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2019年02月02日 11:00 更新

困ったときにすぐ取り出せる! 薬の整理収納術【ダイソー・セリア】

市販薬から処方薬、絆創膏など、どこのご家庭にも「薬ジャンル」に分類されるものはたくさんあります。毎日使うものではないけれど、困ったときにすぐに取り出せるように薬の収納方法から管理、廃棄方法まで丁寧にご紹介します。

あなたのおうちの救急箱、どんな状態ですか?

Lazy dummy

こんにちは! SPACE PLUS+ 東京の整理収納アドバイザーの斉藤夏枝です。

突然ですが、あなたのおうちの救急箱はどこにありますか? 救急箱の中身の確認は、最近しましたか?

すぐに答えられない方も多いかもしれませんね。

まずは、あなたのおうちの「薬関連グッズ」を集めてみましょう。整理収納の基本は「仲間を集めること」から始めます。

見直しスタート! 薬の使用期限を確認しよう

Lazy dummy

おうちの「薬関連グッズ」を集めたら、市販薬の使用期限の確認からはじめます。市販薬は、頭が痛いなど、困ったときに買ってきて服用し、全部使い切らないうちに症状が治まることがほとんど。次回同じ症状が出てきたときのために残していることが多いですが、そのお薬、一体購入してからどのくらい経ちましたか?

ドラッグストアで購入可能な市販薬の使用期限は主に外箱に記載してあります。錠剤・カプセル剤・粉薬だけでなく忘れがちな軟膏の使用期限もチェックしましょう。使用期限はおよそ6カ月~1年以内。目薬は開封してからおよそ1カ月が目安です。

次に、薬局で処方された処方薬の確認も行います。処方薬には、基本的に使用期限の表示がありません。指示された日数で飲み切ることが前提だからです。特に多種類の薬を混ぜた薬は劣化しやすいので、飲み切ることができず余った薬は処分対象です。処分方法がわからない処方薬は、処方された薬局に持って行けば処分してもらえます。

大切なのは「使いたいときにすぐ取り出せる」こと

使用期限を確認し、期限を過ぎているもの、今後使う予定のないものを処分し、厳選された薬を使いやすく収納していきます。

このときのポイントは「使いたいときにすぐ取り出せること」。薬を必要とするときには、身体がしんどいときが多いので、サッと取り出して、すぐに薬が飲めたり、手当をしたりできる状態を作っておきましょう。

そのような状態を作るために、我が家で作っているのはダイソーの商品。薬がどこにあるのかすぐにわかります。

ダイソーの積み重ねボックスで取り出しやすく

出典: https://spaceplus2017.com

薬は細かいので、小さい収納用品を使って区切る、仕切る収納方法がおすすめです。

こちらはダイソーの「積み重ね収納ボックス小 仕切り付」です。我が家では医療用ハサミは専用のものを準備していますので、ハサミも一緒に収納しています。

出典: https://spaceplus2017.com

薬のストックはダイソーの「積み重ねボックス小 浅型」に入れています。我が家の服薬の常備薬は鎮痛剤と酔い止めのみ。

セリアの「SDカードケース」に入れて、同じくダイソーの「積み重ねボックス小 浅型」に入れています。これらを重ねてストック収納は小スペース化に成功しています。

ルールを守れば、引き出しやかごに薬を収納するのも◎

出典: https://spaceplus2017.com

「救急箱」にこだわらなくても、引き出しやかごなどに入れて収納しても良いのです。

ただし、一つだけルールを守ります。それは、「薬ジャンル」専用の引き出しやかごに収納するということ。一つのジャンルにつき、1つの場所に収納するのが収納の鉄則。

このルールを守っていれば、逆に他のジャンルのものが入りづらくなります。つまり、収納を維持できるということです。

出典: https://spaceplus2017.com

救急箱は、困ったときにすぐ対応できるように、お部屋の中でも取り出しやすい場所に収納します。
家族も使うものは、家族全員が収納場所を把握しておけるように共有しておくということも大切です。

今飲んでいる薬の収納は?

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今、常時服薬しているサプリメントなどは、すぐ手の届く位置に置きたいですよね。私は、自分のサプリメントは水と一緒に服薬するのでキッチンに置いています。数日で服薬が終了するならダイニングテーブルの上に置いても良いですね。

「収納」より「忘れずに飲むこと」が重要です。

まとめ

いきなりおうち全体を片付けるのは大変です。まずは小さな収納である薬箱の収納改善からトライしてみてください。使いたいと思ったときに、必要なものがすぐに取り出せる使いやすい収納を作っていく。それが収納の極意です。

あなたのお部屋を片付けます
https://spaceplus2017.com/
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どうして我が家は片付かないんだろう?職場の人や家族が片づけてくれない。片づけに悩んでいる方に、大田区の整理収納アドバイザー、SPACEPLUS+の斉藤夏枝が「片付く仕組み作り」をセミナーやお片付けサービスを通じてお伝えしています。一日で資格が取れる整理収納アドバイザー2級認定講座も開催しています。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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