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2019年05月03日 21:00 更新

キッチンの壁が油でベタベタ! 身近なものを使った簡単拭き掃除の裏技

壁についたばかりの油汚れならまだしも、時間が経過した油汚れは水拭きしてもなかなか取れず「仕方ないのかな……」と諦めざるを得ないこともしばしば。今回はそんなキッチンの壁の油汚れを撃退する方法をご紹介します。

キッチンの壁についた油汚れの掃除法①

Lazy dummy

油汚れは、流水で洗い流せるところであれば、洗剤を使ってお掃除することもできるのですが、壁や床など洗い流すことができない場所は、洗剤を使うことに抵抗がある場合もありますよね。筆者も壁についたキッチンの油汚れに気付きながらも、「水拭きしても取れないしなぁ」と諦めかけていました。今回はそんななかなか対処しづらいキッチン壁の油汚れのお掃除をリサーチし、実際試してみました!

重曹とお酢で落とす

必要なものは重曹とお酢。このふたつです。お掃除で使うのでお酢は消費期限切れでも構いませんが、穀物酢やホワイトビネガーなどを使いましょう。果実酢や黒酢などは砂糖が入っていてべたべたしてしまうので、掃除への使用は避けましょう。

重曹&お酢を使った掃除法

まず、ボウルに重曹を適量入れ、水を入れて重曹ペーストを作ります。

重曹ペースト

ペーストができたら、油汚れが気になる部分にペーストを塗っていきましょう。10分ほどパックするようにして放置し、重曹を剥がしましょう。剥がした部分を軽く水拭きしたら、お酢を2倍に薄めたものをスプレーボトルに入れて吹きかけます。

重曹ペーストの上からお酢をかけて発泡した状態

そうすると、重曹が残っているところが目印のように泡立つので、その部分を水拭きし、壁に残っている重曹を拭き取りましょう。

重曹の汚れ落とし効果について

すると、ほら! こんなにきれい。

油汚れは酸性なので、アルカリの性質を持つ重曹を加えることによって汚れを分解し、落とすことができます。加えて、重曹は水を加えて練ると、汚れに密着しやすくなるので、固まった油汚れを落としやすくなる、というわけです。

さらに、クエン酸が含まれているお酢によって発泡させ、その泡の力で頑固な汚れを落とすという2段階でアプローチ!

油汚れは冷やされると固まって頑固化するので、落ちにくくなっていましたが、重曹&お酢を使えばきれいに落とすことができました。

キッチンの壁についた油汚れの掃除法②

Lazy dummy

次にご紹介するのは、キッチン用洗剤を使ったお掃除。自宅に重曹やお酢(クエン酸)がない場合に試すのも一つの手。お掃除の後は洗剤の成分が残らないよう、しっかり水拭きをしてくださいね!

台所用洗剤で落とす

台所洗剤は、そもそも食器についた油を落とすためのものなので、油汚れにも十分に効果を発揮することが期待できます。

洗剤の他、以下のものを用意して掃除してください。

・キッチン用の台所用洗剤(中性のもの)
・キッチンペーパー
・ふきん
・歯ブラシ
・スプレーボトル

台所用洗剤を使った掃除法

まずは、洗浄液をつくりましょう。コップ一杯分の水に台所用洗剤を1滴ほど垂らします。洗剤を入れ過ぎてしまったら水の量を調整しましょう。できた洗浄液をスプレーボトルに詰めれば、下準備は完了です。

汚れが気になる壁部分にキッチンペーパーを当て、洗浄液を吹きかけます。壁に張り付くようにたっぷりと吹きかけましょう! そうして5分ほど放置し、洗浄液が油汚れに浸透したらキッチンペーパーを剥がし、剥がしたキッチンペーパーでふやけた汚れを擦って落としましょう。溝に入り込んだ汚れは、歯ブラシを使って掻き出すとよく落ちます。仕上げに壁に残った洗剤をふきんで水拭きして取り除いたら、お掃除完了です。

なお、使用する食器用洗剤は自宅にあるもので基本的に構いませんが、汚れの状態によっては食器用洗剤だけでは汚れが落ちないことも。その場合は、アルカリ性の洗剤を使ってみましょう。洗剤によっては壁紙が傷んでしまう可能性もあるので、使うときは目立たない位置でテストしてからにしてください。

まとめ

キッチンの壁紙は白いものが多いので、汚れがたくさんついてしまうと目立ってしまいますよね……。汚れが気になる壁にはぜひ、今回紹介したような方法でお掃除を試してみましょう。掃除をあまり頻繁にしたくない場合は、100円ショップなどでも手に入る、汚れ予防カバーなどをするといいですよ♪

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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