玄関で便利に使える！　頑丈なフタつき収納ボックス

こんにちは。整理収納アドバイザー、ルームスタイリスト・プロの佐々木弓子です。

玄関収納では、「下駄箱だけでスペースが足りない」「土間収納はあるがうまく使えない」「物置は置きたくない」などのお悩みをよく耳にします。我が家も土間収納などはなく、物置はスペース的に設置が厳しく、引越当初は玄関が雑多な状態でした。

そこで考えた末に、導入したのが頑丈フタつき収納ボックス！

今回は、家族みんなが多用途に使えてスッキリ片付く、玄関に置いた収納ボックスの使用例をお伝えします。

こちらは、ハンプティーダンプティーで購入したフタつきのボックスです。

左右にハンドルが付いていて持ち運びができるデザイン。ハンドル部分を上げ下げしてフタを開閉します。とても頑丈な作りでボックス同士を積み重ねることができます。特にフタが補強されているので、乗ったり座ったりも可能です。

頑丈ゆえに、ボックスの厚みや出っ張りもあるので、クローゼットなどでモノを入れて保管するよりは、玄関まわりで日常からアクティブに使う、または持ち運ぶ可能性のあるモノの保管する収納として使う方が適していると言えます。雨にも強く、屋外にも置いておけますよ。

無印良品やアウトドアブランドからも、同じ形状の商品が出ています。

子どもがいると、玄関まわりが外遊びのおもちゃで乱雑になりがちです。我が家では外遊びのおもちゃを収納して、玄関内に置いて使っています。

収納しているのはバレーボール（2サイズ）・フットサルボール・縄跳び・バトミントン・シャボン玉・パカポコ・虫かごです。使用頻度は週1～2回程度で、家の前で少し遊ぶくらいです。

遊ぶときはフタを開けたままにしておき、片付けるときはざっくりと放りこむだけなので、子どもがちゃんと戻してくれます。フタさえ閉めてしまえばスッキリ片付きますよ。

下駄箱が天井まで備え付けられているタイプですが、高い所は全く手が届きません。しかし玄関にボックスが常設されているので、踏み台としてすぐに使えます。主に高い場所には、オフシーズン靴や履く頻度の低い靴を収納していますので、季節ごとに見直すとき役立っています。

家族が一斉に出かけるときに玄関が混み合い、なかなかうまく靴を履けない三女（小1）は、ボックスに腰をかけて靴を履いています。また玄関先でバーベキューをするときには、チェア代わりにしたり、飲み物を置いたりして使っています。

非常用の持ち出し袋とは別に備蓄しておきたいモノをひとまとめにして収納しておき、ラベルを貼って誰でも分かるようにしておくといいですね。普段出し入れするものではないので、ボックス同士を重ねて置いても問題ありませんが、すぐに見て分かるようにしておきたいものです。

バーベキューは、玄関先や庭、車に積んで公園で行うなど、レベルやスタイルもさまざまですが、すぐに始められるように必要なアイテムをまとめて収納しておくと取り掛かりやすいですね。食材以外の定番アイテムをあらかじめ収納しておけば、忘れ物もありません。現地ではテーブルや椅子、作業台としても使えます。

バーベキューまではいかなくてもお弁当を持って外レジャーを楽しむことが多い方は、ピクニックセットを作ってまとめてもいいですね。レジャーシート、ゴミ袋、ウェットティッシュ、お皿やコップ、テーブルクロス、虫よけや日焼け止めなど、マイスタイルに合わせて定番アイテムをセットで収納しておけば準備もスムーズです。そのまま車に積んでもよし、必要なモノだけをリュックに入れて自転車でGOでもよし、です。

庭いじりが趣味の方や、にわかにする私のようなタイプの方でも、ガーデニング専用の収納があると便利です。スコップや支柱、ネット、肥料や土などまとめて収納しておくと家のまわりもスッキリし、管理もラクです。ボックスに座って作業したり休んだりもできますし、水にも強いので外置きでも大丈夫です。

プールや水辺系のレジャーを楽しむ方はセット収納しておくといいですね。水着、ゴーグル浮き輪、空気入れ、ライフジャケット、シュノーケル、現地で使う袋類、汚れてもいいタオルなど、必要に応じてまとめて収納しておくと、思い立ったらすぐに出発できます。水や汚れにも強いので帰宅してから丸洗いでき、後片付けもラクです。

車いじりが好きな方や、自分で洗車をする方は専用ボックスがあると◎。洗剤、バケツ、スポンジ、セーヌ布、コーティング材などアイテムがかなり多いので、できれば出しっぱなしにせずひとまとめにスッキリさせておきたいもの。ボンネットや屋根など洗うときも、踏み台として活用することができます。

玄関や外まわりで便利に使える、頑丈なフタつきの収納ボックス。1グループ1ボックスにすればモノの管理がしやすく探し物もなく、アクティブに活用することができます。ライフスタイルの変化と共に、収納物を変えていくことができるので、マイスタイル、マイボックスとして使い続けることができますよ。