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2019年02月26日 11:00 更新

「IKEA」トロファストをランドセル収納に! 使い勝手を徹底レポート

みなさんはお子さんのランドセル、どうやって収納していますか? おもちゃ収納で人気の「IKEA」トロファストを、子どもの成長に合わせてランドセル収納にアップデートした片づけのプロが、実際に3年間使い続けてどうだったのか? より使い勝手が良くなる工夫もあわせてご紹介します。

こんにちは。名古屋在住ライフオーガナイザー®︎中矢くみこです。

子どもにとって、毎日の片づけやすさを左右するランドセル置き場。専用のランドセルラックや、「ニトリ」のカラーボックスは特に人気ですよね。

そんな中、わが家ではおもちゃ収納として使っていた「IKEA」のトロファストを有効活用するために、ランドセル置き場に転用!

現在、小学3年生の子が1年生の頃から使い始めて約3年。実際の使い勝手はどうなのか? について紹介します!

こちらがわが家で使っているタイプです▽

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1年生向き! 奥行きと高さが魅力

ランドセルの上げ下ろしが楽ちん!

トロファストの魅力は、何と言っても高さと奥行きです。

トロファストの高さは55cm。

この高さは、1年生の身長では、だいたい腰〜お尻くらいになるのですが、この「高すぎず低すぎない高さ」のおかげで、重いランドセルをトロファストの上に直接置くことができるんです。

1年生にとっては重い重いランドセル。一度床に置いてしまうと、上に持ち上げるのが面倒で、ついつい床に放り込っぱなし……なんていうことも。

なので、帰ってきたら、トロファストの前に立つだけで、楽にランドセルをおろせる上に、片づけも完了! 一石二鳥なんですよ。

正面からも出し入れしやすい!

カラーボックスの奥行きが約30cmに対して、トロファストの奥行きは44cm。約14cm違うことで、ランドセルを縦向きに置くことができるんです。

家に帰ってきてランドセルを下ろしたら
・宿題の出し入れ
・時間割を合わせる
・給食袋など持ち物の準備
といろいろやることが多いのですが、正面からランドセルの中身を出し入れできるのが、使いやすいポイントですね!

カラーボックス用ボックスとの相性も良い!

実は、トロファストには専用の引き出しがあります。

ところがわが家では、引き出しがどうしてもレールからズレやすく、毎日子どもが出し入れするのに苦労していました。

そこで、ホームセンターで厚みの薄いベニヤ板(30cm×43cm)を3枚カットしてもらい、棚板として差し込み、そこに「ニトリ」インボックスを設置して、引き出しがわりとして使っています。

カラーボックス用に作られているインボックスは、トロファストの収納スペースに比べて一回り小さめ。

ボックスの両側にスペースがあって見た目としてはもったいない気もするのですが、実はトロファスト用の引き出しより収納量は多いんですよ。

トロファストの深さが10cm、インボックスの深さは12cmなので、深さとしてもたくさん入りますが、上から見た形も、トロファストは角が丸いのに対して、インボックス は直角に近いので、プリント類からハンカチなどの収納にも向いています。

ただし、インボックスを使う場合、下段と上段のみしか入りません。

トロファストの下段・中段の高さは約11cm(上段のみ14cm)なので、12cmのインボックスでは1cm高さが入らないんです。

わが家の場合は、あえての2段!

これは面倒くさがり屋さんが楽するためのコツなんです(笑)。

・私が引き出しの中に洗ったものをしまうときに、隙間から放り込めてラク
・引き出しの上の空間が大きいので、手を掛けやすく引き出しやすい
・引き出しの中の手前のものは引き出さなくても出せる

収納スペースはできるだけ効率よく使いたい! と思うかもしれません。

でも、ちょっとゆとりを持たせることで、片づけや準備のハードルを下げてくれるんですよ。

もし、3段を有効に使いたいのであれば、インボックスではなく、高さが10cm程度の薄めのボックスなら大丈夫! でも、ボックスにラベルを貼ったり、半透明のボックスを使って中に何が入っているか分かりやすくするなど、お子さんが分かりやすいように手を加えることも大切です。

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実際の引き出しの中は……?

身支度用品

息子が毎日持っていくのは、給食袋(ナフキン・マスク・ミニハーフタオル)とハンカチ(時々ティッシュ 笑)。

あとは、たまに必要になるものも、空いたスペースにしまっています。

持ち帰ったプリント類

プリントやテストはすぐに捨てたくない息子にとって、このプリント・テスト用のボックスは必須でした。

細かく、テスト・プリント・チラシなどと引き出しを分けることも考えましたが、きっと分けるのが面倒になるだろうと、本人の希望により、まずはボックス1つに入れるようにしました。(親宛のお便りは、私が別途管理しています)

教科書は棚の上に

教科書はランドセルの横に置くと、時間割がスムーズにできるようで、3年間この定位置は変わらず。

習い事のものや、その他に収納したいものもありますが、毎日の通学に関して必要なボックスは「給食袋セット用」と「プリント・テストなどの紙用」の2つあれば大丈夫ですよ。

3年生になって変わったのは高さ!

3年間使っていて、引き出しが3つ必要に……ということは起きなかったのですが、高さに関しては、低くなってしまいました。3年間で20cm近くも身長が伸びるので、お尻の辺りだったトロファストの高さも、いつの間にかふともも辺りに……。

「新たに家具を買うのも……」
「新一年生になる娘と一緒に使って欲しい……」

そんな大人の事情もあり、今はトロファストの上に、少し重めのボックスを裏返しに置いて、高さをかさ上げしています。

低いと感じるタイミングは、ランドセルを下ろすときというよりは、むしろ立って時間割を見ながらセットするとき、給食袋をセットするとき。

そこで、自宅に余っていたボックスなどで、高さを上げて、引き出しも上段と下段を使っていたのを、上段2つに変更しました。

多少の不安定さはありますが、まずまずの使い勝手だそうですよ。

まとめ

「手軽な価格で、おもちゃ収納に良さそう!」と購入して、おもちゃ以外で使えないとなると、やはり残念ですよね。(処分するのも大変です)

せっかく購入した家具をできるだけ長く活用するために、もしトロファストをお持ちでしたら、ランドセルラックを検討する前に、一度トロファストを活用してみてくださいね。新たな家具を買うのは、その後でも遅くないですよ!

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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