新生活応援! 狭い部屋を少しでも広く見せる6つの方法
広い部屋や素敵なインテリアを見て「いいな」とは思いつつも、自分の部屋は狭いからしょうがない……なんて、あきらめていませんか? 引っ越さない限り部屋は広くはなりませんが、それでも広く見せる方法はあります。快適な空間を作るために、部屋を広く見せる方法を6つご紹介します。
こんにちは! SPACE PLUS+ 東京の整理収納アドバイザー・インテリアコーディネーターの斉藤夏枝です。
春が到来し、いよいよ新生活シーズン。新しい年度の到来で、ついつい模様替えしたくなるタイミングでもありますよね。
SNSや雑誌で見かける広々とした部屋に憧れるけれど、物理的に自分の家とは広さが違うし……と諦めてはいませんか? 部屋の面積そのものを広げることは難しくても、狭い部屋を「広く」視覚的に見せることは、テクニック次第でできちゃうんです。
今回はそんな便利な裏技を6点、ポイント別にご紹介します。
その①:モノを床置きしない
ドラマのセットで、裕福な家と貧乏な家の作り方があるのを知っていますか?
その作り方には一定の法則があります。答えは裕福な家はモノを少なくし、床面積を広く見せること、反対に貧乏な家は雑多なモノをごちゃごちゃおいて床をつぶしてしまうことなのです。
部屋を少しでも広く見せたいなら、床面積を広げることが第一ポイント。床面積を広げるために、まずはモノの見直しをして、なるべく直接床置きしないことが大切です。
その②:家具は脚付き家具を買おう
ソファやチェストなど、家具を新たに購入するなら、ぜひ「脚付き」家具を買いましょう。
脚付き家具のメリットは家具の下の床が少しでも見えること。その①で紹介したように、床の見える範囲を広げることで、部屋が広く見えます。
また、脚付き家具だとお掃除ロボットも下に入り込んでほこりを取り除いてくれる可能性がありますね。
お掃除ロボットで掃除がしやすいという意味の「ルンバブル」という言葉もあるように、ルンバ稼働を見越して家具を選択すると、掃除が楽になりますよ。
その③:四角いテーブルより丸テーブル
同じぐらいの大きさなら四角いテーブルより丸いテーブルのほうが専有面積が小さくなるので、部屋が広く見えます。また、丸いテーブルだと、座るところを限定せずに座れますね。
特に座卓の丸いテーブルだと、どこにでも、何人でも座れるというメリットもあります。
その④:鏡を置いて広く見せる
レッスンスタジオや体育館など壁全面に鏡がある場所は、実際のスペース以上に広く見えますよね。
それと同様に、お部屋の壁に鏡を設置すると、部屋が続いて見えて空間の広がりを感じるので、視覚的にも気分的にも部屋が広く見えます。
立てかける鏡よりも、壁付けに鏡を設置すれば、より部屋が効果的に広く見えますよ。
その⑤:アクセントウォールを導入する
アクセントウォールとは、部屋の中で壁の一部だけ異なる素材や色を取り入れ、程よいアクセントを演出するというもの。アクセントウォールを取り入れると、部屋に入ったときに目線がそちらに行くので、部屋が広く見えます。
目線が行く場所をフォーカルポイントと言い、そこにインテリアの小物などを置くとよいでしょう。
入居時に普通の白い壁だったとしても、賃貸用の貼ってはがせる壁紙やインテリアシートを購入すれば、自分で施工することだって可能です。
その⑥:小さな光源をたくさん使う
天井にシーリングライト一つだけのお部屋は、のっぺりとした無機質な空間になりがちです。
光源がたくさんあると人は空間の広がりを感じます。シーリングライト以外にスポットライトをつける、テレビの後ろに照明を設置する、ソファの横にスタンドライトを置くなど、プラスαで照明を導入しましょう。
また、光の高さも重要です。足元に明かりがあると人は落ち着くので、フロアライトを購入するのもよいでしょう。充電式になっており災害時に持ち運べるライトを選べば、普段使いもでき、防災時にも活用できるので、防災用品としてもライトを複数準備するのはおすすめです。
まとめ
部屋が少しでも広く見える6つのヒント、いかがでしたか?
部屋が広く見えるヒントと共に考えていきたいのは、今自分が持っている持ち物の量を見直し、減らすということ。それだけで空間はかなりスッキリします。
新しい生活を始めるために、快適なお部屋を作り出すために、まずはお部屋のダイエットから始めましょう。
SPACE PLUS+とお片付け
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