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2019年08月22日 22:00 更新

汚部屋から卒業! 片付けた状態をキープするコツ

きれいに片付けをした後、できればその状態を長くキープしたいですよね。せっかく片付けたのにすぐリバウンド……では悲しくなってしまいます。そこで今回は、片付けた状態をキープするコツをご紹介します!

こんにちは! 整理収納アドバイザーの三吉まゆみです。

せっかく片付けたのに、2、3日で元通りぐちゃぐちゃに……。こんな経験はありませんか?

片付けたら、その後はできるだけ長くきれいな状態をキープしたいですよね。でも生活している以上、散らかることは絶対避けられないもの。

理想とするのは「散らかってもすぐに片付く」ということ! そこで今回は、散らかってもすぐに片付く仕組みづくりについてお話しします。

散らかってしまう原因はなんだろう?

使った後、元に戻さない

散らかった部屋

そもそも片付けとは、モノを元の位置に戻すだけの単純作業。でも、ついその辺にポイッと「ちょい置き」してしまうんですよね。

一つちょい置きすると、そこからどんどんちょい置きが増えていってしまうもの。気付いたらモノの山になっています。

モノが多すぎる

Lazy dummy

もともと収納スペースにパンパンに入っていたら、新たに買ったものは当然収納スペースからあふれます。その結果、床置きのものやカウンター上、テーブルの上にまで置かれることになり、散らかってしまう……というスパイラルに。

ちょい置き防止のためにできること

簡単な収納にする

引出しを開ける、箱のふたを開けるなどの工程が多くなればなるほど、元に戻すのは面倒になってしまうもの。収納で大事なことは実は「戻しやすい収納」なんです。

なぜかというと、使うときは「それを使いたい」という目的があるから、多少面倒でも出して使いますが、しまうときはもう「使いたい」という目的が果たされているから、その辺にポイッと置いてしまいがちなんです。

壁面収納

例えば、フックに引っかける収納は、簡単な収納の代表例!

・腕時計、アクセサリーなどをフックに掛ける
・よく使うバッグをS字フックに掛ける
・鍵をフックに掛ける

など、いろいろなものの収納に使えますよ!

書類整理

書類や本は立てる収納がオススメ。

お子さんが学校や幼稚園などでもらってきたプリント類、請求書関係などを置いたままにすると、どんどん上に重ねてしまい、わからなくなってしまいます。

クリアファイルなどにジャンル別、人別に立てておくと、見た目もすっきり、散らからなくなりますよ。ただし、定期的に期限切れのものがないかなど、チェックしてくださいね♪

かご収納

カゴにポイッと、投げ込み収納もオススメ。

・お子さんのおもちゃ
・部屋着

など、きちんと入れなくても大丈夫なものは、ざっくりポイッと収納でOKです。

使う場所の近くに収納する

意外と、使う場所と収納場所が離れているお家も多いようです。

例えば、子どもの遊ぶスペースとおもちゃ収納が違う部屋にあったり、リビング学習をしているのに、文房具やノートが子ども部屋にあったり、ソファでメイクするのにメイクグッズが洗面所にあったりするなど。心当たりはありませんか?

毎日生活していると、そこにあるのが当たり前で不便を感じにくいものですが、客観的に自分や家族の行動を見てみると、結構動線が悪い場所があるものです。

一度見直してみましょう!

誰にでもわかりやすいラベリングを

ラベリング

「お母さんだけがしまう場所を知っている」というのはよくある話です。

お母さんしかしまう場所を知らないから、お子さんもお父さんもどこに片付ければいいかわからず、そのまま放置してしまう。その結果、お母さんは「なんでしまってくれないの!?」とイライラ……。

ぜひ収納を考えるときは、家族でしまう場所の情報を共有しましょう。そして、その助けになるのがラベリング!

ラベルシールでなくても、ふせんに手書きや、写真を貼る、絵を描くでもOKです。小さいお子さんのおもちゃ収納には、文字よりも写真や絵の方がわかりやすいのでオススメですよ!

モノが溢れないようにするには?

7割収納を目指す

Lazy dummy

最初から収納スペースに10割しまっていたら、もう新たに買ったものはしまえません。収納スペースは、7割までに留めておくのがベスト!

モノの量が多い人は、まず持っているものを把握できていない場合が多いので、一度収納スペースから出してみて、余計なものがないか見直してみましょう。

捨てることが目的ではなく、モノの量をまずは把握することが大切。そうすることによって、重複買いを防げますし、買い物に行った際に「そういえばまだストックがあったな」と、セーブすることができますよ。

モノを循環させる

食品を例に挙げると、モノが溢れているお家からは期限切れの食品がかなり多く出ます。

どうしてか、わかりますか? 答えは「循環できていないから」。

「買う→消費→買う→消費」というサイクルが通常ですが、「買う→しまいこんで忘れる→買う」
を繰り返してしまい、ただただモノが増えていってしまう。そして期限が切れてしまい、結果食べられなくなってしまうんです。

まずはこの「買う」と「消費」のサイクルを、うまく回せるようにする癖をつけていきましょう!

まとめ

今回は散らかってもすぐに片付く仕組みづくりについてご紹介しました。どの場合でも一番大事なことが、「習慣化すること」。溜めこんでしまうから、やるのが面倒くさくなってしまうもの。日々の小さな積み重ねですが、溜めこまないことで将来的にラクな暮らしへとつながっていきますよ!

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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