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【助産師解説】マタニティハイあるある!気を付けたい言動4つと対策

【助産師解説】マタニティハイあるある!気を付けたい言動4つと対策

待ちに待った妊娠の喜びで舞い上がってしまうマタニティハイ。この高揚感が周りに迷惑をかけているかも? マタニティハイでやってしまいがちな失敗について、助産師さんにアドバイスいただきました。


この記事の解説助産師
佐藤 裕子先生
日本赤十字社助産師学校卒業後、大学病院の総合周産期母子医療センターで10年勤務。現在は助産院マタニティハウスSATOにて、妊娠から出産、産後のトータルケアを担っています。「日々ママや赤ちゃんに寄り添い、笑顔になってくれるのが何よりのやりがいです 」

マタニティハイってどんな状態? なぜなるの?

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妊娠の喜びで気分が舞い上がってしまうマタニティハイですが、具体的にどのような状態になるのでしょうか? また、そのようになってしまうのには、何か理由があるのでしょうか?

マタニティハイとは?

マタニティハイは医学用語ではなく、また明確なメカニズムはありませんが、一般的に「妊娠がわかった直後や妊娠中に気分が高揚して、普段とらない行動をとってしまうこと」を指した表現として使われているようです。

妊娠したら誰でもマタニティハイになるわけではありませんが、そのときはおかしいことに気づかなくても、後に冷静になったときに「やってしまった!」と思うママは少なくないようです。

マタニティハイになるのはなぜ?

待望の赤ちゃんを授かったり、初めてママになったことに興奮すると気分がハイになりやすいようです。また、周りに祝福される幸福感によりハイになることも。

いずれにせよ、妊娠したことによる幸福感がもたらすものなので、初産の場合や、待ちに待った妊娠であるほどマタニティハイの状態になりやすいと言えるでしょう。

注意!マタニティハイでやりがちなこととは?

マタニティハイは、それ自体が悪いことではありません。赤ちゃんを授かったことを喜べることは、むしろとても素晴らしいことと言えるでしょう。

ただ、ハッピーな気分が言動として過剰に表れると、場合によっては周囲の人を不快な気持ちにさせたり、迷惑をかけてしまうこともあるので、配慮が必要です。

先輩ママの体験でよく聞かれる、マタニティハイでやりがちな行動をまとめてみました。妊娠の予定がある方、あるいは今すでにマタニティハイかも?と思うプレママさんは要注意ですよ。

とにかく妊娠に関する話をしたい

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マタニティハイかな? と思われるもっともよくある心理状態に、自分にとって今一番特別な“私の妊娠”について、いつまでも話していたい、他の人ともこの高揚感を分かち合いたいと思う気持ちがあります。

妊娠中は、友人や職場の同僚などから「妊娠おめでとう」「お腹出てきたね」「赤ちゃん動いた?」など、関心を向けられることが多くなります。そんな周囲からの温かい目線が、ともすればハイな気分をさらに盛り上げてしまうことも。

妊婦さんである前に、他の人にとってあなたはひとりの友人・同僚です。今の一番の関心事が妊娠であるからといって、会話がそれ一色になってしまうと、人間関係もギクシャクしてしまうものです。話の流れで妊娠に関する話をするのはいいでしょうが、会話の内容を常に自分中心に持っていこうとしたり、ひたすら妊娠にまつわる話をし続けるのは、避けたいですね。

赤ちゃんのエコー写真を見せびらかす

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妊婦さんにとって、健診時にもらうエコー写真はかけがえのないもの。前より大きくなったな? 手足が見えた! など、お腹の赤ちゃんの成長を目で見て感じることができる宝物でしょう。かわいい赤ちゃんを見てほしくて、エコー写真を周囲の人に見せたくなる気持ちもわからなくありません。でも、ママにとってはかわいい赤ちゃんの写真ですが、第三者からすると、エコー写真って実はよくわからないものですよね。

一度くらい「これくらい大きくなったよ」と友人などに見せる分にはいいかもしれませんが、毎回見せて幸せを共有しようとするのはナンセンス。エコー写真を見る幸福感は、親だからこそ得られる特別なものということを忘れないようにしましょう。

中には、「年賀状や暑中見舞いにエコー写真を載せて送ってしまった!」という先輩ママも。冷静になったとき後悔しないように、たまに客観的に自分を見つめるくせをつけるのも必要かもしれません。

命名に奇抜さを求めてしまう

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マタニティハイになっていると、「赤ちゃんの名前は、見たこともないような特別なものにしたい!」という気持ちが強くなる人もいるようです。

もちろん、一生使う名前ですから、良い名前をつけてあげようと真剣に悩むのは親心として当然のことです。でも、あまり浮かれすぎると、奇抜過ぎてなかなか受け入れられにくい名前に「特別感」を持ってしまうことも。

これも、冷静になったときに後悔しがちな行動のひとつなので、特に名前に関する問題は一人の意見を押し通そうとせず、旦那さんと相談しながらじっくり考えられるといいですね。

他の女性に妊娠を勧める

素晴らしい体験は、みんなにも勧めたくなるものですが、ことに妊娠に関しては慎重になるべきです。

妊娠を望んでいない人、望んでいてもできない人、妊娠に関して辛い思いをした経験がある人など、同じ女性の中でも、妊娠・出産に対する気持ちは様々です。悪気なく言った一言で相手を傷つけることがあり、妊娠に関しては特にその危険性の高い話題なのです。

あなたが普段仲良く話している相手でも、表には出さない悩みや考え方があることを忘れず、周囲の人にも十分な配慮を持って接しましょうね

マタニティハイに気づくには?周りはどう対応すべき?

できるだけ周りに迷惑をかけないためにも、自分がマタニティハイになっていることには早めに気づいておきたいものです。マタニティハイになっていることにいち早く気づくすべはあるのでしょうか? また、高揚した気持ちをどうすることもできないときは、どう対処すればいいのでしょうか? 周りの対応についてもあわせてお伝えします。

マタニティハイの問題は周りとの温度差にある

前でも述べましたが、妊婦さん本人がマタニティハイになっていること自体は、決して悪いことではありません。マタニティハイによる問題は、周りを巻き込んでしまうために起こります。これは、“妊娠”という出来事に対する自分と周りとの温度差がもたらすトラブルと言えるでしょう。

自分にとっては一大事ですが、周囲の人にとってはさほど特別なことはありません。これに気づけずにいると、周囲も自分と同じくらい妊娠を喜んでくれていると思い込んでしまい、まるで世間の関心が集まる一大事のように共有してしまいます。温度差が激しいほど、このような行動は周りにとって迷惑になってしまうでしょう。

本人は気づきにくいもの

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マタニティハイになっているときは、自分ではそのことに気づくことが難しいものです。身近な人や友人に指摘されることで気づいたり、後々冷静になったときに「あの時マタニティハイだったんだな~」と気づくことがほとんどのようです。

マタニティハイになっていることに早めに気づくには、旦那さんや気心が知れた友人などに、そのような状態になっていたら指摘してほしいとあらかじめお願いしておくのもいいでしょう。すでに妊娠中であれば、話しやすい人に「もしかしてマタニティハイになってる?」「嫌な気持ちにさせていない?」と聞いてみるといいかもしれません。

身近にマタニティハイの友人がいるときは、気が置けない友人なら「マタニティハイになってるよ~」と、冗談まじりにはっきり言ってあげるのが一番いいかもしれません。言い方にさえ気を付ければ、相手も傷つくことは少ないでしょう。むしろ、もしかして迷惑かけてた? と自分を顧みるきっかけになるかもしれません。

はっきり言うことがなかなか難しい……という場合は、軽く聞き流しながら「私の話も聞いて」というように、自然に話しを変えてみてはいかがでしょうか? SNSなどで近況報告メッセージがひたすら送られてくるときは、適度に受け流してもいいかもしれません。

マタニティハイとわかってもどうしようもないときは?

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友人に迷惑はかけたくないとはいえ、マタニティハイのときは周りに指摘されたり、関心度の低さを感じると落ち込んでしまうこともあるでしょう。妊娠は自分にとっては重大なことなので、そのような気持ちになっても無理はありません。

そのようなときは、旦那さんや親など、嬉しさを同じように共有してもらえる人に思いのたけをぶつけるといいでしょう。家族にとっては同じくらい喜ばしいことですから、他の人に話すより自分の気持ちを受け止めてもらいやすいはずです。ただし、家族でも仕事などで疲れていることもあるので、あまり自分の話ばかりするのは、やはり注意したいもの。相手の話の状況も考えながら、楽しい会話で嬉しい気持ちを共有し合いましょう。

また、お腹の赤ちゃんに語り掛けるのもお勧めです。その嬉しい気持ちを自分の言葉で赤ちゃんに語り掛ければ、自分の心も満たされるはずです。

マタニティマークはいつから?つけない妊婦の方が普通?

https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/1563

妊婦さんがバッグなどにつけているマタニティマーク。保健所へ母子手帳の交付にいくともらえるものが一般的ですが、最近ではキャラクターがついたものなども出ています。とはいえ、このマタニティマーク。つけない人も増えているそうで……。

まとめ

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妊娠がわかって喜びに包まれると、マタニティハイという呼ばれる気分の高揚状態になることがあります。嬉しさや幸福感を味わうことは素晴らしいことですが、あまり浮かれすぎて周囲への配慮に欠けた言動をすると、人間関係に悪影響を及ぼすこともあります。当事者とそれ以外の人とでは、妊娠に対する温度差は当たり前にあるものなので、周りの反応がイマイチだからとあまり傷つかないでくださいね。これから過ごす出産までの期間、マイナートラブルなどしんどいこともあるかもしれませんが、この喜びを忘れずに前向きに過ごしてください。

(文・構成:マイナビウーマン編集部、監修・解説:佐藤裕子先生)

※画像はイメージです

※この記事は、マイナビウーマン子育て編集部の企画編集により制作し、助産師の監修を経た上で掲載しました

※本記事は子育て中に役立つ情報の提供を目的としているものであり、診療行為ではありません。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。本記事により生じたいかなる損害に関しても、当社は責任を負いかねます

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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