ずぼらさんでもできる! ちょこっと掃除とシンプル収納のコツ
実は収納や仕組みを変えることで、ずぼらさんでも気楽にささっと掃除ができるようになります。整理収納のプロの視点から、私が実践していることをキッチンを例にあげて紹介します。まずはじめに、あなたが掃除が苦手なタイプか、掃除道具から見てみましょう。
こんにちは! 収納のチカラで叶えるインテリア、おうちデトックス大橋わかです。
今回は掃除のしやすい仕組み、気軽に使える掃除用具など、整理収納のプロの視点から私が実践している方法を、キッチンを例にお伝えします!
気づいた時にこまめにささっとお掃除して、清潔感のあるスッキリ空間を楽に保ちましょう♪
苦手な人ほどたくさん道具を持っている!?
今までたくさんのおうちに伺わせていただいて気づいたこと。
それは「掃除が苦手な人ほど、掃除道具が多い」ということ。
お買い物に行くとつい画期的な新商品などに目がいき、買ってしまうのです。「これがあれば掃除できるかも」「あの汚れが楽に落ちるかも」と思いを馳せて、掃除道具に頼ってしまう傾向があるのですね。
そのため気がつくと、いろいろな掃除用具ばかり増えてしまうことがあります。高い洗剤を買っても使いこなせず、重曹やクエン酸も溶かすのが面倒……。そうすると、汚れも道具も溜まる一方に!
掃除が苦手な私の愛用品
掃除が苦手な人やずぼらさんほど、掃除道具は少ない方が良い! 掃除が苦手な私が、愛用しているのがこちらのふたつです。
①電解水スプレー
無臭で汚れも落ち、二度拭きが不要なので家中で愛用中。げきおちくん(電解水)はラベルを外せばシンプルなボトルになりますよ。
②アルコールスプレー
食材にかかりそうな場所で使っています。恥ずかしながら重曹スプレーは溶かすのが面倒で挫折しました……(苦笑)。写真右のパストリーゼ(抗菌効果が期待できる安心・高品質なアルコール製剤)は、お客様に教えていただきました。ボトルデザインも気に入っています。ガラス拭きにも使えるようです。
お掃除の面倒さNo.1の換気扇。
どうしても手間を省きたいので、見た目はイマイチですが、シートで覆ってしまいました。粘着タイプのシートで、取り外しも簡単。
掃除用ブラシは1本だけ。しかも歯ブラシで代用! ストックなし。掃除より歯磨きで消耗するほうが早いですから。
「最後に拭く」だけやってみよう
「汚れは溜まっていけばいくほど、掃除へのハードルが上がってしまうため、汚れが軽いうちにお掃除してしまいましょう」
いやいや、そんなの知ってるけどそれが面倒なのよ! という方、わかります。
そんな方は、「最後に拭きとる」! これだけ意識して取り組んでみてください。
「都度水気を取ることが何より大事」
掃除のプロに聞いて以来、使用後は、キッチンや洗面のシンク周りの水気をさっと拭くように心がけています。
例えは異なりますが、自動車を洗った後も、必ず拭きますよね? 水回りをササっと拭くだけで今までと印象が違うようで、主人が驚いています。拭きとることで、掃除をした効果は抜群に表れるよう。
このように、ちょっとしたことから始めることで、少しずつ掃除の範囲を広げていきましょう。
見せる収納の見直し
キッチンツールや調味料は「外に出した方が使いやすい」と言われる方も、お客様の中にはいらっしゃいます。
確かにコックピットのように全てを外に出して使えたら、こんなに嬉しいことはありません。
ですがその収納、ほんとうに見せる収納として置いているものでしょうか?
ほとんどの方は、あまり使っていないものが収納の中にみっちり押し込められ、普段使っているものが外に出しっ放しの状態になっています。つまり、中がいっぱいだから、外に出しておかないといけなくなり、元にも戻しにくいのです。
見せる収納のつもりが、シンク下などのスペースがないことにより見せるしかない収納になっていませんか?
まとめ
我が家ではまな板も収納し、基本、キッチンの上には何も置いていません。掃除道具と洗いカゴは水気の問題もあり外に出していましたが、それ以外は毎日使うものも収納しています。
毎日使うものでも収納の出し入れがスムーズになると、今まで収納できなかったのが不思議なくらい、頻繁に使っているものも楽々定位置に戻せるようになります。
もし今、収納の中に入っているものの半分以上を、一カ月以上使っていなかったとしたら、それは整理するチャンスです。ぜひ見直してみてください!
そして、スッキリ何も置かない効果を体験してみてほしいです♪
何も置かないようになると、掃除もしやすくなります。掃除頻度も増え、すっきり空間をキープしやすくなりますよ。