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2019年08月21日 19:00 更新

これで「名もなき家事」が消えた! 洗濯家事のストレスをなくす方法

塵も積もれば大きなストレスになる「名もなき家事」の存在。そこで、ちょっとの工夫と思い切りで、「名もなき家事」を一掃した実例をご紹介します! 今回は洗濯物に関する3つの「名もなき家事」をなくす方法です。

こんにちは。ライフオーガナイザー®︎の都築クレアです。

ある日TVの「名もなき家事」特集を見た夫が、興奮気味に私のところにやってきて、「俺、名もなき家事のほとんどをやってるやん! いや、無意識のうちにやってる……いや違う、自然とやるように仕組み化されてたんや!」と叫びました(笑)。

実はこれは、ストレスの溜まる「名もなき家事」を消そう! と、我が家で取り組んできた作戦による賜物。今回は洗濯物にまつわる3つの「名もなき家事」をなくす方法をご紹介します。

①「名もなき家事」洗濯物の仕分け

「名もなき家事」一つ目は、洗濯物の仕分けです。ドライ衣類とそれ以外の洗濯カゴを分けているご家庭は多いかもしれませんが、それに加えて、ネットに入れて洗うものとそれ以外でも、あらかじめ分けておくと楽!

作戦)洗濯カゴを分ける

上段がネットに入れて洗う衣類、下段のランドリーバッグが、そのまま洗う衣類です。家族が洗面所で脱いだ際に、それぞれ分けて放り込んでもらえば、洗濯物の仕分けという「名もなき家事」が消えますよ!

これで「名もなき家事」が消えた!洗濯物の仕分け
出典: https://ameblo.jp

成功ポイント)家族が覚えるまではフォロー

この作戦に欠かせないのが、家族が洗濯物をどう分けるか、知ること。わが家では、慣れるまで、ネットに入れるものを、箇条書きして、張り出していました。

洗面所収納ー洗濯物の仕分け方で、「名もなき家事」が消える!
出典: https://ameblo.jp

すぐに慣れるので、家族が覚えたら、紙も外せます。

メリット

Lazy dummy

この作戦には、「名もなき家事」洗濯物の仕分けが消える以外にもう2つメリットが!

【時短になる!】
仕分ける時間がいらない分、洗濯スタートまでの時間がぐっと短縮され、時短になりました。

Lazy dummy

【家事シェアをしやすい】
洗濯機を使えても、衣類ごとの扱い方を分かっていなければ、家事シェアはできません。以前夫に洗濯を頼んだときには、すべての洗濯物をネットなしで洗濯機に投入した上、乾燥まで一気に仕上げるコースを選んでいて、デリケート衣類がシワシワになって出てきました(汗)。仕分け方を誰でも分かっていれば、急にお願いするときも安心です。

②「名もなき家事」裏返しの衣類をひっくり返す作業

「名もなき家事」二つ目は、裏返しに脱がれた衣類や靴下を、ひっくり返す作業です。これを消すのに必要なのは、思い切って、意識を変えることです。

作戦)裏返しは、「直さない」

裏返しで出された洗濯物は、そのまま洗い、そのまま干して、クローゼットに収納します! これで、「名もなき家事」二つ目が消えました(笑)。

これで「名もなき家事」が消える!裏返った衣類は直しません
出典: https://ameblo.jp

成功ポイント)家族に宣言してから実行!

毎回裏返す面倒くささを家族に伝えて、それぞれが脱ぐときに注意するようにお願いします。それでも変わらないものは、出された状態のままで洗い、干して、しまいます。

裏返ったものをそのまま干して、しまうようになり、最初は夫にも娘にも「これぐらい直してよ」と不満そうに言われましたが、「これぐらいと思うなら自分でやってね。直すのが面倒だったら出すときに気をつけて」と伝えて終了です(笑)。

③「名もなき家事」脱ぎっぱなしの服を集める作業

「名もなき家事」三つ目は、脱いで放置された服を集める作業です。この家事を消すには、2つの作戦を使います。

作戦1)近づいたときに声かけ

脱いで放置された衣類や靴下などは、脱いだ張本人が一番近くにいるときに「洗面所に持って行ってね」と声かけします。立ち上がって、お風呂に行こうとした瞬間なんて、絶好のタイミングですね。

これで「名もなき家事」が消える!脱ぎっぱなしの衣類は声かけだけで我慢!
出典: https://ameblo.jp

作戦2)「名もなき家事」に名前をつける

これは、低年齢の子どもに有効です。脱いだ衣類を洗濯カゴに入れる作業に名前をつけて、朝の子どものやることリストに、追加するのです。わが家では、「せんたくポイ」と名付けて、歯磨きやトイレなど、他のやることと同じように、できたら花マルをつけています。

「名もなき家事」に名前をつける!
出典: https://ameblo.jp

成功ポイント)自分でやってしまわない

家族がやらないからといって、代わりにやってしまうと、この先もずっとやり続けることになります。たまに例外もありですが、何十年先も、同じことを言い続けたくなかったら、声かけをして、本人にやってもらうことが大切! 数カ月も続ければ、習慣になっていくので、それまでは面倒でも「声かけだけ」を粘りよく続けるのが、成功のポイントです。

まとめ

私も思い切るまで、時間がかかりましたが、専業、ワーママ、ライフスタイルの違いに関係なく、一人ひとりが気をつければなくなる作業に、貴重な時間を奪われるのは、おかしな話です。

「これぐらいのこと」なら、それぞれが自分でやろうよ。それが終わったら、家族みんなで楽しむ時間にしよう! というのが、今のスタンス。「名もなき家事」をなくして、家族みんなが分かるようしていくことは、本当の意味での家事シェアに近づいている、と感じています。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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