【子ども部屋収納】男女別の特徴に合わせた収納テクニックとは？

こんにちは！　収納のチカラで叶えるインテリア、おうちデトックス大橋わかです。

毎日毎日、子どもに「片付けなさいっ」って言うだけでも疲れますよね。プリント類だって、ランドセルの底でぐちゃぐちゃになっている……なんてことも。

今回は、男女別の特徴を意識した子ども部屋収納をご紹介します。

男子の一般的な特徴と言えば、「とにかく次やりたいことに突っ走る！」です。

例えば……
・学校から帰ったらおやつと遊ぶことしか頭にない。
・使いたいおもちゃが見つからない時、必死に探して見つけて遊ぶ。でも遊んだ後はポイッとしてまた失くす。

そんな男子には、とにかく「アクション数を減らすこと」が大事なんです。

こちらは小学1年生男子のお部屋。本棚+カラーボックスを横と縦にして配置した、ごく一般的な子ども部屋収納です。

アクション数を減らすことを意識するのが大事ですから、子どもでも出し入れしやすい方法にするのが鉄則です。そのため、子どもの身長に合わせて配置します。

よく使う教科書は、ランドセルの近くに収納。無印のファイボックスなら安定性があるので、子どもが出し入れしても倒れにくいです。

また、つい忘れがちな鉛筆削り。ランドセルの下に鉛筆けずりをセッティングし、「朝登校前にチェック」がルールです！

毎日持って帰るプリント類は、ランドセルを開けたら、そのままとにかく全て下のかごに投げ入れる方式を採用。

「学校でもらったプリントなどの紙類はここに入れる」とルール化しました。

プリント入れは、あちこちに置いてしまうと行方不明になります。「ここに全て入れる」とルールを明確化することが大事です。

おもちゃ収納も、もちろんアクション数を減らすことを意識します。

買ってきた時のままケースに入れて収納していると、使う時には出しづらく感じたり、片付ける時にはきっちり入れないと収まらないので使いっぱなしになる恐れが。

そして片付けるのが面倒になり、場合によっては使わなくなってしまったりするかもしれませんね。

中身が見えて取っ手と蓋がついているタイプのものは、おもちゃ収納で大活躍。

ボードゲーム類は、箱が破れたり、他の箱類と平積みしていて取りづらいなら、思い切って箱をなくしましょう。

このようにポーチに入れて平ゴムで止めれば、立てて収納できます。

小学生にもなると、おもちゃ収納に引き出しを使うのもオススメ。引き出しの利点は、奥のものまで取り出しやすく、かつ投げ入れるだけで戻せること。

詰め込みすぎると、かえってなにが入っているかわかりません。上から見た時に何が入っているのかわかるくらいの量だけ収納する、がルールです。

一方、女子の一般的な特徴は、「かわいい・ステキが一番のモチベーション♪」です。

例えば……
・学校から帰って、お部屋からかわいく並んだお気に入りの物たちが見えるとルンルン。
・お片付けして「使いやすくなる」より、「ステキな自分の空間☆」になることがうれしい。

そんな女子には、「見た目重視のアクション数」にすることが大事です。

こちらは小学一年生の女の子。

見た目も重視し、収納家具は無印良品のスタッキングシェルフにしています。この商品は、追加で棚を増やすことができるのがうれしいポイントです。

棚板は稼動できない分、デザイン性が高いです。先ほどと同じく子どもの身長に合わせて配置しました。

見た目重視で、ファイルボックスは中が見えないグレー！　向きは逆にして、見える側はスッキリとさせています。

お気に入りの雑貨をシェルフ上に飾り“かわいい”を演出♪　気分を盛り上げつつも、棚の上に置いてしまうことを防止しています。

おもちゃ収納では、定番・イケアのトロファストを使用しています。

右端はアクタスの本棚。もう数年したらお揃いの勉強机が並ぶ予定。

将来のレイアウトも考えて置けば、長く使える素敵な家具を買うのも大賛成！

子どもだって良い家具はやっぱりわかるし、よりテンションもUPします。

女子は「かわいい！」がモチベーションになるので、雑多に見えそうなものは引き出しの中へざっくり収納でもOK。ぬいぐるみや見映えのするものは飾るように収納してみましょう。

今回は男女の一般的な特徴によって、収納方法を考えてみました。男子でも車や電車が好きで集めていたりするなら、女子の例のように見た目重視な収納を取り入れてみてもいいですね。

ぜひ試してみてくださいね♪