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【助産師解説】授乳中にチョコレートはOK?カフェイン量や乳腺への影響と食べ方のポイント

【助産師解説】授乳中にチョコレートはOK?カフェイン量や乳腺への影響と食べ方のポイント

授乳中のチョコレートは「おっぱいの詰まり」や「カフェインによる影響」などが心配? という疑問に助産師がお答えします。母体や赤ちゃんへの影響や、食べる量の目安など、気になる問題をチェック!


この記事を解説してくれた先生
清水茜先生
助産師、国際認定ラクテーションコンサルタント。
東京慈恵会医科大学附属病院の産科、NICU勤務や地域の産婦人科病院にて、妊娠・出産・母乳育児指導・NICUにおける母乳育児指導などに関わる。現在は保健センターで妊婦向けに保健指導を行っている。 自身も、二人の男子を子育て中。

授乳中のチョコレート、カフェイン量や乳腺への影響は?

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チョコレートが大好きだけど、授乳中はおっぱいの詰まりやカフェインが心配……というママは少なくないようです。チョコレートによる母乳や赤ちゃんへの影響は、実際のところどうなのでしょうか?

チョコレートを食べると乳腺がつまりやすくなる?

乳腺が詰まる主な要因には、授乳ポジションや吸着が適切に行われていない、母乳の分泌が多すぎたり授乳回数が少ない、授乳の間隔が開きすぎる、急な断乳などがあります。

よく、脂っこいものや甘いものを食べすぎると母乳がドロドロになって詰まりやすくなるという話を耳にすることがありますが、実は一定の食べ物によって母乳が詰まりやすくなるという医学的な根拠はありません

今のところ食事と母乳の分泌状態に関係はないと考えられているため、たとえば「からいものを食べたら母乳がからくなる」などの説も事実ではありません。つまり、チョコレートを食べたからと乳腺に何かしらの影響を与える可能性は限りなく低く、母乳の詰まりを心配して食べるのを控える必要はないと言えます。

【助産師解説】写真で学ぶ授乳姿勢!パターン別授乳姿勢と4つのポイント

https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/3509

授乳姿勢が正しくないと赤ちゃんがうまく飲めないだけでなく、乳腺炎などのリスクも高くなります。主な6つのポジショニングとNGパターン、正しい姿勢をとれているかを確認できる4つのチェックポイントをお伝えします。

カフェインは大丈夫?

妊娠中に続き、授乳中もカフェインは気になるものです。

チョコレートに含まれるカフェイン量は、作り方によって変わってくるので一概には言えませんが、一般的なミルクチョコレートだと板チョコ1枚(およそ50g)あたりレギュラーコーヒー1杯(およそ150ml、カフェイン含有量は90mg)の1/6程度とされています。

つまり、チョコレートに含まれるカフェイン量はさほど多くないので、常識の範囲で楽しむ分には問題ないでしょう。

ちなみに、カフェインはチョコレートの原料となるカカオマスに含まれるので、カカオマスを使わないホワイトチョコレートにはほとんど含まれていません。

どれぐらいなら食べてもOK?

前述でもわかるように、コーヒーなどに含まれるカフェイン量に比べてチョコレートへの含有量は少ないため、食べ過ぎなければ影響を心配することはないですが、チョコレートはついつい食べ過ぎてしまいがちなので、「気づいたらたくさん食べてしまっていた!」なんてことも。

カフェインもそうですが、チョコレートの食べすぎは糖分や脂質のとりすぎ、カロリー過多の方が気になるところなので、くれぐれも注意しましょう。

では、1日の適量はどれぐらいなのでしょうか?

農林水産省・農林水産省の「食事バランスガイド」の“嗜好品の一日あたりの目安”を参考にすると、板チョコ半分(1欠片6~7個程度で、およそ200kcalの分量)が上限と考えられます[*1]。ただし、200kcalは嗜好品全体の1日の推奨摂取カロリーなので、他にも嗜好品も食べたときはこれより少ない量で調整しましょう。

チョコレートを食べすぎないための3つの工夫

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授乳中に限ったことではありませんが、チョコレートを食べるなら適量を心がけることが大切です。食べすぎないために押さえたいポイントと、適量にとどめるコツをご紹介します。

1日に食べる量を決めて小分けにしておこう

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チョコレートなどの甘いものは1日に食べる量をあらかじめ決めておいて小分けにしておくと、「気づいたらこんなに食べていた!」という失敗を防ぎやすくなります。

チョコレートなら、板チョコ半分くらいを目安に袋に分けておくといいですね。他のおやつとの兼ね合いも考えて量を決めましょう。

甘いものを食べる時間や回数を決めよう

食べる量とともに気をつけたいのが、だらだら食べにならないようにすること。

1日中何かしらをだらだら食べている…という状態はよくないので、朝・昼・晩の3食はもちろん、間食の時間もある程度決めておきましょう。一度に多くの量を食べると血糖値が上がりやすく、結果的に太りやすくなってしまうので、午前と午後に1回ずつなど、おやつの時間を何回かに分けて、1日に食べる分を少しずつ食べるようにすると、よりいいかもしれません。

必要以上に買い置きしない

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何度も買い物に行くのがめんどくさいという理由で一度に多くの量を購入してストックすることもありますが、家に甘いものが大量にストックされているとついつい手が伸びてしまいがちに。小分けにしておいても、今日はもう1袋食べちゃってもいいかな?など、誘惑に負けてしまうこともあるかもしれません。

自分をコントロールする自信がないという方は特に、甘いもののストックはできるだけ家に置かないようにすることをおすすめします。

まとめ

チョコレートは乳腺を詰まらせるという説を心配して食べるのがためらわれる、というママもいるかもしれませんが、医学的根拠はありません。また、カフェインの含有量もコーヒーなどに比べてかなり低いので、食べすぎにさえ注意すれば特に心配することはないでしょう。むしろ、チョコレートの食べすぎは糖質やカロリー過多が気になるところなので、そういった意味で適量を心がけることが大切です。チョコレートは効率よく空腹を満たせることもあり、食べすぎなければ授乳中のおやつにはおすすめとも言えます。1日のリラックスタイムに、適量を守って美味しく食べましょう。

参考文献
[*1]農林水産省・農林水産省「食事バランスガイド」
http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/zissen_navi/use/concept.html

(文・構成:マイナビウーマン編集部、監修・解説:清水茜先生)

※画像はイメージです

※この記事は、マイナビウーマン子育て編集部の企画編集により制作し、助産師の監修を経た上で掲載しました

※本記事は子育て中に役立つ情報の提供を目的としているものであり、診療行為ではありません。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。本記事により生じたいかなる損害に関しても、当社は責任を負いかねます

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください

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