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2019年08月30日 19:30 更新

固定観念を捨てる! 手放して「ラク」が手に入る5つの家事習慣

毎日何気なくルーティーンで行っている家事習慣。一度それらを見直して、手放せるものを手放してみたら、生活がグンと楽になった筆者の事例を紹介します! 毎日行っていることだからこそ、いま一度振り返ってみてください。

こんにちは、ライフオーガナイザー®︎ の門傳(もんでん)奈々です。

生活の中にある、さまざまな家事習慣。今回はそれらの習慣を見直し、自分のやりやすい方法に変更することで「ラク」を手に入れた筆者の事例を、ビフォーアフターで紹介します。

ぜひ参考にしてみてくださいね♪

【やめた習慣①】朝に行う洗濯

【Before】朝洗濯で減ってしまった「時間の余裕」

Lazy dummy

「洗濯は朝にするもの」という固定観念で、今まで朝に洗濯をしていましたが、洗濯物を干すタイミングと子どもの登園準備の時間が重なり、余裕のない朝時間を過ごしていました。そんな状態が続くと、親子でイライラが募ります……。

「これではいけない」と思い、洗濯の時間を【朝から夜へ】変更してみました。

【After】洗濯時間を夜に変更してよかったこと

子どもたちがお風呂に入った後、一日の中で洗濯物が一番多い時間に洗濯機を回します。干すのは、子どもたちがお風呂上がりにゆっくりしている時間か、子どもたちが寝た後です。落ち着いて洗濯物を干せますし、何より朝時間に余裕ができてイライラが減ったことがうれしい!

【やめた習慣②】バスタオルを使うこと

Lazy dummy

【Before】実は不満の温床!? バスタオルの洗濯・収納

子どもの頃からの習慣もあり、「お風呂上がりに体を拭くのはバスタオル」と思っていました。しかし、バスタオルは洗濯して乾くのに時間がかかりますし、収納にもスペースが必要……。

こうしたプチストレスが積もり積もった冬のある日、「乾いたバスタオルがない」という状況になってしまいました。

【After】フェイスタオルで充分に体は拭ける

フェイスタオル 無印良品
バスタオルに比べコンパクトなフェイスタオル

乾いたバスタオルがない状況になり、フェイスタオルで体を拭くことにしました。フェイスタオル1枚で子どもの体はもちろんのこと、大人の体も充分に拭けました。

それからは、バスタオルの代わりにフェイスタオルを使用するようになりました。サイズも小さいので、収納スペースもそれほど必要としません。何より、洗濯が劇的に楽です! 1人1枚を毎日使ってもすぐに乾くので、タオルを毎日交換できて衛生的なのもポイントです。

【やめた習慣③】肉、魚を切るときに使うまな板

【Before】まな板の洗浄・漂白がプチストレス

調理の際に必ず使うまな板。以前は、肉や魚と野菜を1枚のまな板で切っていたため、肉や魚を切るたびにまな板を洗っていました。

また、夏場は衛生面を気にしてまな板を漂白する頻度も増えます。家事の手間が増えると、自ずとストレスも溜まりますよね……。

【After】牛乳パックなどをまな板がわりに!

牛乳パック活用法
肉や魚の処理は牛乳パックの上で

まな板を使わずに済む方法がないかと考えていたときに、目についたのが「牛乳パック」です。

野菜を切るときはまな板を使い、肉や魚を切るときには牛乳パックを使うようにしました。牛乳パックの在庫がない場合は、肉や魚が乗っていたトレーの上で切ることにしました。使用したらすぐに捨てられるので、まな板の衛生管理に気を配ることが少なくなって楽に。

【やめた習慣④】家事を抱え込むのをやめた!

【Before】キャパを超えた家事量に限界……。

母親が専業主婦であったこともあり、「家事をやるのは母親」という固定観念にとらわれていました。

子どもの数が増え、自分一人で家事をこなすのが難しくなり、イライラが増えました。家族に助けを求めることもできず、悶々としていた時に夫に相談すると意外な答えが。

「なんでイライラしているのか分からなかった。【困っている】と言ってくれなきゃ分からない」
という答えが返ってきたんです。

【After】家族に家事シェアをして負担を軽く!

家事シェア 子どもの手伝い
子どもたちにも手伝ってもらいます

夫と家事の困りごとを共有し、家族にどの家事を手伝ってもらうかなどを相談しました。

家族に家事をお願いする際に気をつけていることは
・どの家事をどのようにやってほしいかを具体的にお願いする
・難しい家事は頼まない
・家事の細かいミスには目をつむる
・どのくらいの量の手伝いなら気持ちよく手伝えるか
ということに気をつけながら頼んでいます。

家事シェア ラベルの工夫
家族にも伝わるラベリングを意識しています

【やめた習慣⑤】トイレ、お風呂、キッチンでの洗剤の使い分け

【Before】洗剤の種類の多さにうんざり

トイレ、風呂、キッチンなど、家の中で掃除するべき場所はたくさん! 今まではそれらの場所ごとに洗剤を使い分けていました。そうすると、洗剤の種類が多いうえ、なくなるタイミングも違うので、何度も買い物に行くことになります。

そんな習慣に疑問を感じたのと同時にナチュラルクリーニングが流行りだしたので、重曹、セスキ、クエン酸やメラミンスポンジを掃除に使用することにしました。

【After】重曹、セスキ、クエン酸で家中の汚れが落とせる!

ダイソー 重曹 セスキ クエン酸
重曹、セスキ、クエン酸は、100均で購入できます!

重曹、セスキ、クエン酸を使っていくうちに、油汚れには重曹やセスキ、トイレのアルカリ汚れや水垢にはクエン酸が効果的であることがわかりました。これら3種類を効率よく使うことで、家中の汚れを落とせます。

たくさんの洗剤を買わずに重曹、セスキ、クエン酸の3つを買えばいいだけなので、買い物の手間が激減! 買い物に追われることが少なくなり、生活にゆとりができたように感じます。

ナチュラルクリーニング ラベル工夫
効用や割合など必要な情報をラベルにし、ボトルにペタッ。このひと手間がナチュラルクリーニングを長続きさせてくれます!

まとめ

育ってきた環境などで植え付けられる生活の家事習慣。それらを手放すのは、少し勇気がいることかもしれません。

しかし、自分の生活を楽にしてくれる道具や習慣は身近なところにあります。ネット情報、周りの友人の実践する習慣などをうまく自分の生活に取り入れつつ、自分だけの「私の習慣」を作ってみてはいかがでしょうか。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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