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2019年07月26日 21:00 更新

収納の幅が広がる「マグネットアイテム」の活用事例

マグネットはインテリアにも収納にも簡単に取り入れることができ、収納の幅を広げてくれるとっても便利なアイテムです。うまく活用すれば、便利で楽しいお部屋づくりができますよ! 今回は収納で使えるマグネットの魅力と共に、おすすめのマグネットの種類を紹介します。

こんにちは。整理収納アドバイザー、ルームスタイリスト・プロの佐々木弓子です。

マグネットは使い方次第で、毎日の生活を助けてくれる救世主的な存在となり、収納の幅もぐっと広げてくれるお役立ちアイテム。今回は、そんな簡単便利なマグネットアイテムの活用事例をお伝えします。

マグネットはメリットがいっぱい!

・宙に浮かせる収納が叶う(掃除がラクになる)
・壁が傷つかない(穴を開けないので、壁面利用に抵抗がなくなる)
・着脱の動作がラク
・スペースを有効活用できるようになる

など、メリットがたくさん。とにかく便利で簡単に使えます!

マグネットが活用できる場所

冷蔵庫 マグネット 側面利用
ヘラス・テラス´s

まずは家の中でマグネットがくっつきそうな場所を探してみましょう。一番に思いつくのが冷蔵庫ですよね。(ちなみに最近は、側面のみくっつくようになっている場合も多いそう)

そして洗濯機やシステムキッチン(メーカーによります)、キッチンの換気扇、玄関ドア(集合住宅など)、窓枠……などなど、金属塗装面やスチール製の場所を意識して見つけてみてください。ココ使えるかも! と閃いたら活用するチャンスです。

収納で使えるマグネットアイテム

マグネット

マグネット デスク インテリア
ヘラス・テラス´s

インテリアにもなるおしゃれなマグネットは、くっつけておくだけでも楽しくなります。

だからといって、紙やチラシなどを貼っておきたい場合は、あれもこれもではなく「厳選すること」が大事。マグネット自体も、ただくっつけばいいというわけではなく、お部屋に合わせて色柄を意識したり、自分なりにこだわってインテリアとして見せることで、便利かつおしゃれな壁面を作ることができます。

マグネットフック

マグネットフック レンジフード 
ヘラス・テラス´s

マグネット付きのフックは、今や雑貨屋さんや100円ショップでも手に入ります。マグネット付きのフックの場合は、着面を傷付けることなく、付けたり外したりと移動も簡単で、便利に使うことが可能です。収納したいものを浮かせることによって、スペースを有効に活用できるのもいいですね!

デザイン性のあるモノ、スイングタイプの多方向使いできる機能的なモノなど種類も豊富。掛けたいモノの重量によって最大保持荷重があるモノを選べば落ちたりズレたりせず、ストレスなく使うことができます。

ドアにつけてリースや雑貨をかける、クリップボードに月間予定を挟み冷蔵庫の側面に掛ける、洗濯機の側面に洗剤スプレーや雑巾を引っ掛けるなど、スペースが足りない場合やその場にあったら便利だなと思うことを叶えてくれるアイテムです。

マグネットボードやホワイトボード

家電にペタペタ貼りたくない、動線上ここに欲しい、一か所に絞って活用したいなどの場合はマグネットボードの設置がオススメです。壁面に釘やピンなどで固定することになりますので、設置する場合は計画的に! 作業するときには、できれば2人いるとスムーズです。壁面とボードとのバランス、目線を意識した高さ、ボードの平行を調整しましょう。

作品を飾る、カレンダーをかける、大事なプリントを貼っておくなど、何となくテーマを決めておくと、雑多にならずに頭も情報も整理されて便利に使うことができますよ。

マグネットボード 子供の作品 スペースを決めて飾る
ヘラス・テラス´s

ちなみに我が家の場合は、2か所に設置しています。1つはスケジュールや重要なタスク管理のスペースとして、もう1つは子どものギャラリースペースとして作品など好きなように飾ってもらっています。スペースを決めて貼るモノを更新しているのでモノが溢れたりせず、インテリア的にも苦しくはなりません。

マグネット付き用品

洗濯機 マグネット付きタオル掛け 雑巾かけ 掛ける収納
ヘラス・テラス´s

収納として活躍してくれるマグネット付きの小物入れやラック、トレーなど数多くあります。また、マグネット付きのタオル掛けは、タオルをかける以外にも、写真のようにS字フックやひも付きピンチを組み合わせることで活用の幅が広がります。使い方の例としては、換気扇横にキッチンツールや雑貨を引っ掛ける、使用済みのジッパー袋をピンチに挟んで干すなど。毎日の動作がラクになり効率もよくなりますよ。

マグネット付きのラップケース、ティッシュカバーなどもあります。これらは出しっぱなし収納でもスッキリ見えて便利に使えますが、表に出てる分、掃除の手間もあるので「どんな使い方をしたいのか?」をよく考えてから取り入れることをオススメします。

マグネットプレート

商品としてマグネット付きのモノがない、ちょうどいいサイズや形状のモノがない、などいよいよ困った……なんて時は、粘着剤付きのマグネットやプレートも売られています。どうしてもここに付けたい、ここにあったら便利という場合、付けたい面とモノにプレートを貼ることで少々手間はかかりますが快適収納が手に入ります。

まとめ

マグネットはくっつけるだけなので、簡単&取り入れやすいことが最大の魅力だと思います。本当にそこに欲しいが置く場所がない、直置きはしたくない、そんな時は収納の救世主となってくれるでしょう。マグネットの性質を利用して、自分だけの快適便利収納を作ってみてください。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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