【助産師解説】妊娠中に不安はあった?憂鬱を解消する方法

【助産師解説】妊娠中に不安はあった?憂鬱を解消する方法

妊娠中に不安を抱えるママは多いものです。どのような不安が多いのか、先輩ママの体験談をお届け。その心配をどう解消すればいいのかについても、助産師がアドバイスします。


この記事を解説してくれた先生
坂田 陽子先生
看護師、助産師、国際認定ラクテーションコンサルタント。 葛飾赤十字産院、愛育病院、聖母病院のNICU・産婦人科に勤務し、延べ3000人以上の母児のケアを行う。その後、都内の産婦人科病院で師長を経験。現在は東京で「すみれ出張助産院」を開業している。
HP:https://sumire-josanin.com/

妊娠中に多くのママが感じやすい不安とは

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妊娠中に不安や心配を抱くママは少なくありません。どのような心配が多いのか、妊婦さんが抱えやすい主な不安要素を見ていきましょう。

陣痛や会陰切開、術後の痛みに耐えられるか

陣痛や会陰切開など、出産に関する痛みへの恐怖や不安を抱えるママはとても多いです。

特に、初産の場合は初めて経験することなので、どのような痛みなのか、どれぐらい痛いのかを想像できず、自分は耐えられる? ちゃんと赤ちゃんを産める? という不安を抱きやすいでしょう。

逆に、経産婦さんの場合は前回の出産がトラウマになっていると、思い出して怖くなってしまうこともあるようです。

帝王切開の予定があるママは、術後の痛みはどれぐらいか、いつまで続くのかという不安があると思います。手術で何かあったらどうしよう……という不安もあるでしょう。

赤ちゃんが元気に産まれてくるか

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妊娠中は、流産や早産に対する不安も常にあると思います。一度流産を経験したママや、切迫早産と診断されたママはなおさらですよね。妊婦健診で順調と言われていても、漠然とした不安がつきまとうというママも多いようです。

また、元気に生まれてくれるかなど、赤ちゃんが健康に育って生まれてきてくれるかという心配をすることもあるでしょう。

子ども中心の生活ができるのか

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妊娠がわかると、たとえそれが望んだものであったとしても産後の生活に不安を抱えてしまうママもいます。

自分はちゃんとした親になれるのか、1人の人間をきちんと育てられるのか、家事と育児の両立ができるのか、夫は育児に協力してくれるのか…などなど、産後の生活のことを想像しては心配になってしまうという方は少なくないようです。

また、産後はどうしても子ども中心の生活になるので、夫婦関係や仕事を含めたライフスタイルの変化など、今の生活が変わってしまうことに不安を覚えるという方もいますね。いずれにしろ、これまでの生活が一変してしまい、慣れた生活から今まで経験したことのない未知なる生活に踏み出す漠然とした感情が、このような心配や不安を引き起こすと思われます。

妊娠中の不安はどう解消すればいい?

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では、このような妊娠中の不安を解消する方法はあるのでしょうか? 心配しすぎるとストレスになってしまうことがあり、心や身体の不調につながることもあります。マタニティライフをリラックスして過ごすためにも、不安はできるだけ取り除き、気持ちを楽にするよう心がけましょう。

話せる人に不安な気持ちを聞いてもらおう

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まずは、不安な気持ちを自分一人で抱え込まないことが大切です。旦那さんや母親、親しい先輩ママなど、話しやすい人に自分の気持ちをできるだけ具体的に話して相談してみましょう。

母親や先輩ママなら、きっと自分も同じように不安だったという方もいるはずです。そのときの経験をもとに、アドバイスをもらえるかもしれません。不安はまったくなかったという場合でも、産後の具体的な生活にもとづいてアドバイスしてもらえれば、漠然とした不安が少しは解消されやすいでしょう。経験のうえでのアドバイスや大丈夫!という言葉は説得力がありますよね。

旦那さんには、肉体的にだけでなく精神的にもつらいことをわかってもらい、生活の面で協力してもらえるところはお願いしてみましょう。話さないと気づけないことも多いので、素直に相談して助けを求めることが大切です。また、産後の生活についても妊娠中から2人で話し合い計画を立てておくと、今後の不安も少し解消されるかもしれません。旦那さんは一番身近にいるパートナーですから、どんなことでも話し合い、一緒に乗り越えるようにしたいですね。

かかりつけの医師や助産師にも相談できると、よりいいでしょう。無理に話すこともありませんが、特にためらいがないのであれば健診時に気になることや不安に思っていることをなんでも聞いてみましょう。専門家なので、より的確なアドバイスをもらえるはずです。

身近に相談できる人がいないという場合は、各自治体などで行っている「女性健康支援センター」で保健師などに電話相談ができるので、活用してみるといいでしょう。

◆厚生労働省「女性健康支援センター事業の概要」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/boshi-hoken/boshi-hoken14/

分娩の経過を理解して痛みに対する不安をやわらげよう

痛みへの不安が大きいという方は、分娩のメカニズムと、陣痛~出産までの過ごし方について学びましょう。陣痛の発生段階と分娩の経過を理解し、シミュレーションしておくと、陣痛や分娩、会陰切開などの未知なる痛みへの恐怖心が和らぎやすくなります。どれぐらい痛いのかもそうですが、痛みがどれぐらい続くのかがわからないと、怖さはどんどん大きくなるばかりでしょう。だいたいの目安時間や、陣痛には間隔があって常に痛いわけではないことがわかれば、分娩への心の準備がしやすいはずです。恐怖心は痛みの感じ方を増強させてしまいます。

産院や自治体で母親学級などを開催しているので、積極的に参加してたくさん知識を得ておきましょう。正しい知識を得られるとともに、助産師さんのアドバイスがもらえたり、他のママと交流ができるというメリットも。これらも不安を取り除く一助になりそうですね。

【医師監修】前駆陣痛はいつから始まる? 本陣痛との違いと出産までの過ごし方

https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/2124

出産予定日が近づくとおなかの痛みを感じることがたびたびあります。これは出産開始のサインなのか、そのほかの痛みなのかが分からないと不安でいっぱいになってしまいますよね。今回は出産前に感じる「前駆陣痛」と出産時の「(本)陣痛」の違いや、出産日までの過ごし方、注意点などをまとめました。

【医師監修】陣痛の始まりってどんな痛み? 痛みの時間・間隔・程度など

https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/227

赤ちゃんとのご対面を間近に控えたこの時期には、ワクワクした気持ちとともに、出産に対する緊張や不安も出てくるものです。陣痛はどのように始まる?痛みの程度は?すぐに陣痛とわかる?など、気になることも多いでしょう。少しでも楽な気持ちで出産に臨んでいただけるよう、陣痛の始まりからお産までの一般的な流れについてお伝えいたします。

さまざまなリスクに対する不安は納得いくまで説明を受けよう

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流産や早産、赤ちゃんの障害に対する不安、帝王切開手術や高齢出産に対する不安などなど、出産にまつわるリスクに関しては、医師や助産師さんに相談して納得いくまで説明を受けるのが一番です。

恐怖や不安、心配を抱えたまま出産の日を迎えるのは、医療者にとっても望ましいことではありません。不安な気持ちを伝えてもいいのか…迷惑がられるのではないか…という心配は無用なので、気がかりなことは全て、すっきりするまで何度でも話して、信頼関係を築いておきましょう。安全な分娩のためにも、出産にまつわる専門的なリスクに関しては、きちんと納得することが何より重要であることを忘れないでください。

まとめ

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妊娠中の不安は、それがどのようなものであれ誰しも抱えるもの。現に、妊娠中の不安がまったくなかったという妊婦さんはほぼ0に近いです。何かしらの不安を抱えているママがほとんどなので、自分だけじゃないことを知ってくださいね。
妊娠中の不安は、それが何であれ抱え込まないことがもっとも大切です。かかりつけの医師や助産師さんはもちろん、旦那さんや母親、親しい友人や先輩ママなど、気楽に話せる人に悩みを打ち明けて聞いてもらいましょう。アドバイスをもらったり、今後についての話し合いができれば、漠然とした不安は解消されやすいと思います。妊娠中はホルモンバランスの関係で不安になりやすい時期でもあります。人の力も借りながら不安を解消し、楽しいマタニティライフを過ごしてくださいね。

(文・構成:マイナビウーマン編集部、監修・解説:坂田陽子先生)

※画像はイメージです

※この記事は、マイナビウーマン子育て編集部の企画編集により制作し、助産師の監修を経た上で掲載しました

※本記事は子育て中に役立つ情報の提供を目的としているものであり、診療行為ではありません。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。本記事により生じたいかなる損害に関しても、当社は責任を負いかねます

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