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2019年03月18日 12:00 更新

【ガーデニング】切り花としても楽しめる♪ 春植え球根おすすめ6選

春は暖かくガーデニングにはもってこいの季節。この季節に植えて育てる植物はどんなものがあるでしょうか? きれいな花を咲かせる春植え球根をピックアップしてご紹介します。

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

球根といえばチューリップや水仙など、春に咲く花を思い浮かべることも多いと思いますが、春に植えて夏や秋に咲く花もあります。春に植える球根植物は、大きく華やかな印象の花がたくさんあって見ごたえがあります。切り花としても人気のものばかりなので、自分で育ててみるのも良さそうですね♪

今回は、春植え球根の中でもおすすめの6種をピックアップ! どんな花が咲くのかチェックしてみてください。

カラー

春植え球根植物:カラー
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サトイモ科オランダカイウ属のカラーは花と思える部分は仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれるガクの1種。修道女の服の襟(カラー)のような姿から名前が付けられています。すっと伸びた茎が印象的で清楚な上品さがあります。

【植え付け】3~5月
【開花期】6~7月
【花色】白、ピンク、赤、黄、オレンジ、緑、茶、紫

カラーは冬になると地上部はなくなり休眠期となります。春~秋は成長期で花は初夏に咲きます。休眠期を迎える前に日光に良く当て、球根を太らせるようにしましょう。花は色が変わったら早めに根元から摘み取り、葉は黄色くなるまでしっかり日に当てます。真夏の日差しはちょっと苦手。落葉樹の下など、夏は木陰で、他の季節は適度に日当たりが良い場所が最適です。種類によって乾燥気味を好むもの、湿地を好むものがあるので適した場所で管理してください。数年は植えっぱなしにしていても毎年花が出てくるくらいなので、初心者向きです。

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独特の花(正確にはガク)の形、スタイリッシュなフォルムがブーケやアレンジメントフラワーでも人気でよく使われます。ウェディングでは特に白色が好んで使われますが、他にもさまざまなニュアンスの色があり魅力的。

ダリア

春植え球根植物:ダリア
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キク科ダリア属の球根植物のダリアは、インパクトのある大きな花と多彩な花色で人気。種類はとても多く、花の形だけで分類しても10種類以上にまでなります。古くから愛される花なので、品種改良が進み、今でも次々と新しい品種が生まれています。

【植え付け】3月~5月
【開花期】5月~11月
【花色】白、ピンク、赤、黄、茶、緑、黒、複色

肥沃で日当たりのいい居場所なら元気に育ちます。高温多湿は苦手なので、乾燥気味に管理しましょう。花付きをよくするためには、最初の方に摘心をして脇芽を増やすことがコツです。開花期が長いので、株が弱らないように花は早めに摘んでください。寒さには比較的強くないので、霜が降りるような地域では、花が終わる11月ごろに球根を掘り起こして春になったらまた植えます。

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背の高さ、花の咲き方や大きさは種類によって違い、本当にバラエティに富んでいます。鮮やかな原色も深みのあるダークトーンもふんわり優しいペールトーンだってあります。主役から脇役までこなせるダリヤのような花は珍しいかもしれませんね。

アマリリス

春植え球根植物:アマリリス
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アマリリスはヒガンバナ科ヒッペアストルム属。ヒガンバナよりも大きくて華やかな花ですが、花の付き方は同じで複数の花が集まって咲きます。花の形自体はユリに似ています。

【植え付け】3~4月
【開花期】4~6月、10月
【花色】白、ピンク、赤、複色

球根が出回るのは主に初春ですが、品種によっては咲く時期が異なります。球根は地植えにしても鉢植えにしても大丈夫です。鉢に球根が植えられている状態で販売されていることも多いので、初心者はこれを利用してもいいかもしれませんね。

暑さには比較的強いのですが、寒さは苦手な種類も多いので、庭に植えた場合は、秋になったら球根を掘り上げて保管し、春にまた植えるか、植えっぱなしなら凍らないように盛り土をするなど対策を。鉢植えの場合は、鉢植えごと屋内に移動して管理すれば越冬できます。

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球根は植えてから1カ月半~2カ月ほどで開花します。葉よりも花が先に伸びて、後から葉が出てくることが多いです。花は終わったら早めに摘んで、球根が痩せないようにしましょう。葉は秋になって枯れるまでは、よく日に当て養分を球根に蓄えられるようにします。

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アマリリスは花が次々と咲くようなものではありませんが、とてもインパクトのある大きな花を咲かせます。頭が重たくなってバランスを崩しやすいので、花の重さで倒れないよう、鉢は重さのある安定したものを使いましょう。

アガパンサス

春植え球根植物:アガパンサス
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アガパンサスはユリ科やヒガンバナ科ともいわれ、植物分類体系によって異なって分類されています。クンシランに似ている姿からムラサキクンシランという別名があります。爽やかな姿と色が魅力的な花で人気があります。

【植え付け】3~4月、9~10月
【開花期】5~7月
【花色】白、青紫、紫、複色

冬に地上部がなくなるタイプと、常緑のタイプがあります。暑さ寒さにも強く、半日陰でも育ち手がかかりません。植えっぱなしでも大丈夫なくらい頑丈で初心者向き。

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大きいものは150cmになる種類もあり、庭のアクセントとして目を惹きます。背の低い花と組み合わせて高低差を付けてデザインするととても素敵です。

グラジオラス

春植え球根植物:グラジオラス
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夏に華やかな花を楽しませてくれるグラジオラスは、アヤメ科グラジオラス属の球根植物です。シュッと伸びたシャープな葉といくつもの花を付ける花穂が長く伸びる姿が特徴。切り花としても人気です。

【植え付け】3~7月
【開花期】7~10月
【花色】白、ピンク、赤、黄、オレンジ、紫、緑、複色

主に春植え夏咲きですが、秋植えの品種もあります。球根を植えてから2カ月ほどで早く咲くタイプや3カ月以上かかるタイプもあります。耐寒性はあまりないので、秋に球根を掘り上げて乾燥させて保管し、春にまた植えてください。

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花色が豊富で、背の高いグラジオラスは花が咲くと本当にきれいです。球根を植える時期をずらしなら植えると、順に開花するので、長い期間楽しめます。

オーニソガラム

春植え球根植物:オーニソガラム
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オーニソガラムはユリ科オーニソガラム属の球根植物。6枚の花弁の白い花は、欧米では「ベツレヘムの星」と呼ばれ親しまれてきました。切り花でも人気があり、いくつもの蕾が順に咲いてくれることで長い期間花を楽しむことができます。

【植え付け】4~5月(夏咲き種)、9~11月(春咲き種)
【開花期】7~8月(夏咲き種)、4~6月(春咲き種)
【花色】白、ピンク、黄、オレンジ、赤

春植えは開花が夏になります。花は日が当たらないと開花しない性質があるため、日当たりの良い場所で育てましょう。地植えなら数年ほったらかしでも大丈夫なくらい丈夫。球根が増えて込み合ってくると花が小さくなったり数が減ったりするので、掘り上げて分球して植え直してあげてください。高温多湿はちょっと苦手なので、水のあげ過ぎには注意しましょう。

Lazy dummy

オーニソガラムは白い花が多いのですが、鮮やかな黄色やオレンジ色の品種もあります。丈が長く、花がいくつも付いて最後の蕾まで咲いてくれるため、ブーケやアレンジメントフラワーにも入れやすく、他の花とも合わせやすい花です。

まとめ

春に植える球根は、秋に植えるものよりも種類は多くはありませんが、きれいな花がたくさんあるので、ガーデニングしやすいこの時期に植えてみてはどうでしょうか。どれも華やかで丈も長く、切り花としてもきれいです。自分で育てた花を部屋に飾って、2倍楽しむのもいいですよ♪

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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