「育児中でもスムーズに買い物したい!」を叶える5つのテクニック
スーパーで必要なものを買うだけでも、小さな子どもと一緒だと苦労も倍増。育児中のストレスの一つになってしまいますよね……。そこで、未就学児から小学生までを育ててきて、今まで効果的だった【買い物がスムーズにいくテクニック】5つをご紹介します。
こんにちは。ライフオーガナイザー®︎の都築クレアです。
育児中の買い物って、大変ですよね!
でもだからといって、貴重なひとり時間に、スーパーの買い物を当てるのもなんだか切ない。本当は子連れでも、一緒に楽しみながらスムーズに買い物が済んだら、こんなにありがたいことはないですよね?
そこで今回は、未就学児から小学校低学年の子どもと一緒にスムーズに買い物を済ませるテクニックを5つご紹介します! ぜひ参考にしてみてくださいね。
【コツ1】スーパーに入る前に約束
次々とカゴに入っていく物、たくさん並んだお菓子、子どもだってあれもこれも欲しくなって当然ですよね。入店して、あれもこれも欲しくなってしまった後から「ひとつだけよ」と言っても、収まりがつかなくなることが多いです。
お店に入る前の“落ち着いた状態”で、「○個だけね」。買わない日なら「今日は買わない」と、しっかりと約束しておくのが効果的です。
それでも、あれこれ欲しがるときは、予算を決めて「○○円までなら、いくつでもいいよ」と言うのがオススメです。自分でも値段がわかる年齢だと、算数の勉強にもなるのでいいですよ! この方法にすると子どもの視点も変わって、「自由に何種類か好きなものを選べる」という所に気持ちが向かうので、満足度はグッと上がります。
子どものお菓子とはいえ、高いものをいくつもカゴに入れられたら、負担も増えます。そこが余計にイライラを加速させることも。あらかじめ上限を決めておけば、子どもが迷っている姿も少し落ち着いて見られますよ(笑)。
【コツ2】探し物ゲームで買い物リストをクリア!
育児中の買い物で大変なのは、あちこち気を取られる子どもの行動ではないでしょうか? 並んである商品に惹かれて勝手に手に取ったり、試食コーナーに走って行ったり、気が気じゃありませんよね。そんなときに使えるのが、買い物リストを使った作戦です。
買うものを忘れないようにメモを書いたり、スマホのメモ帳アプリに控えてから買い物に行く人も多いと思いますが、そんなリストに沿って「○○はどこだ?」と、ゲーム感覚で子どもと一緒になって探していくと、子どもも探し物に夢中に! ただの買い物が、子どもにとっても楽しい時間に早変わりです。
ただしこの方法、一から探すとなると時間がかかりますよね。時間がないときは、醤油なら醤油コーナーまで行って、「いつも使っているお醤油はど〜れだ?」と、最後だけ見つけてもらうようにすると、子どもも楽しんでくれるようです。これなら、時間もかかりません。
しかも、これには買い物がスムーズに済む以外にもメリットが! 実は、何回かやっているうちに、子どもは、いつも使っているものを覚えてくれるので、パパと子どもにおつかいを頼めるように♪ 子どもがいつも使っている調味料を選んでくれて、「助かった!」と思ったことが、何度もありました。
【コツ3】乗れるカート&子ども用カートのあるお店を使う
走り回る子どもや、自分で何かしたがる子どもにぴったりなのが、乗れるカート&子ども用カートのあるお店。
少し前までは、ベビーと3歳くらいまでの子どもが座れるカートの2種類だけしか置いていないお店が多かったと思いますが、最近のスーパーでは、少し大型のカートにステップが付いていて、6歳までの子どもが立って乗れる「キッズステップカート」が導入されているところも。
なんとこのカート、幼児席に4歳までの子どもを、ステップ台には6歳までの子どもを乗せられるので、お子さんがふたりいるご家庭でも安心です♪ これがあると、子どもも乗り物気分でご機嫌に収まってくれるので、安心して買い物ができ、本当に便利。
「キッズステップカート」があるスーパーは、我が家の場合少し遠いのですが、買い物中が楽なので、わざわざこのカート狙いでそのお店に行くほど。本当にオススメです。
そしてもうひとつは、子ども専用のカートがあるお店。
こちらも少しずつ増えてきたなという印象がありますが、子どもの高さに合わせて作られたカートで、しっかりと通常のカゴも入るので、子どもにカートを任せて先頭を歩かせると、ご機嫌でどんどん進んでくれます。
ただし、カートの扱いには気をつけないと、人に当たりそうになったり、道を塞いでしまったりするので、配慮は必要です。
いつも行くスーパーが決まっていると、近所でも、それ以外の所では買い物しなかったりしますよね。意外と、この便利なカートの存在を知らないこともあるので、近くの店にこのカートが導入されていないか、チェックしてみるといいかもしれません♪
【コツ4】まとめ買いの日を決めて、イベント化する
子連れで買い物に行くと、ひとりで済ますよりも何倍もの時間がかかってしまい、ストレスに感じることも多いですよね。そこでオススメなのが、買い物の“イベント化”です。
まとめ買いの日を決めて、一つのイベントにしてしまうのです。イベントなので、どれだけ時間がかかってもOK! ゆったりと新作のお菓子なども一緒にチェックしながら、親子でショッピングを楽しむのです。
わが家の場合、幼稚園の頃は、金曜のお迎えの後がまとめ買いの日。「キッズステップカート」のあるお店で、買い出しをしていました。あーでもない、こーでもない、と買い物していると、1時間は平気でかかりますが、最初から覚悟の上だと、気分も随分違います。ステップに乗っている子どもは、まるでレジャー気分(笑)。
そしてこの日の食事は、最初から簡単なものを用意して臨むか、「惣菜にする」と割り切れば、時間も気になりません。仕事が早く終わった日は、夫も途中で参戦して、週末用のお菓子やら何やら、一緒に楽しそうに選んでいました。
【コツ5】おやつを切り替えの切り札に
最後は、番外編。まとめ買いもいいのですが、もし今、エンドレスな外遊びにぐったりしているという時期であれば、お菓子だけはあえてまとめ買いせず、遊びを切り上げる“切り札”として使うのも効果的です。
いつまでだって遊びたいのが子どもですが、親はそうもいきませんよね(汗)。そんなとき、おやつの時間になったら、「おやつ買いに行くよ〜」の一言で、うまく切り替えができました。
まとめ買いをしておけば、食材の買い出しはいりません。わが家の場合、スーパーの近くにベンチなどがある憩いの場があったので、子どもはお菓子、私もちょっとしたお菓子とコーヒーだけさっと買って、憩いの場でおやつを食べるのが、ちょうどいいリフレッシュタイムになっていました。
この方法だと、子どもが気分良く切り替えやすいので、スムーズにいき、親にとってもストレスがないのでオススメです。もちろん、スーパーに入るときには【コツ1】の入店前の約束を忘れずに(笑)。
まとめ
小さい頃は目が離せずに大変ですし、大きくなったら大きくなったで知恵がつくため、別のしんどさが出てきて、どっちにしても大変なのが育児中の買い物。
今回はこれまでやってみて効果的だったテクニックをご紹介しましたが、先輩ママはもっとすごい技を持っているかも!? もし子連れでの買い物に苦労しているなら、「みんな、どうしてる?」と聞いてみると、もっと面白い技が聞けるかもしれません。いい方法をシェアし合って、大変な時期を一緒に乗り越えましょう♪