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2019年03月02日 16:00 更新

ひな祭りにおすすめ! 可愛いちらし寿司&寿司ケーキレシピ

ひな祭りのご馳走といえば、ちらし寿司が定番ですが、代わり映えしないという声も。いつものちらし寿司もおいしいけれど、今年のひな祭りはちょっと趣向を変えてみると新鮮に感じるかもしれません。今回は、ひな祭りにおすすめのちらし寿司アイデアと、寿司ケーキの作り方をご紹介します。

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こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

ひな祭りといえば、ひな人形に菱餅にちらし寿司。そのくらい定番になっているのがちらし寿司ではないでしょうか。もともとひな祭りとの関連性はないものの、どの節句でも、お祝い料理としてよく登場するのがちらし寿司です。古来より、いろいろな具材が使われるちらし寿司は、特別なご馳走として愛されてきました。一言で「ちらし寿司」と言っても、使われる食材や形はさまざま。家族の好みや地域性もあります。今回はそんなちらし寿司の魅力をたっぷりご紹介していきます。

ひな祭りにおすすめ♡ ちらし寿司

■五目寿司

全国的にちらし寿司といえば、干し椎茸や人参などを砂糖や醤油で煮たものを酢飯に混ぜ込み、そのうえに錦糸卵や蓮根、海老などを彩りよく飾ったものをイメージするのではないでしょうか。混ぜ込む食材や上に飾る食材は、地域やご家庭ごとに違うと思いますが、とても華やかで見栄えもするハレの日のご馳走です。お正月料理や他の節句でも用いられる蓮根や海老は、縁起物として好まれる食材なので、ひな祭りにはぴったりです。

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■江戸前ちらし

魚介類を中心に、卵焼きやガリと一緒に酢飯の上に盛り付けるのは江戸前のちらし寿司。私の父も江戸っ子だったので「ちらしといえばこれだろ!」と、好んでました(五目寿司は受け付けず……)。全国的には、これを見たら海鮮丼と思うかもしれませんね。

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■春の香りのちらし寿司

シンプルに春食材の筍と菜の花であしらったお寿司も素敵です。春の香りを堪能でき、素材のおいしさが生きます。ひな祭りの季節を感じる一品です。

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■小花のお寿司

小さめサイズのお花に型抜きしたちらし寿司。おにぎり型があれば、簡単にキレイに作ることができます。錦糸卵やいくら、絹さやで華やかさと可愛らしさをプラス。取り分けやすいので、人が集まってお祝いするときにはぴったりです。

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■カップ寿司

グラスやカップに詰めるカップ寿司も人気が高く、側面が見える器を使えば菱餅のような3色にすることもできます。こちらのカップ寿司は、青のりと鮭を混ぜて色付けしています。蓋つき容器を使えば、お弁当や手土産、持ち寄りパーティの時にもおすすめです。

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■手毬寿司

ちらし寿司よりも手間はかかりますが、コロンとした形が可愛い手毬寿司もひな祭りにはおすすめです。いろいろな食材で作ると並べた時に、華やかでお祝いの雰囲気も上がりそう♪

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■手巻き寿司

手巻き寿司は、食材を揃えておけば、各自好みの具材を入れて作れるので、忙しいときや時間があまりないときには準備が簡単でいいですよね。小さな子どもはうまく巻けないので、大人がお手伝いしなくてはいけませんが、この巻く作業も子どもにとっては楽しく喜びます。

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■寿司ドーナツ

海外から人気に火が付いた寿司ドーナツはご存知ですか? 日本でも、2017年ごろから話題になっています。ドーナツのシリコン型があれば、トッピングの食材を底に詰め、酢飯を上まで敷き詰めてひっくり返して取りだせば寿司ドーナツの完成♪ フォトジェニックなビジュアルで目を引きます。

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寿司ケーキの作り方

ひな祭りは女の子の節句でもあるので、可愛く寿司ケーキにしたことがある方も多いかもしれません。今回は、ひな祭りにぴったりのおひな様寿司ケーキの作り方をご紹介します。よりひな祭りらしい可愛さを出すために、さまざまな技を使っています。一つひとつはそこまで技術はいりませんが、組み合わせることで華やかなひな祭りの寿司ケーキができ上がります。全部作るのは大変! と思われたら、取り入れてみたいものだけ作るのもOKですよ♪ ぜひ、ひな祭りの時に活用してみてください。

寿司ケーキを作るときには、ケーキ型を使います。底が外れるタイプなら作りやすいですが、ない場合はラップを敷き詰めて取り出しやすくすれば問題なく使えます。ケーキ型も丸い形や四角いものなどありますが、お好みで使ってください。今回は、長方形のパウンド型を使っています。

ケーキの型がない場合や、菱型にしたいときなどは、牛乳パックで型を作って使うことも可能です。ただし、大きいサイズになればなるほど、牛乳パックで作った型はゆがみやすくなるので気を付けてください。

■ケーキの作り方

①型にラップを敷き詰め、底に炒り卵をしっかりと敷き詰める。

②半分の深さまでご飯を敷き詰める。

③桜でんぶをご飯の上に敷き詰め、型の上までご飯を詰める。

④ひっくり返して型を外す。

パウンド型にご飯は2合分詰めています。干し椎茸、人参、ごぼう、油揚げを砂糖と醤油で煮たものを混ぜ込んだ酢飯。具材は自家製でもレトルトを使っても◎。炒り卵は卵2個分を使っています。分量としては2~4人分なので、もっと量が必要な時は、ホール型の方がおすすめです。

■雪洞(ぼんぼり)

①うずらの卵を梅酢(梅干しの漬け汁)に浸して色付けする。

②黒豆→うずらの卵→黒豆の順に串に刺す。

③海苔をカットして貼る。

うずらの卵は、梅酢に漬けるときれいな桃色に染まります。漬け時間によって色の濃さは変わるのでお好みで調整してください。味は梅干し味の卵になってちらし寿司との相性も良いですよ♪ カレー粉をお湯で溶かしてうずらの卵を漬ければ、きれいな黄色のカレー味卵もできます。

■くまちゃんのおひな様

①1体2個のうずらの卵を使用。茹でて殻を剥き、胴体に使う方のうずらの卵を片端を落とし、落とした部分を大きめストロー(タピオカ用)で2個ずつ抜いて耳にする。

②長めのピックで刺してつなげる。(立たせて使う場合は、長いピックを。寝かせて使う場合は、短めのピックを使うか乾燥スパゲッティで刺して固定し、先が出ないようにカットします)

③女びなは薄焼き卵とハム、男びなは薄焼き卵と大葉を巻いて着物にする。ハムなどの端は乾燥スパゲッティで刺して固定。

④人参を菊型、ストローを使って抜き、扇を作る。

⑤ちらし寿司の上にピックで刺して固定する。(寝かせて乗せる場合はそのまま乗せればOK)

⑥しゃくは海苔とチーズで作り、乾燥スパゲッティで刺して胴体に固定。扇も同様に固定する。

⑦鼻周りは耳と同じストローでチーズを抜いて乾燥スパゲッティで刺して固定。海苔やぶぶあられで顔のパーツを貼り、仕上げにケチャップで頬を付けて完成です。

■魚肉ソーセージのバラ

①魚肉ソーセージをピーラーで剥く。

②端からクルクル巻いて、巻き終わりを乾燥スパゲッティで刺して固定する。

■お花デコ

①人参は輪切りにして塩や白だしで茹でて、型抜きする。(抜いてから茹でると型崩れすることもあるので)

②人参、チーズ、薄焼き卵を型抜きして重ね、真ん中を乾燥スパゲッティで刺して固定し胡麻とぶぶあられをデコって完成。

重ねる順によって雰囲気も変わります。大きさや形の違う型があれば、簡単にかわいいお花デコが作れて便利です。

お寿司の上や周りに飾り付けていきます。春食材の菜の花やスナップエンドウ、水菜で鮮やかな緑をプラスすると色が引き立ちます。食材の色や形を生かす使い方をすると、おいしそうに見えます。

おひな様は他にもこんな作り方ができます。はんぺんやうずらの卵、マッシュポテトで作っています。

サーモンやマグロを使った寿司ケーキもよく見かけますね! クルクル巻いていけば、バラの形になって華やかなデコレーションができます。

合わせて食べたいサイドメニュー

ひな祭りでは縁起物として蛤が使われます。ピッタリ合わさる蛤のように、一生仲良く添い遂げられるように、良縁に恵まれるようにとの願いが込められています。

蛤の旨みと、春食材の菜の花のほろ苦さを効かせたパスタもいいですね♪

温かい茶碗蒸しもぴったりです。春食材を使ったら季節感も出るのでおすすめ。

まとめ

ちらし寿司は、紹介した以外にもモザイク状に具材を敷き詰めた「モザイク寿司」、細かくカットした具材を酢飯の上に散らばせた「ばら寿司」などまだまだあります。地域によって呼び方も変わりますが、多くの場所で昔からお祝い事には欠かせないご馳走として愛されてきたことは間違いありません。今年のひな祭りは、どのちらし寿司にするか迷ってしまいます。ひな祭りらしく、華やかに盛り付けて味わってくださいね♪

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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