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2019年04月22日 11:00 更新

「手放す」を習慣にする断捨離術! 一日一捨に挑戦してみた

最近インスタグラムで「♯一日一捨」というハッシュタグを使っている方が多いのをご存知ですか? 一日一つ手放す、一日一回手放す。ものを手放すことで身軽になりたいと、実践している方がたくさんいるようです。今回は、実際にわたしが一日一捨を実践してみて感じたことをレポートしたいと思います!

Lazy dummy

こんにちは! 整理収納アドバイザーの三吉まゆみです。

日頃インスタグラムを使って発信したり、いろいろな方のpostを見て楽しんでいるわたしですが、最近よく「#一日一捨」というハッシュタグを見かけるようになりました。

厳密にこれ! というルールはなく、一日一つモノを手放す方もいれば、個数関係なく一日一回モノを手放す方、捨てるだけではなく、売ったりリサイクルに出したりと、自分ルールで皆さんモノを手放すことを楽しんでいるようです。

整理収納アドバイザーとして活動しているわたしですが、「まだまだ減らせるものはあるのかも?」と思い、1カ月限定で一日一捨を実践してみました!

この1カ月を通して感じたこと、変化をレポートしたいと思います!

一日一捨の自分ルール

まずは自分の中でのルール決め。

わたしは「一日ひとつ」とは決めず、手放せるなら個数関係なく手放すことにしました。

一日ひとつに決めてしまうと、手放したいものがその日にたくさんあった場合、どんどん持ち越しにしなくてはいけなくなるため、モチベーションを保つためにも「個数は関係なく一日一回何かを手放す」としました。

また、捨てるだけでなく、売る・リサイクルに出す・譲るもOKとしました。誰かの役に立つなら、それが一番気持ちよく手放せるからです。

あとはこの自分ルールにそって手放すのみ!

一日一捨を通しての気付き

1.家族にも影響がある

一日一捨 実践

今回、夫には一日一捨をすることを宣言していました。「それいいね!」と初日から好感触。

そして始めてから4日目に「俺もこれ捨てるわ」と、参加してくれました。

夫が捨てたのは筋トレ用のゴムチューブ。一時期毎日使っていたのに、今はほかの筋トレグッズの方がよく使うから……と手放しました。

最初に家族に宣言しておくと、意識してくれるのでおすすめです。

また、家族と一緒に進められると一体感も生まれますし、持っているものをお互いに把握できるのも良いですね。

2.捨てるきっかけを待っていた

一日一捨 実践

始めてから数日経って気づいたことですが「これ、捨てたいと思ってた!」というものが結構あったということ。

捨てたいと思っていたのにその時に手放さなかったのは、判断を先延ばしにして逃げていたということ。「捨てる=もったいない、悪いこと」というマイナスイメージもあったのかもしれません。

今回「前向きにモノを手放す」というきっかけができたことで、気持ちよく手放せました。

「いつか捨てないと」とモヤモヤしていたものがなくなり、心もスッキリ!

3.収納を見直すチャンス

モノを手放していくと、その分空間にも余裕ができます。それをきっかけに我が家も収納を見直すことに。

これまでモノがあることによって作っていた収納も、空間が広がったことでより使いやすい収納に作り変えることができました。

日頃「不要なものを除いてから収納のことを考えましょう」と伝えていますが、身をもって実感しました。

4.決断力がつく

この習慣を取り入れると、モノと向き合って、必要か不要かの判断はすべて自分でしなければなりません。「捨てるのが苦手」という方の中には、もしかしたら決定することや、決断することに慣れていない方もいらっしゃるかもしれませんね。

自分で責任を持って判断していくと、段々と慣れてきて、自分の決断に自信が持てるようになります。

5.手放し方は捨てるだけではない

Lazy dummy

場合によっては、捨てるというと罪悪感を伴うこともあります。

「まだ使えるのにもったいない」「どうして買ってしまったんだろう」と考えてしまうことがわたしにもありました。

今回、売る、リサイクルに出す・譲るという方法もやってみたところ、最初は戸惑っていたモノたちも「誰かの役に立つのかも!」と、気持ちよく手放すことができました。

捨てるという行為に苦手意識がある方は、このような方法から手放していくのもおすすめです。

ただ所有しているだけで使っていないことの方がもったいないですし、それはもう執着で持っているだけなのかも。

本や洋服などは売ったり譲ったりしやすいので、ぜひやってみてくださいね。

6.仲間がいることで習慣化できる

一日一捨 片付け記録

初めは1カ月続けられるかな? と不安もありましたが、インスタグラムで同じように一日一捨を実践している仲間がたくさんいたので、刺激になり楽しく進められました。

習慣化したいことがある人は、一人でやるより仲間がいるとモチベーションを保てると思います。

7.使っていない理由に気づく

ハンガーを処分

今回手放したものは、長い間使っていなかったものが多かったです。使っていないということは、使わない理由があるということ。

モノ自体に何かしらの不満がある、もう使い切った、なんとなく買ったものなので気に入っていない、生活に必要ないので出番がない……など。

そういった理由があるということは、今後も使う予定はないということ。この理由に気づけたことで、納得して手放すことができました。

まとめ

1カ月間限定でやってみた「一日一捨」ですが、ハードルがそんなに高くないので、楽に続けられて、習慣化することができました。

習慣化するということは、それだけ家のこと、自分の持ち物をについて考える時間が増えたということ! これまで以上に、家が居心地のいい空間になったように思います。

皆さんも難しく考えずにぜひ、一度やってみてください♪ 気持ちも軽くなりますよ!

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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