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2019年10月10日 19:30 更新

散らかる原因は「直置き」! 一工夫でキレイが続く、お片付けのプロの技

家の中にたくさんある、掃除をつい後回しにしている場所。床にものがたくさん置いてあると、ものを避けること自体が手間で、掃除が面倒になってしまいますよね。直置きをやめると、いつでも思い立った時にササッと掃除ができるようになります。今回は我が家の片付け実例をご紹介します。

こんにちは! 収納のチカラで叶えるインテリア、おうちデトックススタッフ須川由佳里です。

日々試行錯誤しながら、整えつつ進化している我が家の収納。もともとは洗面台の収納が少なく、そこに入らないものを洗面台に直置きしていたこともありました。

少しの期間でもものを置いておくと、家族の誰かが便乗して洗顔料やブラシなど置きっ放しになることがしばしば。それがストレスの原因となり、掃除のやる気スイッチはオフに……。ついつい後回しにしてしまいがちでした。

洗面台に物を置くのをやめてみた!

無印良品の壁に付けられる家具アルミを使って収納した洗面化粧台
※写真の、無印良品の「壁に付けられる家具 アルミ」は、現在廃番になっています。

そこで家族がよく使うものを厳選して、壁に収納を作って収めるようにしました。

以前は100円ショップのワイヤーネットを利用していましたが、埃がたまりやすく、そこもイライラポイントとなっていました。

そこで、無印良品の壁に付けられる家具アルミ(※)に変え、棚の上の物も一部収納ケースにまとめました。

(※)現在は廃盤

分散させてみよう! お風呂場収納

洗面台に続き、今はお風呂場も床置きをしていません。

ちなみに以前は、よくあるタイプのステンレス製スタンド式のラックを使用していました。

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ステンレス製スタンド式ラックは、一ヵ所にすべてを集約できて一見便利そうに感じます。ですが、移動させて掃除するのは重くてとても大変! そのため、ラック回りはどうしてもサボりがちになってしまいます。

気付くとラック下や後ろに水垢やカビが発生しやすい状態に……。掃除のたびにモヤッとしていたので、そこの仕様も変えることにしました。

ユニットバスの壁に掛けたバスグッズ

ラックに収納していたものを、すべて壁面収納へ。

ユニットバスにはマグネットを使用できることを知っていますか? 軽いボディブラシやバススポンジなどであれば、マグネットに掛けることができます。重い物は滑り落ちてしまうので、強力な吸盤を使って収納をしています。

スタンド式と違って一度にたくさんのものは乗せられないので、使用頻度・動線を考えて分散して収納することがポイントとなります。床に置かず、必要なものを必要な場所に置くことで、見た目もスッキリ! 掃除の時のストレスも格段に減りました。

ただ、こちらの収納方法にもデメリットが……。シャンプーやボディーソープを押し出す時にかなりの負荷がかかるので、吸盤付きの収納ラックに入れたままで使用すると落下しやすいこと! 手間ですが、使用時には取り出すことをオススメします。

傘立てをなくしてスッキリした玄関に

玄関は傘立てだけを床置きしていましたが、そこにも落とし穴が。

小さい傘立てだったため、使い古した傘や急な雨の時に買った傘で、いつの間にかいっぱいに……。

家族の人数分以上の傘が溜まっている傘立て

我が家は4人家族なので、こんなにたくさんの傘は必要ありません。そこで、こちらも仕組みをチェンジ!

傘立てを置くのは雨の日に濡れた傘を置くためだけにして、掛ける収納に変えました。

長押にかける収納にした傘

傘4本分しか掛からないスペースにすることによって、必要な本数だけを管理できるようになりました。

使わない時は下駄箱に収納した傘立て

傘立てを使用していない時には、靴箱の空いたスペースに収納しています。狭い玄関もスッキリし、掃除もしやすい仕組みができました

まとめ

こんな風に、収納の仕組みを少し改善すると掃除の時短にもなり、日々のストレスが軽減されます。

スペースを使いやすくするためには、置くものが限られてしまうこともあります。その時に大切なのは、使用頻度を考えて、よく使うものだけを取り出しやすく、かつしまいやすい場所に収納することです。

もし、直置きをやめることがどうしても難しい場合でも、カゴなどの収納ケースにまとめることやキャスター付きのものを利用して移動させやすくすることが重要です。

ぜひ試してみてくださいね!

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  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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