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2019年09月21日 11:00 更新

取り込んだ洗濯物の置きっぱなしを防ぐ収納ポイント3つ

部屋に取り込んだ洗濯物が置きっぱなしになったまま……なんてこと、よくありませんか? 溜まれば溜まるほどしまうのも億劫になりイライラもしてしまいますよね。今回は、面倒くさがりでもうまくいく、洗濯物の置きっぱなしを防ぐ3つのポイントをご紹介します。

こんにちは。ライフオーガナイザー®の前田梨絵です。

洗濯の「洗う」「干す」「しまう」作業の中でも、取り込んだ洗濯物が片づけられないなど「しまう」作業の悩みが一番多いのではないでしょうか。「干す」ハードルを下げるために、わが家では洗面所での室内干しを取り入れていますが、今回は「しまう」ハードルを下げて、取り込んだ洗濯物の置きっぱなしを防ぐための3つのポイントをご紹介します。

洗面所での室内干し

【ポイント1】物干しから収納場所までの距離を短くする

洗濯物を取り込んでから収納する場所までが遠いと、たどり着くまでについついその辺に置いてしまいがちですよね。

そこでわが家では一時置きを含め、取り込んだ洗濯物は、3メートル以内の収納場所にしまうようにしています。その辺に置いてしまう前にしまえる距離なので、置きっぱなしを防ぐことができます。

収納場所はこの3カ所です。

洗濯動線

①洗面所の物干しからの距離0メートルのチェスト

室内干しのすぐ真下にあるこの場所には、フェイスタオル・大人の仕事着・部屋着・下着を収納しています。引き出しを開けておいたまま、すぐ上に干ししてある洗濯物を取り込んだらその流れで、それぞれの引き出しにしまっていきます。

②洗面所を出て物干しからの距離1メートル以内のチェスト

洗濯動線

次に洗面所を出てすぐのチェスト。ここには、子どもの服や下着を収納しています。洗濯ものを取り込んだら、ここに入れるものはチェスト横の床にポンポンと置いていって、最後にまとめてしまいます。場所がリビングなので、子どもが近くにいることが多く、「服しまっといて〜」と声をかけるだけで、あとは子どもにお任せです。すぐにしまえるのがわかっているので、割と声をかけると動いてくれますよ。

③物干しからの距離3メートル以内の階段の上り口のフック

洗濯動線 仮置きスペース

最後は、ついでのときに持って上がれるよう、2階のクローゼットへ収納する洋服の一時置きをするための場所です。洗面所から2階のクローゼットに持っていくのはハードルが高すぎるので、ここならできそうという一時置きの場所を作っておいて、主には夜寝るときなど、2階に上がるついでのときに持って上がるようにしています。ちなみに、一時置きの洗濯物がたくさんかかっていても、ロールスクリーンを下ろせば気にならなくなります。

洗濯動線 ロールスクリーンで目隠し

【ポイント2】畳む作業は必要最小限に

洗濯動線 洗面所収納

実は私、たたむ作業がどうしても苦手です。全部畳む仕組みにしていたら、間違いなく置きっぱなしになっていると思います。

そのため基本的にはハンガーにかけたまま収納し、必要最小限しかたたみません。タオルや仕事着などよく着るものを、立ったまま膝の上でざっくりと畳んで洗面所などの引き出しに入れていきます。
下着や靴下などそれほどシワが気にならないものは、細かく仕切っていない引き出しにそのままポンポン放り込むだけなのですが、靴下や下着がシワシワで困ったことは一度もありません(笑)。

2階のクローゼットにしまう洋服は、取り込んだハンガーごと階段上り口→クローゼットと移動させるだけなので畳む作業はありません。

【ポイント3】収納にゆとりを持たせる

洗濯動線 子ども服収納はゆとりをもたせて

収納したときに引き出しがパンパンだと、開けるにも閉めるにも引っかかってストレスになるので、引き出しの外に置きっぱなしになってしまうことがあります。そのため、8割ほどの量になるように、今着る物だけを収納するようにして、ときどきしか着ないものは、別の場所に移動させます。わが家は、男子なのでなおさらのこと、一週間で着ている服なんてほんの数着程度です(笑)。

引き出しの中に自然とゆとりができふんわりと入るので、入れるのも取り出すのも楽にでき、押し込まれてシワになるのも防げます。

まとめ

取り込んだ洗濯物の置きっぱなしを防ぐポイントはこの3つ。

・物干しから収納場所までの距離を短くする
・畳む作業は必要最小限に
・収納にゆとりを持たせる

洗濯物が置きっぱなしでお困りの方の参考になればうれしいです。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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