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2019年09月27日 23:00 更新

使い勝手が劇的に変わる! キッチンツールの収納方法

「キッチンが使いにくい!」「ものが多くてどこに何があるか分からない!」そんな方にオススメなのが、キッチンツールを一軍二軍に分けてみること。すると、必要なものがサッと取り出しやすくなり使い勝手がアップします。ストレスなく料理に取り掛かれるように、キッチンツールの収納方法を紹介していきます。

こんにちは。4人の子どもと暮らすライフオーガナイザー®中矢くみこです。

キッチンには、たくさんのものがありますよね。細かいキッチンツールだったり、お鍋やフライパン、食器などのキッチンウェアなど。多種多様なものが混在しています。

今回は、このたくさんのものがしっかりと使えて、かつキッチンでの作業効率も上がるよう、押さえておきたい収納のポイントについてご紹介します。

キッチンにあるものは使用頻度で分ける!

Lazy dummy

キッチンに限らず、収納するときに大切なのは「心地よく使えるか?」いうこと。どんな状態だと心地が良いのか? は、みなさん違うと思いますが、キッチンでは

・使いたいものがさっと出し入れができる
・片づけがラクにできる

といった機能面は、大切な要素のひとつとなります。

そのためにはまず、たくさんあるものを「一軍」と「二軍」に分けること。そして、一軍のものは一等地に、二軍のものはそれ以外のスペースに収納することで、さっと使える環境、片づけやすい環境に近づけることができるんです。

収納実例! 一軍二軍に分けた3つのキッチングッズ

それでは、わが家で一軍二軍に分けたキッチングッズ3つ「キッチンツール」「お皿」「水筒」の収納実例をご紹介いたします。

キッチン全体

①キッチンツールの一軍は使う場所の近くに収納!

キッチンツールを一軍二軍で分ける目安は「1カ月に1回以上使うもの」かどうか。

そこで選んだ【一軍のキッチンツール】は、作業台やコンロの近くに収納。理由は、作業台やコンロのすぐそばが、キッチンツールにとっての【一等地】だからなんです。何を優先するかで置き場所は変わってきますが、この「一軍は使う場所の近くに」は、使い勝手を重視した決め方になります。

わが家では、下準備などに使うピーラーやキッチンバサミの一軍は、作業台の一番上の引き出しに収納。

キッチンの作業台最上段 引き出し内の収納

洗い物を極力減らすために、ビニール袋も多用しているので、こちらも一等地に収納しています。箱から出しているので、サッと使うことができています。

そして、コンロ近くの引き出しには、一軍のおたまなどを収納。

ガスコンロ横の引き出しに収納しているキッチンツール

コンロ横の細い調味料入れに入りきらなかった調味料なども、ひとまとめに収納しておくと、いろいろな引き出しを開けずに済むので、管理もしやすいんです。

キッチンツールの一軍の目安は「1カ月に1回以上使うか」なのですが、条件に当てはまらなくても一等地に収納した方が便利なものもあります。わが家の場合は「キッチンスケール」がそれに当たります。

シンク横引き出しに収納しているキッチンアイテム

しまい込むと、ついつい使うのが面倒でお蔵入り……となってしまうのが分かっているので(笑)、使うタイミングは少なくても、使いたいときにサッと出せて、サッと片づけられるように、一等地に優先的に収納しています。

では、二軍のキッチンツールはどこに収納しているかというと……ある程度取り出しやすい位置であれば、空いているスペースに収納してオッケー!

ただし「しまい込むと忘れてしまう」「使いにくいと使わなくてなってしまう」タイプなので、どれもサッと取り出せる収納にするのが大前提です。

そこで、二軍のキッチンツールはファイルボックスにざっくりとひとまとめに。

普段使わないキッチンツールは無印良品のファイルボックスにひとまとめに収納

たまにしか使わないボールなどの大きめのものも、ボックスにひとまとめにして吊り戸棚に収納しています。(写真下 茶色のボックス)

キッチンの吊り戸棚収納

もともと「大雑把にボックスに入れるだけの収納」が楽なタイプなので、細かく仕切っていません。とはいえ、一軍・二軍に絞ることで、それぞれの収納場所での数が減るので、取り出すときに不便に感じることはありませんよ。

②お皿の一軍二軍は前後左右に分けて収納

食器に関しても、ある程度、普段使う食器って決まってきていませんか? そんな普段使いの食器も一軍二軍に分けることで、グッと使いやすくなります。

わが家のように、引き出しに食器を収納する場合のポイントは、まずは引き出しごとに一軍二軍を決めること。

使う頻度が違う食器は引き出しを分けて収納

良く使うものを、ひとつの引き出しにまとめることで、何度も引き出しを開けずにすみ、使うときも片づけるときも効率的です。

引き出しごとに使う頻度を分けたら、さらに、同じ引き出しの中の食器を一軍二軍に分けます。

よく使う食器は引き出しの手前に収納

良く使う一軍の食器は前の方に、二軍食器は後ろの方に収納します。

そうすることで、引き出しを全部開けなくても、使いたい食器が出し入れできますし、子どもが自分で食器を出すときも、目につきやすいんです。

③水筒の一軍収納は子どもが通る動線上に収納

水筒も一軍二軍に分けることができます。

毎日使う水筒、たまに使う水筒、イベントのときに使う水筒など、分ける基準は使う頻度を目安にしています。

大量の水筒

たまにしか使わない「スタンレー」の大きな水筒以外は普段使いまわしているものなので、全てキッチンの引き出しに収納しています。

水筒をキッチンの引き出しに立てて収納

二軍の「スタンレー」の水筒は吊り戸棚に収納。(先ほどの茶色いボックスの上段)

キッチンの吊り戸棚収納

普段使いの水筒はランドセル置き場から近い引き出しに収納しているので、子どもたちが朝自分たちで水筒を準備するのもスムーズに行えるようになりました。

まとめ

Lazy dummy

たくさんのものが混在するキッチン。スッキリ使いやすくするために、今あるものを捨てないといけないと思うと、途端に気持ちも沈んでしまいますよね。なので、捨てることを考える前に、まずは、一軍二軍に分けてみてください。一気にやらなくても大丈夫。「コンロ周りで使うキッチンツールだけ」とアイテムごとに少しずつ進めていくと負担も少なく分けることができます。

たくさんあっても、使う頻度に合わせて収納場所を割り当ててあげることで、日々の使い勝手はグッと良くなりますよ。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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