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2019年02月27日 16:30 更新

ひな壇飾りを楽しむには? ひな人形の便利な収納術

桃の節句が近づき、店頭にひな人形が飾られているのを見かけるようになりました。色鮮やかな人形たちは眺めるだけでも魅力的で、またどこか懐かしい気持ちにもなります。ただ、いざ自宅に迎え入れるには、親ならではの悩みもありませんか? 購入予定の方も、すでに手元にある方も。今回は我が家のひな壇飾りの収納と準備についてご紹介します。

こんにちは。ライフオーガナイザー®のうめだあさみです。

バレンタインが終わると次は桃の節句ですね。我が家の3姉妹は、ひな人形が大好きです。コンパクトサイズのひな人形も多く出回る中、我が家のひな人形は三段飾り。

毎年「いつ飾る?」と待ち遠しい気持ちで待つ子どもたちとは裏腹に、「またこの時期がきたか~」と億劫な気持ちを抱える私たち親。収納場所に悩むことももちろん、準備にも手間がかかり、子どもたちとは違う熱量で、ひな人形に向かい合ってきた数年でした。

今回は試行錯誤を経たいま、家族全員同じ気持ちで、楽しくひな人形を飾ることができるようになったポイントについてお伝えします。

購入時、ひな人形の外箱にこだわらない

Lazy dummy

外箱は収納に万能ではない

購入時は特に気にしていませんでしたが、自宅に届いたときの外箱の大きさには驚きました。

屏風、ひな壇がそれぞれ薄長い段ボール箱で2箱。ひな人形とその他道具類が大人2人くらい入りそうな、大きな段ボールで1箱の計3箱。

当初は、使用していない2階のクローゼットにまとめて押し込んでいましたが、クローゼットの3分の2を占拠する状態に!

数年間はそれで過ごしたものの
・ひな人形を飾らない11カ月もの間、クローゼットを丸々占拠されてしまう
・移動時には階段の幅がギリギリで、持ち運びが大変→準備への億劫な気分につながる
・外箱の破損
と、デメリットが多かったため、大きな外箱を処分することにしました。

収納ケースを利用して扱いやすく

用意したのは、ニトリの収納ケース。

クローゼット上部に収めたかったため、クローゼット収納ケースを選びました。

お人形5体は不織布にくるみ、紙製収納ケース2箱に収めました。詰め込んでしまうと、破損やしわにもなりかねないので、ゆったりめに。隙間を、もともと入っていた和紙で埋め、がたつきを予防します。

かぶせるだけの蓋なので、持ち運びには注意が必要ですが、丁寧に扱おうという気持ちになります。

お道具類は、細々したモノから大きなモノまで、形も大きさもさまざまです。

収納場所の関係上、収納ケースは2種類になってしまいましたが、それぞれの長所を考慮し、分けて収納しています。

お人形と同じ紙製収納ケースは、硬さがあるため、各道具の内箱がなくとも問題ありません。大きさの不揃いな牛車や重箱、桜橘などを不織布で包み、そのまま入れます。

お人形と同様のケースで、蓋が外れないよう丁寧に扱うので、中でずれてしまうという心配は特にありません。

もう1つの収納ケースは柔らかい素材ですが、ファスナーがあり、持ち運びがラクな素材。台座やぼんぼりなど、内箱のまま隙間なく詰め込めます。

前者に比べると重さはありますが、内箱でしっかり成型できているため、がたがたすることはありません。また、ファスナーのおかげで横向きでの持ち運びも可能になるので、移動が大変ではなくなりました。

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これらの収納ケースはクローゼットの上部に。

購入時に比べ、箱自体の数は増えましたが、それぞれが極端な大きさも重さもないので、高い場所での管理が可能になり、おかげで下の空間を有効活用できるようになりました。

台座や屏風が入った段ボールは購入時のままですが、クローゼットの死角部分に収めていれば支障はないので、そのまま活用しています。

準備も片づけも迷わない! ひな人形のラベリング

効率的に準備するために

収納場所から持ってきて、いざ、飾り付けようとしたとき。
「出したはいいけど、コレはどこ?」
「あっちを先に開けるべきだった!」
と、段取り良くできないとイライラしてしまいますよね。

そんな時には【ラベリング】を味方につけましょう。

書き方に決まりはありませんが、大事なことは【見た人が分かる】こと。

中に入っているものを書いてもいいですし、箱を開ける順番を番号で振ってもかまいません。
(我が家は前者のラベリングです)

その際、ママだけではなく、他の人が見てもわかるようなラベリングをしましょう。

「お人形さんを出して~」「3番の箱開けて~」と声を掛け合えると、準備も楽しく進めることができそうです。

戻すときにもラベリングを参考に

桃の節句が終わったら、なるべくはやく片づけたい。そんな時にもラベリングは役立ちます。頭を使わず、ラベリングの通りに戻していくだけで、あっという間に元通り。「この箱には何を入れる?」「あれ? うまく閉まらない!」といったモヤモヤとは無縁です。

我が家では、数年間は使いまわす不織布にも、何を包むかについて記載してあります。このひと手間があることで、「少し小さい! 違う不織布で包んでしまった!」などのミスも防ぐことができます。

我が家の専用見本を残しておく

きれいに飾れたら、もちろんひな人形の前でお子様の写真を撮るかと思います。そのときに、ひな壇飾りだけの写真も1枚撮ってみてはいかがですか? その1枚が翌年以降の準備をよりスムーズにしてくれるかもしれません。

ひな人形を購入した際、飾り方の見本を記した書面が同封されていますが、一般的な写真が載っているだけで、手元にあるひな人形の写真でない場合も。
(我が家のパンフレットにも、親王飾りと三段飾り、両方の写真が載っています)

せっかくなら我が家専用の並べ方の見本があった方が、参考にしやすいですよね。

まとめ

女の子が楽しみにしている桃の節句。

来年以降、ママも楽しみながら桃の節句を迎えるために、今年の準備の段階から少し手を加えてみてはいかがでしょうか?

これまであった「飾るのが面倒だな~」「大きくて邪魔だな~」というマイナスの気持ちが、お子様と同じ「早く飾りたい!」「楽しみ!」というウキウキワクワクの気持ちに変われば、家族みんなで桃の節句を待ち遠しく思えそうですね。

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