来客時でも慌てない! 出しっ放しでもスッキリ見える片づけ方
毎日時間に追われながらも、家事に育児に奮闘しているお母さん! 頑張って片づけることをやめてみませんか? 出しっ放しにするものも「定位置」「収納場所」を確保しておけば「時間に追われて放ったらかし……」という罪悪感から解放されますよ。わが家で出しっ放しにしているものと、来客時などにはどうしているかについて紹介していきます。
こんにちは、ライフオーガナイザーの中矢くみこです。
毎日忙しく子どものお世話や家事をしていると、あっという間に朝時間も夜時間も過ぎてしまいますよね。結局、部屋を片づけたいけど、後回し……。
そんな残念な気持ちになるくらいなら、「頑張って毎日片づけること」をやめてみませんか?
今回は、ハレとケを意識した片づけ方についてご紹介します。
「出しっ放し」は気になりますか?
毎日使うものや、出しっ放しの方が管理しやすいと感じるものが多いなら、思い切って「出しっ放しにするもの」と「その定位置」を決めてみるのはいかがでしょうか?
わが家でも、出しっ放しを決めたものがいくつかあります。
今回は
・ドライヤー
・パジャマ
・トイレの掃除シート
の3つについて「普段、出しっ放しにしている状態」と「来客時にさっとしまった状態」の両方の片づけ方について、ご紹介していきます!
出しっ放し①:ドライヤーは洗面台に置きっ放し!
ドライヤーは家族が使う回数を含めると、一日に何回も出番がありますよね。
「使った後、コードをまとめること」
「使うときに、コードを外してコンセントにさすこと」
この2つの手間を面倒に感じるタイプが多いわが家なので、普段は片づけどころか「コンセントも差しっぱなし」のままにしています。
もちろん「コードもまとめない」ので、使い終わったらドライヤー本体をボックスに入れるだけで片づけは完了です!
普段はこの状態ですが、来客時にはちょっと恥ずかしいので、下の洗面台の開き扉の中に放り込みます。
洗面台の上には何もなくなって、スッキリ見えますが、移動にかかる時間はものの数秒だけ!
「無印良品」のファイルボックスを使っているので、ボックスごと移動できて便利な上に、顔を洗ったりする時に飛ぶ多少の水からもガードしてくれていて安心なんです。
出しっ放し②:パジャマはカゴに入れるだけ!
わが家では、子ども4人分のパジャマはカゴに放り込むだけです。
パジャマは毎日洗濯しているのですが、取り込んで・たたんで・それぞれのタンスにしまうとしたら、それだけでも2、3分かかってしまいます。
たった2、3分かもしれませんが、子育て中は家事をしている途中でも子どもに呼ばれたりと、小刻みな時間に追われていますよね。
そんなまとまった時間がとれない状況、他にもやる事が山盛りな状態の中で「パジャマをたたむことに数分かける優先順位は高いのか?」というと、それより「寝たい」「洗い物をしたい」「掃除をしたい」ということの方が優先順位が高かったんです。
予備も含めて8組ほど入っているカゴは、自分のパジャマを探し出すときにグチャっとなりがちですが、カゴに入れ直すなだけなので、あっという間に片づけも完了!
来客時にはカゴの中に入れている布でパジャマを隠すだけですが、カゴごと隠してしまいたい場合でも、お客様が入らないだろう部屋に一時的に移動させるのも、そう手間はかからないはずです。
出しっ放し③:掃除のしやすさを優先したトイレのアイテム
子どもが小さいと「トイレが間に合わなかった〜!」という状況は多々ありますよね。
そんな時にさっと掃除できるように、トイレシートのボックスは置きっぱなしです。
このケースは何年も使っているので、使い込まれた感じはなかなかのもの(笑)。アルコールで吹いたらフタの絵柄が消えてしまいました。
そんな、年季の入った掃除道具も、来客に見せるのはちょっと恥ずかしい……ので、収納スペースを確保して、一時的にしまえるようにしています。来客時だけなので、使いやすくしまう必要もなく、放り込めるスペースが空いてさえいれば大丈夫(笑)!
わが家はトイレに備え付けの収納がないので「無印良品」の引き出しを置いています。前の半透明部分から何となく掃除用具が見えることで、中に入ったいるものを忘れにくくなっています! なので、あえて目隠しまではしていません。
まとめ
子どもは家の環境を見て育つと言われていますし、親として、物をきちんと扱う大切さを子どもに知ってほしい方も多いと思います。
でも、そのために、1番大切な家族や自分の時間を片づけにとられてしまうのは残念だとも思います。なので「ハレとケ」なのです。
いつも適当ではなく、普段は家族や自分を優先して、来客時にはお客様を優先する。そのためには、来客の前にさっとしまえる収納スペースの確保をしてみてくださいね。