「ラベリング」で叶う! ゆる家事シェアの仕組みづくり
収納ボックスの中身を明記したり、生活の中で活用されている「ラベリング」。ラベルの書き方を工夫すると家族にも伝わりやすくなり、手伝いもしやすくなります。そんな「家事シェア」にも一役買ってくれる「ラベリング」のポイントをお伝えします。
※記事内の商品を購入した場合、売上の一部がマイナビウーマンに還元されることがあります。
こんにちは、ライフオーガナイザー®︎ の門傳(もんでん )奈々です。
整理収納する上で欠かせないものになりつつある「ラベリング」。ラベルライターやマスキングテープを活用して、ラベリングを実践している方も多いのではないでしょうか?
そんな便利なラベリングを「家事シェア」にも活用してみませんか。今回は家事シェアに役立つラベリング活用法をご紹介したいと思います。
家事シェアを叶えるラベリングのポイント4つ
①「パッ」とみて分かりやすい表現を
自分が理解できていても、家族が理解できない表現では、家事シェアにはつながりません。
「分かりやすさ」を重視して、言葉や記号、番号を使ってラベルを作ることを意識してみましょう!
②「家族への思いやり」を忘れずに!
他に、「いってらっしゃい」「ありがとう!」「いつも手伝ってくれて助かります!」など、こちらの「想い」を文言に加えるのもオススメです。
③古くなったら即交換!
何度も使用するうちにラベル自体も古くなったり、半分はがれてきたり……。そんな時は面倒がらずにすぐに交換するようにしましょう。
古くなったラベルからは生活感が溢れてしまいますし、文字の擦れなどでラベルが読みづらいと、手伝おうというモチベーションも下がりますよね。
また、「伝わっていないかも」「分かりにくいかな」と思うラベルがあれば、このタイミングで文言を変えても良いでしょう。
④ラベルライターを使わなくても大丈夫!
「ラベリング」というと、ラベルライターで作るイメージですが、ラベルライターがなくても大丈夫。マスキングテープやラベルシールに手書きしてみるのも手軽でオススメです。
我が家のラベリング実例紹介
洗面所での実例
洗濯機にラベリング
家族にも簡単に洗濯機を動かしてもらえるよう、ラベルに番号を書き、ボタンに貼っています。
また、「我が家流」のやり方が決まっている我が家では「洗濯や脱水に何分かけるか」「すすぎは何回か」などもラベルに記入しています。
洗剤容器の実例
家の中の掃除に欠かせないのが「重曹」「セスキ」「クエン酸」です。それぞれ「どんな汚れに強いか」「水に溶かす分量」などを明記しています。これらをラベリングしておけば、家族も掃除に使用することができますね。
ラベルに分量が明記してあると、補充の際に分量を確認する手間が省けるので、ナチュラルクリーニングが長続きする秘訣にもなりますよ。
キッチンでの実例
こちらはマグネットシートにラベルを貼ったもの。それをホワイトボードにペタペタ貼っています。内容は冷蔵庫にいつもストックしている定番の食料品です。
下の枠は「在庫のないもの(買い物が必要なもの)」。在庫がなくなった食料品はそこにラベルを移動すれば、何を買い物すべきか一目瞭然!
これを写メで家族に送れば、買い物してきてもらうことができます。
子ども用品の実例
子どもの学用品事例
親子で慌てがちなのが、子どもの学習ノート購入のタイミング。子どもは、最後のページまでたどりつかないと「ノートの残りがない」ということに気がつきません。
そこで、余裕を持って新しいノートの購入ができるように、終わりのページから数ページ前のページにラベリングしておきます。
ラベリングしておけば、子どもの方から「ノートがもうすぐなくなるよ」と言ってくれるので、ママの手間も少し楽になりますし、親子のコミュニケーションも円滑になりますね。
子ども用品事例
子ども用品のラベリングには、文字よりもイラストの方が分かりやすいようです。手書きが苦手な方には、市販のイラスト入りラベルシートもおすすめです。
まとめ
何かと便利なラベリング。使い方次第で整理収納だけでなく「家事シェア」を叶える手助けもしてくれます。
我が家に必要なラベリングはどんな内容かを、家族と一緒に考えるのも楽しい作業! 試行錯誤しながらそれぞれのご家庭の「ラベリング」が生まれると良いですね。
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