思い立ったらすぐ準備! 忘れてはいけない避難バッグの重要さと収納場所
地震や台風、大雨などのニュースを聞くたびに気になるのが、自宅の防災対策について。皆さんは避難バッグの準備はされていますか? 全く準備していないという方、今からでも遅くはありません! 今回は、どんなものを用意すべきかと、避難バッグの置き場所について、我が家を例にご紹介していきたいと思います。
こんにちは。小学生の頃に、阪神大震災を経験したことがありますankoです。
このところ自然災害が相次いでおり、自然の猛威にただただ不安が募ります。こうしたことが立て続けに起こっている今、ようやく避難バッグの用意をしだしたという方もいらっしゃるようですが、そうした中でも「何も準備していない」という声もよく聞くのが現状です。
今や他人事ではない災害。いつ何時、どこで起こるのかはもはや誰も予測できないような状態ですよね。
起きてしまってからあたふたするのではなく、起きる前にしっかり準備しておく。こうしたことで、未然に二次災害を防ぐことができたり、最悪の事態を免れることができたりするケースも多々あります。
今回は我が家の避難バッグの中身を例に、100均でも揃えられる避難グッズについてもご紹介したいと思います。
避難バッグの中身はどんなものが必要?
まず肝心な避難バッグの中身。
我が家では、以下のものがリュックサックの中に入っています。
1.紙コップ
2.紙皿
3.プラスチックのスプーン
4.割り箸
5.ろうそく
6.固形燃料
7.ライター
8.温熱アルミシート
9.携帯トイレ
10.給水袋
11.救急用品
(爪切り、とげ抜き、鏡、綿棒、消毒液、絆創膏、ガーゼ、マスク、オロナイン、ロキソニンなどの飲み薬、テープ、安全ピン、体温計、湿布薬)
12.ティッシュ
13.トイレットペーパー
14.歯磨きシート
15.液体歯磨き
16.歯ブラシ
17.ゴミ袋
18.冷却材
19.メイク落とし
20.ウエットシート
21.体を拭くシート
22.生理用品
23.水のいらないシャンプー
24.ラップ
25.アルミホイル
26.ポケットナイフ
27.ホイッスル(防犯用)
28.電池
29.手回しラジオ
30.ガムテープ
31.ビニールテープ
32.常備薬
33.小銭ケース
34.ゴム軍手
リュックの中身は定期的に見直ししているのですが、その際チャック付きの袋などにある程度仲間分けして入れておき、分かりやすいようにメモ書きで中身の物を書き出し。見直しの際にも分かりやすくて便利です。
意外と忘れがち! だけどあると便利な防災アイテム
次に、こうした防災グッズの中でも意外と忘れがちなアイテムと、その使い方についていくつかご紹介したいと思います。
①手回しラジオ
携帯があるからラジオなんていらないでしょ? と思いがちですが、こういう災害時は特に、携帯の電波などは混雑してなかなか繋がらなかったりすることもあるようです。それに比べて、災害時のラジオは地域に根付いた情報を発信してくれるので、非常時には本当に役立つそう。
また、最近では手回しで充電できるもの、携帯も充電できるものなどあるので、そういったものだとより安心して、便利に使えそうですね。
②オムツ、生理用品
怪我をした時の止血だけでなく、下着などを常時変えられない状況の中で、衛生面を保つために役に立つそうです。子どものサイズアウトしてしまったオムツなども、もし家にあるのであれば、捨てずに置いておくと役に立つことがあるかもしれません。
③ゴム軍手
普通の軍手だと、割れたガラスの破片などが刺さってしまう場合があるので、ゴムタイプの軍手があると安心です。
④体拭き、水のいらないシャンプー
気休めかもしれませんが、避難所からも「あるとよかった」という声があがったアイテム。我が家でも、キャンプに行ってお風呂に入れないときなどに使うことがよくありますが、やっぱりあるのとないのとでは全然違う気がします。
お風呂に入れない日が続くと、気持ちもスッキリしないですよね? こうしたものがあると、多少ではありますが身体もサッパリするので、持っていると便利です。こちらの体拭きはダイソーのものです。
⑤歯磨きシート、液体歯磨き
災害時、水が非常に貴重なので、こうした口腔ケアは疎かになりがちですが、口の中も清潔に保てないことが続くと、気持ち悪いですよね。
液体歯磨きや、小さな子どもであれば、ドラッグストアに売られている歯磨きシートなんかもオススメです。
⑥アルミホイル、ラップ
災害時、紙皿などの紙食器を使う際など、お皿が汚れないようラップをかけて使うほか、包帯の代わりやスポンジ代わりとしても使えます。
アルミホイルも重ねれば、調理器具の代わりとして使うことができます。こうした災害だけに限らず、アウトドアなどで使い方を試しておけば、いざという時にもスムーズに使うことができるでしょう。
⑦小銭ケース
災害時はお店のレジが使えなかったり、スマホが壊れて公衆電話を利用することもあるかもしれないので、小銭は多めに持っていると便利です。100円だとお釣りが出ないので、できれば10円玉がたくさんあるといいでしょう。こちらはダイソーのものです。セリアなど他の100円ショップにも売っています。
⑧ホイッスル
防犯として避難所でも持っておくといいのと、普段から持ち歩いておくと、外で災害などに巻き込まれた時に大きな音が出るので助けを呼ぶ合図になります。こちらはダイソーのものです。
⑨手動ライト、ろうそく
こちらは、どちらも100均のものです。ろうそくは、ものによって何分もつなどの記載があるので、そうした部分もよく調べてから購入されることをオススメします。
⑩テープ類
貼り付けたりするだけでなく、包帯や添え木の固定などにも使えます。
防災グッズはいろんなところでも販売されていますが、大半は100均でも揃えることができます。
こうしたことを頭に入れながら、一度お店を覗いてみると、もしかしたらこんなものも必要かもしれない! というものが新たに出てくるかもしれませんね。
避難バッグの置き場所は?
避難バッグの置き場としてよく聞くのが、枕元や玄関先など。
ただこうした多くの荷物を置いておくのには結構な場所をとりますし、そうしたスペースもないというお宅ではなかなか難しい問題です。
我が家ではまず、寝室に非常用のLEDランタンと、ものが落ちて足場が危険であることなどを想定して、スリッパを袋に入れておいています。
肝心な避難バッグはというと、玄関のベンチ収納の中。
こうしたベンチ収納があると、中にたくさん物を入れていても、普段は蓋をしているので見えませんし、インテリアの一部として置いておけるので便利です。
避難グッズや非常食などは一箇所にかためない!
非常食や非常食の飲用水、避難バッグももちろんですが、ついつい一箇所にかためて置いておく方も多いですよね。けれども、こうした災害はどこにいるときに起こるか予測できません。
家の中でかもしれませんし、車の中であったり、もしくは出先などで起こる可能性もあります。いろんな事態を考え出すとキリがないですが、例えば玄関先だけでなく、キッチン、二階のクローゼット、車の中など、いくつかに分散させて置いておくことも重要です。
我が家でも、上記の場所にいくつか分散させて置いているので、それぞれにメモ書きで何が置いてあるのか、また消費期限等も把握できるように、バインダーに期限を記録して、期限切れ等のないようにしています。
まとめ
毎年我が家も見直しをしては追加してみたり、季節に応じているものやいらないものなどが出てくるので、その都度中身の確認や見直しは行うようにしています。
もはや他人事では済まされない災害の現状。一人ひとりの意識によって助かる命があり、守れるものがあると思います。
他にも使える詳しい避難アイテムや、防災情報等、Instagramではその都度更新しながら詳細を載せているので、少しでもどなたかの参考になれば嬉しいです。