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2019年02月26日 19:30 更新

忙しいママの救世主! 床拭きロボット・ブラーバを体験【お試しレポ】

どんなに忙しくたって家の中は綺麗にしていたい……。多くの人がそう思っていることでしょう。でも掃除にかける時間がなかなか取れないのも正直なところ。ロボットでもできる単純作業はロボットにお任せして、時間を手に入れるのも一つの手ですね。今回は床拭きロボット「ブラーバ ジェット」がどのくらいの実力なのかお試ししてみました!

有名な「ルンバ」と「ブラーバ」、何が違うの?

こんにちは! 整理収納アドバイザーFujinao(フジナオ)です。

普段はお客様のお家に行ってお家の片づけのシステム作りなどを手伝っています。そこで感じるのは「現代人は本当に忙しい!」ということ。

仕事に、家事に、育児に追われる生活で、時間がいくらあっても足りない! という方がとても多いもの。そこで注目されるのが、年々進化している「家事のお助けロボット」です。

お掃除ロボットとして一番有名なのが「ルンバ」ですよね! 自動でお部屋を掃除してくれる賢いロボットです。実際に我が家でも使っていて重宝しています。

では、今回お試しした「ブラーバ」とはどんなロボットなのでしょうか? 一言でいうと「拭き掃除」に特化したロボットです。

分かりやすく言うと、ルンバは掃除機、ブラーバはフロアワイパーに近い存在です。

ブラーバを発売しているのは、実はルンバを発売しているアイロボット社。

ルンバで培われた「お掃除ロボット」のノウハウをギュッと詰め込んだのが、この拭き掃除ロボット・ブラーバなのですね!

ブラーバの種類は大きく分けて2種類。ジェットスプレー(お水)を噴出して床の汚れを浮かせ、振動しながら拭いていく「ブラーバ ジェット240」と、パッドに水を入れウェットモードで水拭きを行うシンプルな「ブラーバ300シリーズ」です。

ペットも、子どももいる我が家。こまめな床拭きをするのが理想だけれど、お仕事をしているとなかなかその時間が取れないのも事実です。

そんな悩みを解消すべく、今回はジェットスプレーがついている「ブラーバ ジェット240」を試させていただきました!

実際に「ブラーバ ジェット」を使ってみた!

ブラーバ ジェットを使用する前に、まず、準備しなくてはいけないのが、ブラーバ ジェットの充電池です。充電時間は約2時間。電池の充電が終わったら本体にカチッとはめるだけ。とても簡単に取り付けが可能です。

ルンバと違って、自力でホームに戻って充電するという機能がないブラーバ ジェット。充電については人間の手が必要です。

でも、逆に言えばルンバのように「ホーム基地」を設置しなくて良いということ。ブラーバ ジェットは保管場所に悩まされることがないのですね!

サイズもルンバと比べて、とてもコンパクト。

そのサイズ感もあり、ルンバが入れない椅子の脚の間などもスイスイと入ってお掃除することができるんです。

次に準備するのが3種類のパッドです。

・念入りな水拭き用の青色モップ/「ウェットモップパッド」
・水の量が少なめのオレンジ色モップ/「ダンプスウィープパッド」
・から拭き専用の白いモップ/「ドライスウィープパッド」
    
3種類のパッドによって、ブラーバ ジェットの動き方も変わります。

ウェットモップパッドを装着したときには同じ場所を3回、ダンプスウィープパッドを装着したときには、しっかりめの水拭きを2回してくれるような機能になっているそう。

パッドを差し替えることによって、それぞれのモードに適した動き方を自動で選択してくれます。3種類のパッドはそれぞれ「使い捨て」タイプと「繰り返し洗って使える」タイプのパッドがあります。

使い捨てタイプには洗剤が含まれていますが、洗って繰り返し使えるタイプには洗剤は入っていません。使い捨てタイプは洗剤が含まれている、気軽に捨てられるという点では優秀ですが、コスパが気になる人は繰り返し洗って使えるタイプがオススメです。

青いパッドとオレンジ色のパッドを使うときには、本体に水を入れて使います。本体のゴム栓を外して水を入れるだけで準備完了!

上部についているクリーンボタンを押せばいよいよスタートです!

想像以上にしっかり拭き掃除してくれる!

ブラーバ ジェットの正面、水色の四角い穴からは、定期的に水のジェットスプレーが床に向かって噴出されます。(ドライスウィープパッド使用時を除く)

このジェットスプレーが汚れを浮かせ、その後にクリーニングヘッドが細かく振動しながら念入りに拭き掃除をしてくれます。

「でも、家具などに水をかけてしまったら……?」という心配は無用です!

ブラーバ ジェットは一度前進をして障害物がないことを確認して後退、それからジェットスプレーを出すので、間違って家具などに水がかかってしまう心配もありません。

また、ラグなどの上にも乗らないように設計されていますので、ラグを併用しているリビングでも安心して使えます。

もちろん、段差を感知して階段から落ちないようにもなっていますよ! この辺りはさすがルンバを生んだアイロボット社の製品、という感じですね。

ブラーバ ジェットの動きは取り付けるパッドごとに違うのですが、どのパッドを選んでもきちんとムラなく床の上を動き回ってくれます。

ルンバよりもかなり小ぶりなサイズを見て、正直なところ性能はルンバに劣るのでは……と思っていましたが、なかに組み込まれた頭脳は大差がないようです。

しっかりと効率良い動きで床を隅々まで清掃してくれました!

そして特筆すべきは音の静かさ! ルンバは走行中の音が大きく、在宅中に使うのは少々ストレスがたまります。

なので外出中に使う方が多いと思うのですが、ブラーバ ジェットはとにかく音が静か! 在宅中でも気にせず使うことができます。

我が家で気に入っているのは「揚げ物の後のキッチン清掃」。

揚げ物の後はどうしても床の上のヌルヌルが気になりますが、そこはブラーバ ジェットにお任せ。音が小さいブラーバ ジェットならば、家族が食事している間に黙々とキッチンの清掃をしてくれるので、夕食の後に「床に雑巾をかけなきゃ!」というストレスから解放されます!

もちろん帰宅が遅くて夜しか掃除できない人や、小さな子どもがいてお昼寝の邪魔をされたくない……というご家庭にもオススメできる商品です。

また、休日の朝など「みんながのんびりしているから掃除機をかけにくいな〜」という時にも、ドライスウィープパッドを使えば、大きな音を立てず自動で埃やゴミを集めてくれるのも良い点です。

専用アプリで外出先からスイッチオン!

実は、ブラーバ ジェットにはアイロボット専用「iRobot HOME」アプリがあります。

ルンバと共通の専用アプリですが、このアプリを使えば、ブラーバ ジェットが吹き出すジェットスプレーの量を調整できたり、外出先からでもブラーバ ジェットを起動させられるんですよ! 自宅の床材に合わせてカスタマイズできるのが嬉しいですね。

ただ、外出先からブラーバ ジェットを起動させた後放置しておくと、濡れたモップ面が長時間床に接触して床材が傷む恐れがあるので、外出先から操作するならばドライモードでの使用がオススメです。

※iRobot HOME アプリを使用するには、ご使用のスマートフォンやタブレットがBluetooth Low Energy(BLE)バージョン4.0以降に対応している必要があります。

「ルンバ」と「ブラーバ ジェット」の使い分けは?

一番最初にもご説明したように、ルンバは掃除機、ブラーバ ジェットはフローリングモップに近い特性を持っています。ブラーバ ジェットは畳の部屋やラグの上は清掃することができません。引き戸のレールなど、少し深いところなどに入ったゴミを吸い込んで取ることもできません。

モップで埃を集めるだけなので、正直なところ細かいゴミ、埃などの清掃レベルが高いのはやっぱりルンバです。掃除機とフロアワイパーに例えて考えてみると、当然ですね。

なのでオススメはやはり「拭き掃除」に使うこと!

また、ブラーバ ジェットは使用後に放置しておくと、濡れたモップ面が長時間床に接する恐れがあるので、在宅時に使用するのがオススメです。

毎日の掃除機がけはルンバにお任せして、プラスアルファの拭き掃除としてブラーバ ジェットを使用するのがベストのよう。もしくは外出中や夜間の簡易的なフローリングワイパーとして使用するのが良いですね。

また、ルンバと違って細かい部品を吸い込んでしまうことがないので、そのような心配があるときにはブラーバ ジェットを使うと安心です!

「ブラーバ ジェット」のメリットとデメリットって?

私Fujinaoが感じたブラーバ ジェットのメリット、デメリットのまとめです。

「ブラーバ ジェット」のメリット

・音が静かなので在宅中にでも使える。
・床をしっかりと「拭いた」感がある。
・揚げ物を調理した後のキッチンもスッキリと拭きあげてくれる。
・物を間違って吸い込んでしまうことはない。
・ロボットが綿密に作業していくので、かなり丁寧に床を拭きあげてくれる。
・ホームを設置する必要がないので収納場所の自由度が高い。
・コンパクトボディなので椅子の下や家具の間なども綺麗に清掃してくれる。

「ブラーバ ジェット」のデメリット

・外出中などに使うと濡れたパッドが長時間床に接するのが心配。
・かなり丁寧な掃除をしてくれるためか、一度の充電で清掃できる範囲がルンバより狭い。
・ゴミ、埃の取り逃がしがルンバより多い。
・使い捨てパッドは洗剤が染み込んでいたり洗う手間がなかったりと魅力的だが、コストがかかる。
・洗濯して繰り返し使えるパッドは、コスパは良いが洗剤が含まれていない点と手洗いが面倒。
・掃除の範囲が最大15畳程度なので、広いお部屋だと清掃しきれなかったりお水が足りなくなってしまうこともある。

まとめ

我が家ではルンバを毎日のお掃除にフル活用! ブラーバ ジェットは週に2〜3回出勤してくれるような使い方がよさそうです。

正直なところ使ってみるまでは、「ルンバがあれば充分なのかな?」と思っていましたが、ルンバとブラーバ ジェットは全く別物だということがわかりました。

ブラーバ ジェットが念入りに床拭きしてくれた後を素足で歩いてみると、やはり気持ち良さが違います。この気持ち良さが、手作業ではなく機械が代わりに働いてくれることで手に入るなんて感動です。

また、キッチンで調理したあとすぐ、食事中にブラーバ ジェットに拭き掃除をお願いできるのは、予想以上にストレスフリーな使い方でした!

子どもやペットがいるご家庭や共働きで時間がない家庭には、ぜひ一度取り入れてみてほしい商品です。

皆さまの参考になれば幸いです。整理収納アドバイザーFujinaoでした!

転勤族のシンプルライフ Fujinao【千葉・関東 片づけアドバイス】
https://fujinao.com

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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