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2019年05月16日 11:00 更新

名もなき家事「献立決め」がグンと時短に! 悩まず決めるコツ

毎日の献立を考えるのって、予想以上に時間も頭も使うので、結構大変ですよね? 今回はあえて「献立を考えない」作戦を実行して、献立に悩まない&家族も喜んで食べてくれる&時短にもつながった実例をご紹介します。

こんにちは、ライフオーガナイザーの中矢くみこです。

本来ゆっくりしたいはずの家時間。ですが働くお母さんの場合、そんな短い「家時間」も、家事や育児に追われてあっという間に過ぎてしまいますよね……。

そんなゆとりがない中での「献立決め」は、意外と大変に感じている方も多いのでは?

今回はそんな「献立決め」を楽にした、わが家の仕組みをご紹介します。

Lazy dummy

献立決めを楽にする仕組みとは?

献立を決めるときは、

・栄養バランス
・冷蔵庫の中の食材
・料理時間や段取り

など、考えなきゃならないことがいっぱい……。

Lazy dummy

じゃあ、その“考える”ことを減らすことができたら、「献立決め」がずいぶん楽になるんじゃないか? と、わが家では“考えなくても”献立が決まる流れをつくってみました。

①あらかじめ作った「メニュー表」を家族に見せる

②家族が「メニュー表」から食べたいものを選ぶ

③選んだメニューを紙に書き残す

この3ステップです。

この仕組みに必須なのが「メニュー表」です。

献立を楽にするメニュー表

作る手間は少しかかりますが、最初に作っておけば、毎日のラクにつながってきます。

「メニュー表」と一緒に、家族が決めた献立を書いておく「今週の献立表」も最初に作ってしまえば、あとはまとめてプリントアウトしておくだけ。私は10枚ほど、まとめてプリントアウトしています。

献立決めを楽にする! 2つのツールの作り方

では、次は「メニュー表」と「今週の献立表」の作り方をご紹介します♪

わが家ではパソコンを使って作っていますが、もちろん手書きでもオッケー! ご自身が楽な方法で作ってみてくださいね。

『メニュー表』の作り方

【ステップ1】
家族が好きなメニュー・作れるメニューを書き出します。

【ステップ2】
書き出したメニューを、選びやすいようにカテゴリーに分けます。

【ステップ3】
見やすくリスト化して完成!

リストアップするときのポイントは?

・普段から作っているメニューにしておくこと
・平日に作るもの、休日なら作れるもの、と分けておくこと

この2つを押さえておけば、平日の余裕のないときに「作るのが大変〜!」という状況になりにくいです(笑)。

わが家では当初、平日にはできるだけ避けたかった揚げ物がよくリクエストされていました。でも掃除が大変! そこから、週末メニューにした経緯があります。
 
最初は子どもたちに「何食べたい?」とメニューのリストを読み上げていましたが、これがなかなか面倒……(汗)。なので、文字が読めない子でも選びやすいように、写真を使ったメニュー表に変えました。

さすがに、自分で写真を撮るのは気の遠くなる作業なので、ここは便利にインターネットのフリー画像を使用。書き出したメニューの写真を集めて編集し、それをインデックスプリントすれば完成です。

インデックスには、手書きで「メニュー」も書き込んでいます。

フリー画像でなく、インターネットから検索で拾ってきた画像の場合、著作権があるものが多いので、その画像を使った「メニュー表」はご家庭内での利用にとどめてくださいね。

『今週の献立表』の作り方

献立を楽にするメニュー表

献立表は、基本的にはメモできれば良いので、ノートや裏紙などで十分ですが、わたしの場合は、作った方がモチベーションにつながって、「少し頑張れそう!」とやる気が続きそうだったので(笑)作ってみました。

この「今週の献立表」にメモしておくと便利なことが、

①7日分の献立
②それぞれの献立に使う材料
③それ以外で購入する食材

の3つの項目です。

①の献立メモは忘れないように。

②の材料メモは、この1週間にどんな食材が必要になるのかの書き出しです。何を買ったらいいか一目瞭然なので、以前はちょくちょくあった「これも使うかもな……」と買ったけれど、結局使わなくて無駄買い……なんていうこともほぼなくなりましたよ(笑)。

③は補足的メモですが、調味料やストック品で切らしているものをチェックして書いておくと、買い忘れが防げます。

食材を無駄にしないためのポイント

これはちょっとしたポイントですが、「何曜日に作るか」は後で記入できるようにしたこと。

献立を楽にするメニュー表

わが家では、一週間分の食材を週末にまとめて買います。買ったお肉やお魚の賞味期限は、その時々でバラバラなので、その消費期限に合わせて何曜日に作るかを決めるため、曜日を後で記入できる方が便利でした。

あらかじめ食材に合わせて作る日が決まっていると、食材の下ごしらえや冷凍保存など、保存の仕方も効率よく振り分けていけるのでスムーズ♪

名もなき家事の「献立決め」は家族でシェアしよう!

献立決めを楽にする方法

最近よく聞く「名もなき家事」という言葉。献立を考えるのもそうですよね。

意外と大変なのに、一つの家事としては気づかれていない「献立決め」ですが、「メニュー表」を作って家族に見てもらうことで、気がついてもらうきっかけになりました。

わたしが楽できるのもそうですが、家族を見ていても、自分が決めたメニューが食卓に並ぶのは嬉しそうです。

ただ、家族が好きなものばかりだと、栄養の偏りなどは気になります。でも、子どもが小さいと「嫌なものは嫌!」と険悪な雰囲気になったり、食べずに廃棄することも多かったんです……。

今は栄養バランスは多少は大目に見て、まずは「ご飯、おいしいね、楽しいね」と夕食を囲む時間も、ありなんじゃないかなと思えています。

まとめ

冷蔵庫の食材を思い浮かべながら、献立をネットで検索しながら悩む時間が、1日5分だととしたら1週間では35分も使っていることになります。1カ月にすると約150分! 映画が観れてしまいますよね。

献立決めを家族とシェアしながら、時間のゆとりと、心のゆとりが生まれたら嬉しいです。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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