インテリアと収納を両立！　100均のクラフトバッグ活用アイデア

こんにちは。ライフオーガナイザー®の橋本智子です。

100円ショップでもよく見かける、「クラフトバッグ」や「ペーパーバッグ」という商品。見た目もおしゃれで、サイズや種類も豊富です。

「クラフトバッグ」「ペーパーバッグ」と、一般的な「紙袋」の違いって何だろう？　と、常々思っていたのですが、どうやらクラフトバッグにはポリプロピレンの補強材が入っていたり、内側にアルミ蒸着フィルムが貼ってあったりなど、紙袋よりも丈夫な作りになっているようです。

袋にマジックテープが縫い付けられていて、袋の口を折り曲げると閉じられるようになっていたり、持ち手がついているモノもあります。多少のシワ感、ヨレ感もおしゃれに見えるのがいいですね。

クラフトバッグやペーパーバッグは、ただ置いているだけでもインテリアとして様になります。さらに、単なる「入れ物」としてではなく、収納や家の仕組みづくりにも活用できるというメリットがあること、ご存知でしたか？

ついつい出しっぱなしにしている、ちょっと生活感が気になるモノなども隠しながら、しっかりと定位置を確保！　いつもどこかに置きっぱなしで、いざ必要な時に探してしまう……というお悩みも解決できるのです。

そんなインテリアと収納を両立させることができる、クラフトバッグの活用アイデアをいくつかご紹介します。

100均セリアのクラフトバッグはとってもおしゃれ！　ついつい集めたくなりますが、せっかくなので収納にも活用してみましょう。

例えば、置きっぱなしにしてしまうというお悩みをよく聞く、テレビやエアコンのリモコン。家族皆が使う物は、定位置が決まっていないと、誰かがどこかに置いてしまって、他の家族が探してまわる……ということも多くなってしまいます。

「ここに置く・入れておく」という場所として、クラフトバッグを活用することもできますね。おしゃれなバッグはテレビの横に置いていても、見た目も邪魔になりません。誰が使ってもここに戻す、という習慣を作れば、探す手間も省けます。

毎回クラフトバッグの口を開け閉めするのは手間なので、外側に折り返しておくと出し入れがしやすく、袋の口が勝手に閉じるのも防げるのでいいですよ。

クラフトバッグは、キッチンの食品以外の収納アイテムとしても活用できます。

例えば出しっぱなしだと生活感が気になるけれど、ポイっと放り込めると楽なレジ袋。クラフトバッグをレジ袋収納場所にすれば、出しっぱなしでも気にならず、必要な時に片手でもさっと取り出せます。

キッチンは食品のストックや日用品など、外に出しておくと見た目が気になるモノも多い場所です。クラフトバッグはサイズも揃っているので、中身に合わせて活用できますね。

ただし、食品によっては保存場所として適していなかったり、長時間の食品保存は推奨されていない商品もありますので、クラフトバッグ購入時には、使用上の注意事項をよくご確認ください。

小さなサイズのクラフトバッグも、袋の口を折り返すと収納ボックス代わりに。

つい床や机、棚の上に放りっぱなしになりがちなスマホの充電器を入れておくと、いざという時に探さずに済みますし、掃除もしやすくなりますね。

このように、持ち運ぶためというよりも収納アイテムとして活用したい場合は、中にボックスを入れるとしっかりと自立するので物が出し入れしやすくなります。

こちらは100均セリアのクラフトストレージバッグですが、ダイソーの半透明収納ケースがピッタリ入りました。

100円ショップのダイソーには、持ち手付きのペーパーバッグもあります。机、椅子、棚など、引っかけられる場所があれば、フックなどを利用してバッグを掛けておくことができます。

こちらのペーパーバッグには、ボックスティッシュがピッタリ収まりました。ボックスティッシュのカラフルさは隠したいけれど、専用のケースに毎回入れ替えるのは手間に感じる方もいらっしゃいます。その分、クラフトバッグなら入れるだけでOK！　専用ケースのように開け閉めの手間がないので楽ですよ。

また、リビングとベランダが近い場合は、洗濯グッズをリビングに収納している方も。洗濯バサミなどを入れておくと、使わない時は掛ける収納に。使う時は腕に掛けたまま、洗濯物を干すことができるので便利です。

よく使う場所の近くにフックで掛けておけば、必要な時にサッと取り出せるのがポイント！　「子どもの〇〇セット」など、同時に使う物が複数あれば、まとめて収納しておくのも良いですね。

今回ご紹介したのは、ほんの一例です。使う場所、人、収納したいモノによって、活用方法は十人十色。いろいろな使い方が出来るクラフトバッグなので、使い勝手の良い仕組みと、インテリアを両立させたいな、という場合は参考になれば嬉しいです。