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2019年04月23日 22:00 更新

張り替えなくていい! 塗るだけで障子の黄ばみを落とす裏技2つ

一度気になるとずっと目に入ってしまう障子の黄ばみ。今回は、家にある身近な「あるもの」を使って、黄ばみを消す方法を紹介。黄ばみによって障子を張り替えていた方、要チェックですよ。

ほっと心安らぐ畳の和室。しかし、特に窓側に障子があると、日光が当たり、時間が経つとともに黄ばみが気になってきますよね。窓の近くにない場合も、日光が反射したり、日常の汚れが原因で黄ばんでくる場合も……。今回はそんな障子の黄ばみを身近にあるものを使って消す方法をご紹介します。

大根のしぼり汁で黄ばみが消える?

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障子の黄ばみを取るのに使えるのが、実は大根の「しぼり汁」。「大根おろしは使うけど、しぼり汁は捨ててしまっているかも……」という方もたくさんいらっしゃると思います。レシピによっては料理にアレンジできる場合もありますが、使い道がないケースも多々ありますよね。

そんな「捨てるしかない」状態になってしまった大根のしぼり汁は、ぜひ障子の黄ばみ対策に活用してみましょう!

大根の効果

そもそもなぜ大根のしぼり汁できれいになるのか、その仕組みが気になりますよね。なんでも、大根に含まれているジアスターゼという成分が、障子紙に含まれる成分に反応し、その反応で白くなるんだそう! ジアスターゼは大根の根に特に多く含まれているそうなので、その部分を意図的に使うと良さそうです♪

大根を使った障子の黄ばみの落とし方

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それでは大根のしぼり汁を使って行う、実際のお掃除方法をご紹介します! とっても簡単にできるので「黄ばみが気になる……」と悩んでいる方は、ぜひ試してみてくださいね。

用意するもの

用意するものは
・大根のしぼり汁
・霧吹きボトル
・スポンジ

以上3点を用意しましょう。大根のしぼり汁の使用量ですが、1/2カップ程度の量があれば十分です。霧吹きボトルがない場合は、キッチンペーパーなどに直接染み込ませてもOK。

障子の拭き方

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大根のしぼり汁を霧吹きボトルに入れ、障子の黄ばみが気になるところに直接吹きかけましょう。たったこれだけで障子の黄ばみが白くなります。

スプレーボトルがない場合は大根のしぼり汁が入った計量カップなどに直接キッチンペーパーを入れ、しぼり汁を染み込ませ、ぎゅっと固くしぼりましょう。絞ったキッチンペーパーで優しくなでるように障子を吹いていけばOKです。ここで強くゴシゴシしてしまうと勢い破れてしまう可能性もあるので注意!

漂白剤×洗濯用のりを使う方法も

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障子の黄ばみが気になって、すぐ汚れを落としたいけど、冷蔵庫に大根がないし、しばらく大根を使う予定もないし……という場合は、別のお掃除方法もあります。また、「なんなとく、家のお掃除に食品を使うのは抵抗がある」という方にもおすすめです。

用意するもの

用意するものは、大根のしぼり汁を使ったお掃除よりも、少し多め。

使うものは
・200mlの水道水
・ハイターなど、キッチン用の漂白剤
・霧吹きボトル
・計量スプーン
・洗濯のり
です。

漂白スプレーの作り方

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まずは水道水を計量カップなど適当な器に入れ、少量の漂白剤と、小さじ1程度の洗濯のりを器の中に入れましょう。しっかりかき混ぜて、スプレータイプのボトルにこぼさないようゆっくり入れて、下準備は完了です。使う直前に霧吹きボトル自体をゆっくり振って、中をかき混ぜてから使いましょう。

漂白スプレーの効果

お掃除方法はとっても簡単! できたスプレーを黄ばみが気になる障子に直接吹きかけるだけでOKです。あまりたっぷりかけてしまうと、障子が傷んでしまうのでご注意を。吹きかけた後は特にこすらず、そのまま放置でOKです。

まとめ

障子の漂白と聞くと大変そうに感じますが、基本的には作った液体を吹きかけるだけなので、とっても楽チン。これなら気になった時、材料さえあれば家事の合間にできますね! ご自宅の和室の障子の黄ばみが気になっている方、ぜひ試してみてください。漂白具合が気になる方は、目立たない位置でテストしてから行うと失敗しにくいですよ。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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