、取りかかりやすいです。汚れたまま皮を剥くのに抵抗のある方は、ザルなどに入れ、少し乾かしてから処分するのもいいと思います。
まとめ
ご紹介した方法は、すぐにできることもあれば、面倒と思われるものもあるかもしれません。大切なのは、続けること。自分が取りかかりやすいものから、試してみてくださいね。