頑固な蓄積汚れもスルンと取れる!? 魚焼きグリルの簡単掃除法
キッチンの中でも掃除が面倒な魚焼きグリル。みなさんはきちんとお手入れしてますか? 狭くて掃除しにくい場所ではありますが、直接食品を入れる場所でもあるので、やはりきれいにしておきたいですよね。今回は、そんなグリルのお掃除を簡単にできる方法を、我が家のキッチンを例にご紹介したいと思います。
こんにちは。魚の目が怖くて、焼くときは魚と目を合わせないようにグリルに投入していますankoです。
季節によって旬の魚はたくさんありますが、焼き魚でグリルを使ったり、その他のお肉料理などでもグリルを使うという方もいらっしゃるかと思います。
料理が苦手な私は、もっぱら焼き魚でしかグリルを使ったことがないのですが、それでも油汚れや焦げ汚れなどが付着し、掃除が大変です。そしてそれが蓄積すればするほど、掃除の大変さは増します。面倒な汚れほど、後回しにしてしまいがちですが、その汚れが頑固なものになってしまう前にきちんとリセットしておけば、後で大変な苦労をしなくても済みます。
今回、魚焼きグリルのリセットするために「重曹」を使って掃除をしていきたいと思います。
※重曹は、アルミ製品や金属などに使うと変色する恐れがあるため、必ず材質を確認してから使うことをおすすめします。
魚焼きグリルのお掃除の手順
まず最初に、受け皿にお湯と重曹を入れて、網がその中にしっかり浸かるようにして入れます。
我が家のグリルの場合は、焼き網がそのまま受け皿にハマるサイズになっているのですが、メーカーによっては入らない場合もあるようなので、その際はビニール袋などを使って重曹水にしっかり浸かるようにしてください。
分量は、お湯が1Lに対して重曹が大さじ3杯ほど。つけおく時間は30分〜1時間ほどが目安。ですが、汚れ具合によっても異なってくるため、ときどき様子を見ながら時間を調整してみてください。
汚れの落ち具合をチェックしてみよう
つけ置きした受け皿と網。特に我が家の場合、網の焦げ汚れがひどかったのですが、30分を待たずして、10分経ったところで一度チェックしてみました。
こんなふうに、爪で擦ると焦げが少し取れるぐらいになっています。
頑固な汚れはメラミンスポンジで
しばらく時間を置いたら、食器洗剤できれいに洗って仕上げます。少し汚れが残っている部分は、メラミンスポンジを使って軽く擦ると落ちやすいですよ。
重曹だけではどうにもならない! そんなときは?
これまでは重曹のみを使ってのお掃除方法をご紹介しましたが、汚れの状態によっては、重曹だけでは思った効果が得られない場合もあります。
そんなときは、こんな方法も試してみるといいでしょう。
クエン酸との合わせ技!
受け皿に、重曹を大さじ2杯とぬるま湯を入れ、そのあとにクエン酸を大さじ1杯入れます。
すると、双方が化学反応を起こし、シュワシュワと発泡しながら、汚れを浮かせていきます。
あとは、割り箸の先端などで焦げを削ぎ落としていき(スプーンなど硬いもので擦ると、傷が付くので注意してください)重曹の時と同様に、その後食器洗剤で洗えばピカピカになります。
庫内のお掃除方法
庫内にオススメなのはセスキ!
次にご紹介するのは庫内のお掃除。こちらに関しては、重曹ではなくセスキ炭酸ソーダを使ってお掃除していきます。
重曹とセスキ、一体何が違うかというと、重曹は焦げ汚れに、セスキは油汚れに強いといわれているんです。場所によって、主な汚れの成分により使い分けると、より高い効果が得られると思います。
セスキスプレーの作り方は、水500mlに対して小さじ1杯のセスキを溶かしたもの。
庫内の壁部分に、セスキをスプレーしたキッチンペーパーを貼り付けて、しばらくこのまま放置します。汚れがふやけてきたら、古布などできれいに拭き取れば完成!
手の届かない奥の方などは、こうしたお掃除棒を使うと便利です。
まとめ
大変なグリルのお掃除ですが、魚を焼いたり、おいしいグリル料理のためにもきれいにしておきたい場所ですよね。
皆さんも、頑固な汚れが溜まって手がつけられないようになる前に、ぜひこの方法でリセットしてみてください。