意外なモノが冷蔵庫の消臭剤に!? 臭い消しの裏技と予防策
気になる冷蔵庫のなかの臭い。きちんと掃除していたとしても、食材を保管しているためなかなか完全に取り除くことができませんよね。今回は、冷蔵庫のなかの臭い問題を解決する方法を特集。意外なモノを使って臭い消しする裏技と、臭いの予防策をご紹介します。
冷蔵庫の脱臭剤として使える意外なモノ
重曹
冷蔵庫のなかはいろんな食品を保存しているため、とくに目に見えて汚れがあるわけでなくても、臭いが残っている……という経験はありませんか? きちんと掃除したつもりでも、意外と臭いが気になるという場合は、身近なモノを使って消臭しましょう。
消臭効果のある重曹は、冷蔵庫の臭い取りに効果を発揮してくれるアイテムです。空気がこもりがちな冷蔵庫には、粉の状態で置いておくとよいでしょう。カップなどに、粉の重曹を入れ、その上からラップをかけ、爪楊枝で穴を開けてください。すると、冷蔵庫のなかの臭いを吸い取ってくれるのです。
また、冷蔵庫のお掃除後には水と重曹を混ぜた重曹スプレーを吹きかけて仕上げておくと、汚れだけではなく臭いも取り除くことができるでしょう。
コーヒーかす
コーヒーを抽出したあとのかすを冷蔵庫に入れておいてもOK。とくに水分が含まれているコーヒーかすには、アンモニアをより吸収しやすいといわれているので脱臭剤としておすすめです。
水分を含んだままのコーヒーかすを容器に入れ、布をかぶせた状態で冷蔵庫に設置しておくだけでOK。やがて臭いを吸い取ってくれるでしょう。
ただしコーヒーかすは、豆の状態よりもコーヒーの香りが強くなる傾向があります。コーヒー単体ならいい香りに感じられても、冷蔵庫のなかに保存したほかの食品の臭いと混ざると不快に感じられることがあります。その場合は、かぶせる布を厚くして臭いを遮断するなどの対策をしてくださいね。
冷蔵庫の臭いを防ぐために! やっておきたいポイント3つ
食品は密閉して入れる
冷蔵庫のなかに臭いがつかないようにするには、強い臭いを発する食品を密閉して保存することが大切です。例えば、開封した容器の口をクリップなどでとめただけ、キッチンラップで軽く巻いただけでは、臭いがもれて冷蔵庫内に充満してしまいます。
コンテナやフリーザーバッグを積極的に利用して、なるべく密閉して保存するように心がけましょう。
冷蔵庫内に詰め込みすぎない
冷蔵庫内に食品をたくさん入れすぎるのもよくありません。空間的な余裕がなくなると空気のめぐりが悪化し、臭いがこもってしまうといわれています。
冷やす効率も低下してしまいますから、食品が傷みやすくなる原因にも。しかも、詰め込みすぎるとどこになにがあるかわからなくなりがちなので、腐ってしまった食品に気づかず庫内に臭いを充満させてしまうといった悪循環にも陥りやすいです。
冷蔵庫に保存するときには、ある程度の余裕を持っていれるようにしてくださいね。
こまめに汚れを除去する
冷蔵庫のなかの臭いの原因として多いのが、食品や飲料のこぼれ。きちんとフタをしているつもりでも、急いでいるときなど、気がつかないうちに汁物や飲み物をこぼしてしまっていることもあります。
こまめに冷蔵庫内の掃除を行うことで、臭いの原因をなくすことができます。なにかこぼしてしまっていないか確認してみてください。
冷蔵庫内をくまなく掃除し、隙間も綿棒などを使って徹底的にキレイにしましょう。臭いがつきやすいゴムパッキンも外し、中性洗剤を使って洗ってください。
まとめ
冷蔵庫のなかの嫌な臭いは、重曹やコーヒーかすなど、意外なモノを使って解消できる場合があります。食品を密閉して保存することや冷蔵庫内にあまり詰め込みすぎないこと、こまめに掃除するよう心がけ、快適で清潔なキッチンをつくりましょう。