いつもいい香りに！　暮らしの専門家が教える、トイレの臭い対策

こんにちは。ライフオーガナイザー®近藤こうこです。

お掃除、除菌、消臭……毎日使用するトイレは、常に気を使っていないとすぐに汚れてしまう面倒な空間です。

息子2人、男所帯の我が家では、トイレを汚されることも多く、トイレ掃除がとても負担でいやな作業でした。いつ汚されるかわからない分、どんなにまめにお掃除をしていても臭ってしまうことが多々あり、トイレの臭いにはとくに悩まされてきました。

そして、いろいろな対策をしてきた中で見つけたのが、今回ご紹介する対策法でした。

ほどよくいい香りをキープするために大切な、3つの臭い対策のポイント。ぜひ参考にしてみてください。

臭い対策をするにあたってまず必要なのは、臭いの原因となるものをまめに取り除くこと。

毎日掃除する、というとハードルが高く感じるかもしれませんが、掃除する時間と場所を決めて効率的に行えば、汚れをため込んでしまうよりむしろ楽にこなすことができます。

私が実践しているのが、朝の3分トイレ掃除。子どもや夫が家を出た後にパパッと掃除する時間を設けて、汚れをため込まないようにしています。

毎日お掃除するのは5カ所。
・便座
・便座の裏
・床と便器の境目
・便器の両サイドの床と壁（尿が飛び散りやすいところ）
・トイレットペーパーのまわり（ほこりがたまりやすいので）

3分なので、汚れやすいところや目立つところ、臭いの原因になるところを重点的に。あれもこれも掃除しようとすると負担になってしまうので、お掃除シート1～2枚で済む程度に。その際シートも消臭効果があるものを使用します。

3分程度ならどんなに忙しくても取り組めますし、続けているうちに毎朝歯を磨くような感覚で行えるようになりますよ。

週末には、便器の中やウォシュレット部分など、毎日お掃除できていないところも含めトイレ全体をお掃除。消臭効果があるスプレーや重曹スプレーなどで床や壁などの拭き掃除をし、トイレマットはちょっと強めの香りがする柔軟剤を使ってお洗濯します。

毎日の3分掃除と、週末のリセット掃除で臭いの原因を取り除いたら、次に欠かせないのは消臭対策。

オススメなのは「重曹」です。私は市販の消臭剤や芳香剤の香りが強すぎて苦手なので、重曹を置いて消臭しています。重曹なら3カ月程度効果が持続するので、とても経済的！

好きなアロマオイルを混ぜれば、自分好みの香りが楽しめる消臭剤に。

使用済みの重曹は、そのあと便器掃除にも利用できるので無駄なく活用できます。

我が家では、蓋つきの小瓶を利用。3カ月たった重曹は蓋をしてお掃除用にし、もう一つの瓶に新しい重曹を入れてまた飾って……を繰り返しています。

セリアの小瓶なら見た目もかわいいので、インテリアのように飾れて便利ですよ。

まめにお掃除しても、消臭対策をしても、ほどよくいい香りをキープするのは難しいもの。でもトイレを使うたびに香りを発生させてくれるアイテムがあれば、自然といい香りを維持できますよ。実際私が使用してよかったオススメグッズをご紹介します。

香りのするトイレットペーパーはいろいろありますが、いい香りを長く維持してくれるという点ではエリエールの「消臭プラス」がオススメ。

このトイレットペーパーがあるだけで常にいい香りが漂うので、ほかの芳香剤は必要ありません。

通常のトイレットペーパーより割高ではありますが、消臭効果や芳香剤の役割も果たしてくれることを考えるとコストパフォーマンスは悪くないかなと思います。

いい香りのハンドソープをトイレに置くのも、実はかなりの香り効果があります。オススメなのが、「Bath&Body Works」と「ジェイ・アール・ワトキンス」のハンドソープ。

香りがとてもよく、手を洗うたびにいい香りが充満します。ボトルのデザインがかわいいので、インテリア性も高い優れもの。来客時、急な香り対策をしたいときなどにも便利。一気におしゃれで心地よいトイレ空間になりますよ♪

トイレグッズはいろいろ試しましたが、香りが持続する、という意味で効果があったのがトイレスタンプ。水を流すたびにいい香りがして、その後も香りをキープ。便器の洗浄効果もあるので一石二鳥です。

1～2週間に一度、週末のお掃除のときにスタンプをすればよいので続けやすいのも魅力。

ただし、商品によってはスタンプがうまくできなかったり、スタンプする場所に気を付けないと水はねしてしまうことがあるのでお気を付けください。

家族みんなが毎日使うトイレだからこそ、手をかけずにきれいな空間を維持できたら理想的ですよね。ほどよくいい香りがするトイレは清潔感もあり、ちょっとした癒しの空間になります。

今回ご紹介した方法は、ズボラな私でも気軽に続けられているので、ぜひ実践してみてくださいね♪

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