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2019年05月23日 20:00 更新

ごちゃつきがちな洗面所収納を解決! 100均アイテムで作る「見せる収納」

洗面所の種類によって収納スペースの形態はさまざまですが、あまりオープンなところは少なく、大抵のお宅は扉が付いていて中が見えなくなっているのではないでしょうか? そのため、人目にはつかないからとごちゃつきがち。今回はそんな洗面所収納を、100均アイテムを使ってスッキリきれいにしていきたいと思います。

こんにちは。出掛ける30分前になると、どこでもいいから無性に掃除を始めたくなるankoです。

今回ご紹介するのは、洗面所のシンク下収納。ご家庭によって収納しているものは違うものの、限られたスペースはできるだけ無駄なく、有効活用したいという思いは共通のはず。しかしながら、水道の配管等があるため、なかなか思うように収納できないことも多いですよね……。

洗面台下の収納(before)

こちらは、だいぶ昔の我が家の洗面所、シンク下のスペースになります。

洗面所収納でよく見るのが、この2段の収納ラック。

写真で見る限りだと、それなりにきちっと収納できているような気もしますが、奥に何が入っているのか見えにくいのと、色味が派手で、統一感がないのも気になるところ……。

ここからは、進化を遂げた収納実例をご紹介していきたいと思います。

まずは2段のラックを取り外して、根本から見直すことに!

洗面台下の収納(after)

ラックを撤去してからの様子がこちら! ケースの色味などもある程度統一したことにより、圧迫感もなくなって見た目もスッキリした印象になりました。

けれど、収納というのは見た目だけではなく、使い勝手も良くないと意味がありません。見た目だけの収納は、使い続けていくにつれてその「使いにくさ」がアダとなり、すぐに散らかってしまいます。

要するに、あっという間にリバウンドしてしまうということです。

100均をフル活用! 使い勝手のいい収納方法とは?

では、どのような収納方法が使い勝手のいい収納なのか?

それはみなさんそれぞれのライフスタイルにもよりますが、よく使うもの、使う頻度の少ないものなど、種類別に分けることがまず最初のポイントになります。

ここからは、我が家の収納実例を元にご紹介していきたいと思います。

洗面台の歯ブラシ収納・100均ダイソーの引き出しケースを使用

まず、歯ブラシのストック。我が家では大人用、子ども用とストックを分けていて、歯ブラシの交換時期はおよそ1カ月ごとと決めています。

なので、そこまで出し入れは頻繁ではないのですが、必要な時にサッと取り出したいものなので、こうした引き出しケースを活用しています。

こちらはダイソーの商品なのですが、積み重ねて使えるタイプのものになっています。

細々としたものの整理にも100均ケースが使える!

その他の細々としたもの、例えば我が家では旅行先で使うようなアメニティグッズや固形石鹸、ブルーレットなどのトイレ用品なども、このシンク下に収納しています。

以前まで使っていたのが、ダイソーのこちらのケース。

洗面台下の収納・100均ケース

ケース自体は半透明なのですが、うっすらと中身が見えてしまうのがネック。

我が家では、クリアファイルに折り紙を挟んだものをケースの中に入れ、目隠しとして使っていました。

こちらのケースも、積み重ねて使える……という名目の商品だったのですが、実際使ってみると蓋がないせいか安定が悪く、結局上から中身が見えてしまうのが気になっていました。

洗面台下の収納・セリア―の収納ケースを使用

そして新たに収納ケースとして迎えたのが、おなじく100均、セリアの商品です。

よく100均で購入した商品などは、商品そのもののラベルが貼られていて、それを剥がして使うことが多いと思うのですが、我が家ではあえてこのラベルを剥がさずに、そのまま中に入っているものの名前を上からラベリングして使っています。

商品によっては、ラベル自体がおしゃれなものもあるので、そのまま使えるものもあります。もともとがおしゃれなラベルであれば、使わない手はないですよね!

こちらはケース自体も白色、蓋つきで中身も見えなくなっているため、中に入れるものを気にせず使うことができます。また、こうして積み重ねておいていても、安定感があり取り出しやすいです。

些細なことかもしれませんが、出し入れする際の取りにくさは予想以上にストレスを感じる部分。見せる収納を意識しつつも、一番大切な「使いやすさ」は、収納において必ず忘れてはいけないポイントだと思います。

使える空間を有効活用!

洗面台下のスペースを上手に使う方法

先程紹介したセリアのケースは、手前に全て並べて置いているのですが、その後ろは配管もあり、少々スペースとしては狭く、使いにくくなっています。

我が家の場合は、このスペースにダイソーにあった組み立て式の簡易ラックを、配管横(洗面所の奥側)にセットし、あまり出番の少ないバケツや(嘔吐した時に使うもの)手袋、もらい物の洗剤などを置いています。

洗面台下のスペースを上手に使う方法・突っ張り棒

たまに使うスプレー洗剤なども、突っ張り棒を使って手前に引っ掛けておくと、いざ掃除で使う時にサッと取り出せます。

洗面台下のスペースを上手に使う方法・突っ張り棒

まとめ

人目につきにくい場所ほど、ついついものを詰め込んでごちゃごちゃになりがちですが、根本を見直し、ひとつひとつのものの定位置をしっかりと決めることで、リバウンドしない収納が定着していきます。

見せる収納=人に見せるための収納と思ってしまいがちですが、本当の見せる収納とは、自分にとって、家族にとっても使いやすい収納のことだと私は思います。

そうした収納を目指すことによって、散らかりにくくなり、自ずと見せる収納、見せられる収納へと変化していくのではないかと思います。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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