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2019年04月08日 17:30 更新

引っ越しても使える! 転勤族の収納用品・家具選び

我が家は転勤族で、引っ越しのたびに、広さも間取りも違ういろいろなタイプのお部屋に住んできました。何度か引っ越しを経験していく中で、家が変わっても使いやすい収納用品があることに気がつきました。今回は、引っ越しがあっても比較的使い回ししやすい収納用品や家具についてお伝えしたいと思います。

こんにちは! 福岡でお片付けアドバイスとお片付け講師をしている、ライフオーガナイザーⓇの甲斐祐子です。

我が家は定期的に引っ越しがある転勤族ですので、移動を考えるとあまり多くの物は持ちたくないし、収納用品も物の一つだと考えると、あまり増やしたくありません。収納用品も家具も一度買うと何年も使いますし、必要がなくなって処分する時も、大きくてかさばる物は粗大ゴミとしての処分が大変です。

転勤族である上にお片付けの仕事をしていることもあり、収納用品・家具選びでは、引っ越し後にどこの家でも使いやすそうな物をできるだけ選ぶようになりました。

そこで今回は、私が収納用品を買うときに、注意していることをご紹介いたします。

引っ越し先でも使える家具&収納ケース選びのポイント

自由自在に組み合わせることができる

クローゼットの収納ケース

私の場合はタンスは所有しておらず、大人の洋服も子どもの洋服も、収納ケースと作り付けのクローゼットに納めています。

畳んだ洋服を収納するのは、引き出し式の収納ケース。購入する時は、一つひとつ個別のケースを購入し、置き場に合わせて重ねて使うようにしてます。

そうすれば、引っ越ししたときにもしまう場所に合わせて、重ねる高さを変えたり、横に並べる数を変えたりすることができるからです。

できれば同じメーカーで揃えて形が長く変わらない定番の物を選ぶと、重ねてもずれることがないですし、使う時のストレスも少なくて済みます。

我が家で使っているものは、5年ほど前に購入したアイリスオーヤマのものです。

アイリスオーヤマ収納のケース

アイリスオーヤマの引き出し式収納ケースは、一つひとつ組み合わせることができるので、クローゼットや押し入れなど置きたいスペースに合わせ、高さを調節することができます。

引き出しが3つ、5つと繋がっているタイプの収納ケースも以前から持っていて使っていますが、やはり自由度が違いますね。

収納ケースに入っている洋服は、引っ越しの時も段ボールに移し替えることなく、そのまま運んでくれるので、引っ越し時も楽です。

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シンプルで使いまわししやすい

引っ越し先でも使える家具&収納ケース選びのポイント:シンプルで使いまわししやすい

棚はシンプルなものが長く使いやすいです。

例えばこちらの木枠のみの棚ですが、私が独身時代から持っているコンパクトな棚で、ある時は本棚、子どもが産まれてからはおもちゃやおむつを置く棚、絵本を置く棚、幼稚園のお支度棚としてなど、いろいろな場所・用途で活用してきました。

市販されている、小さい子どもの絵本専用の棚やランドセルラックなどは、子どもが成長すると、絵本などが収めにくくなってしまったり、棚を重ねたりするなどのアレンジが全くできません。

専用の棚は、「今この時期だけ」と割り切って購入するならいいと思いますが、私は凝った作りの今限定でしか使えない専用棚ではなく、ただただシンプルで丈夫な棚が好きです。

カゴ、箱、ファイルボックス、ブックスタンド、引き出しなど、その他の収納用品を組み合わせることによって多様な使い方ができますよ。

自分が「好き!」と思える家具

Lazy dummy

先ほどまでは使い勝手重視で書かせていただきましたが、最近私が憧れるのは一生物だと思えるような家具です。今後も引っ越しがあることを考えると、やはり大きな家具は難しいのですが、家の顔となるような自分好みの家具を持ちたいと思うようになりました。

ひとつの場所に定住することや家を構えることが難しいからこそ、家の中のこのチェスト、この雰囲気が家(ウチ)という感じがして落ち着くなど、どこいても拠り所になるような家具を大事に使えるといいな~なんて、思っています。

「使い勝手や機能性を抜きにしても、理屈抜きで好きなもの!」……日々の暮らしが潤うような家具、これもまた魅力的ですよね。

まとめ

今回は、転勤族の方も使いやすい収納・家具について、私の考えを書かせていただきましたが、書き進める中で、引っ越しが少ない方でも、収納用品・家具選びの原則は同じかなと思いました!

同じおうちに暮らしていても、お子さんの成長に合わせて、部屋の使い方もどんどん変わってくると思います。子供部屋を作る時にも、模様替えをしたい時にも、柔軟に使える収納用品の方が便利です。

「たくさん入ればいい」という訳ではなく、少し先の暮らしもシュミレーションし、暮らしや持ち物に合わせて、揃えられるといいと思います。

引っ越しされる方は、「サイズが合わなかった……」ということを避けるためににも、引っ越し後に暮らしてみてから収納用品を買うことをおすすめします。

私も何度も失敗を重ねてきたからこそ、自分にとって使い勝手の良いものが何かわかってきましたので、これから収納を購入される方は、ぜひ慎重に検討してくださいね!

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  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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