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2019年02月09日 19:30 更新

いつまでも片づかない! 不要品の処分方法とため込まない工夫

みなさんは、いらなくなった不要品の手放し方、どうしていますか? 不要品は処分するだけではありません。「捨てる」のではなく、譲ることを選択肢に持っておくことで、「手放す」ことができるようになるかもしれません。不要品の手放し方を覚えて、ため込まない工夫をしましょう。

こんにちは。ライフオーガナイザー®・クローゼットオーガナイザー®の原田ひろみです。

使わなくなったもの、いらなくなったもの、不要品だとわかってはいても「どのように手放したらいいかわからない」「つい後回しになって、いつまでも手放せない」そんなお悩みはありませんか?

手放した方がいいのはわかっているのに行動できない、いつまでも片づかない悩みに対して、わが家で実践している、モノの手放し方・持ち方についてご紹介します。

いつまでも片づかない悩みを解決するためには

Lazy dummy

・「もう使わない」とわかっていても捨て方が分からない
・まだきれいだから捨てるなんてもったいない!
・友達に譲ろうと思っている、リサイクルに出そうと思っているけど、行動できない

など、さまざまな理由で、本当はもういらなくなったものだけど、手放せなくてため込んでしまうんです……というお悩みをよく聞きます。

不要になったものを、放置してしまうと……

モノを整理したときに「不要」になったものは、速やかに手放したいですよね。けれども、時間がなくてすぐにできない場合もあります。

その際、不要になったモノの置き場所を決めていればいいのですが、曖昧に置いてしまうとせっかく整理したものと、他のものが混ざってしまうことも……。

そのまま放置してしまい、その存在を忘れて気づいたら何カ月も経ってしまった……と結局対処できなくなってしまいます。

・整理で不要になったものは、他のモノと混ざらないように分けておくこと
・いざ処分するとなった時、すぐに持ち出せる状態にしておくこと
を心がけてなるべく早く手放しましょう!

モノを速やかに手放すためのポイント

では、どうすれば速やかにモノを手放すことができるのでしょうか? よくある悩みと共に、説明していきますね。

例えば、

・普段のゴミでは捨てられない大型のものなど、そもそも捨て方が分からない
→市が発行しているゴミの処分方法を確認し、ごみの手放し方など「まずは知ること」から始めてみましょう。

・まだきれいだから捨てるなんてもったいない
→捨てることに抵抗があるものは、「処分する」のではなく、譲る、リサイクルに出すなど「手放す」方法を取り入れてみましょう。

・誰かに譲ったり、リサイクルに出す予定だけど、行動できない
→手放すと決めたものは、すぐに持ち出せるように紙袋などにあらかじめ準備しておきます。そうするとリサイクルへもすぐに持っていけます。

とはいっても、やはり面倒なことは進まないって方もいるかもしれません。

まずは、どんな方法なら行動できるか? ご自身が無理なくできる手放し方法を見つけることが大切です。

具体的にわが家で実践している、モノの手放し方・持ち方についてご紹介します。

①不要になったゴミは、まとめて持ち込み処分する

出典: https://lifestylingroom.com

不要品の中には、普段のゴミでは捨てられないものも出てきます。そういったものは、どのように手放したらいいかわからないと家にため込んでしまいがち。

普段のゴミ回収で捨てられないものは、市のごみ焼却施設へまとめて持ち込み処分をします。事前に予約を入れ、車で焼却施設まで持ち込むとその場で処分をしてくれますよ。市によって処分料金は変わってくると思いますが、私が住む市では10kgあたり90円で処分することができます。

出典: https://lifestylingroom.com

わざわざ持ち込むのは、手間がかかって面倒だと感じる方もいるかもしれませんが、スキー板、ランドリーワゴン、スーツケース、カーペット、ブラインド、これだけ処分してかかった料金はたったの180円。安価で処分でき、家中の不要品が一度に片づきます。

車がなかったり、持ち込む時間がない場合は、ゴミを処分するためのゴミチケット(シール)を購入する方法もあります。

事前に回収依頼の予約をし、予約日当日に処分するものにシール貼り、家の前に出しておけば引き取りに来てくれます。持ち込みよりはコストがかかりますが、シール購入と電話予約をすることで処分することも可能です。(市によって違うため要確認)

わが家では、不要品をため込まない仕組みづくりとして、年末に市のごみ焼却施設に持ち込みの予約をします。その予約日を期限に大掃除をして、家のものを整理することに。

「いつかやろう」ではなく、日程を決めてしまうことで行動しやすくなり、モノを見直すきっかけにもなっています。

②捨てられない洋服は処分ではなくリサイクルへ

出典: https://lifestylingroom.com

「高かったから」「また着れるかも」と思うと、私は洋服を手放すことができませんでした。その理由は、まだきれいな状態の洋服を捨てる=ゴミにするということに抵抗があったのです。

そこで私は、明らかにきれいな状態の洋服は買い取りサービスを利用しています。捨てるのでななく手放す、再利用してもらえると思うと、手放しやすくなりました。

私が利用しているサービスは
・近所のリサイクルショップへの持ち込み
・梱包すると自宅まで取りに来てくれる集荷サービス

この2つです。どちらも気軽に利用できることが、選んだ理由です。

「もっと高く手放したい」と思う方は、手間はかかりますがネットオークションだったり、メルカリなどのフリマアプリを利用する方法もあります。

不要となったものを気持ちよく手放せることを目的に、ご自身が無理なくできる方法を選ぶことが大切ですね。

③迷うもの・必要ないものは一時置きで管理する

出典: https://lifestylingroom.com

迷うものって必ずでてきますよね? 迷うものはあちこちバラバラに置かず、「一時置きBOX」に分けて管理をしています。

そして、このボックスがいっぱいになった段階で整理をするようにしています。

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景品やいただき物など必要ないものは、引き出しで保管し、年に数回行われるバザーなどにまとめて出品したり譲ることにしています。

出典: https://lifestylingroom.com

また、お店でいただく化粧品のサンプルなども、もらったらなるべく早く使い切る工夫を。

すぐに使い切るために、普段使う化粧品と同じ場所に入れるようにしています。毎日使う場所に置いておくと、目に入るので忘れることはありません。以前は旅行時などに持っていこうかな……と、しまっておいたら、その存在を忘れて数カ月放置して結局処分したことがありました。

何かを購入したときにプレゼントされるものの中には、好みが違うものが意外と多くないですか? もらっても使わないと思うものは、その場でもらわないという選択も。不要なものをため込まなくて済みますよ。

まとめ

モノを整理すると言うと「捨てる」と思いがちですが、誰かに譲る、リサイクルするなど処分する以外の手放し方はいくらでもあります。

ご自身が無理なくできる手放し方を見つけるために、まずは行動に移してみると意外と思ったより簡単にできた! ってことがあるかもしれません。

そして、処分することに悩む前に考えていただきたいことは「入り口を整理すること」。

今は安くて簡単にモノが手に入る時代です。だからこそ、モノを家に迎え入れる時点で「本当に必要なものかな?」と考えることで、必要以上にモノが増えることを妨ぐことができます。ちょっとのことで家に入ってくる量も変わってきますよ。

手放すことだけにフォーカスするのではなく、モノの入り口と出口、どちらも考えるようにしましょう!

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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