天井のホコリ取り＆拭き掃除に使える裏技アイテムは？

床掃除や家具のホコリなどは頻繁に掃除しても、天井を掃除することって実はあまりないのではないでしょうか？　しかし、天井は予想以上に汚れていることが多いです。タバコを吸う方が家族にいる場合、ヤニ汚れなども気になりますよね。けれど、天井は手が届きにくく、なかなか掃除もしにくいもの。とはいえ、普段はなかなか掃除しない天井の掃除のために、個別に専用のお掃除道具を用意するのも……。

そこで自宅にあるもので簡単に天井掃除ができる、便利なお掃除グッズを集めました！　天井の汚れが気になっている方は、ぜひ試してみてくださいね。

まずご紹介するのはほうきと、使い古したストッキングを使ったお掃除法。ストッキングは伝染したものでも構いません。ほうきは柄が天井まで届く長さのものを選びましょう。ほうきがない場合は、長めの物差しでもOK！

まず、ストッキングを適当な長さに切り、だいたい3〜4等分にカットします。ボリュームが足りないと感じる場合は2足使っても。カットしたストッキングをひと束にまとめ、まとめたものをほうきの柄の先に輪ゴムなどを使って取り付けましょう！　ストッキングは静電気が起きやすく、そのおかげでホコリを吸着しやすいんです。天井についたホコリもこれで簡単にとることができますね♪

天井のホコリを掃除するとき、できれば晴れの日よりも雨の日に行うようにしましょう。空気が乾燥している湿度が低い日の場合、ホコリが空気中に舞いやすいです。湿度の高い曇りの日や雨の日に行うのがベスト！　また小さなお子さんがいるご家庭だと、子どもたちが走り回って下に落としたホコリが舞ってしまうことも考えて、子どもがいるときには避けたいもの。パパたちに子どもを公園などに連れて行ってもらい、その間にお掃除を済ませるといいですね。もちろん、掃除の最後には掃除機をしっかりかけるのもお忘れなく。

フローリングのワイパーも天井掃除に役立ってくれます。ほうきのときと同様、柄が長いものを使いましょう。軽いホコリ汚れであれば、乾いたワイパーシートで十分汚れが取れますが、黒ずみがある場合には、霧吹きで少し水を吹きかけ、湿らせてからセットしてみてください。ワイパーシートがない場合は、固く絞った雑巾を代わりに取りつけてもOKです。

部屋によっては、天井の汚れに性質の違う汚れが付着している場合もありますよね。お風呂の天井はカビや水垢、キッチンは油汚れ、タバコを吸う方がいる場合はリビングのヤニ汚れ……。これらの場合ではホコリと違い、軽く吹いた程度では落ちないので、各汚れに合った洗剤を使い、お掃除するようにしましょう。

以前住んでいたマンションのお風呂の換気機能が古かったせいなのか、天井にカビが発生することが時々ありました。基本的には、床用ワイパーを使って行う方法と同じで、市販のカビ取り剤を付けて行うのですが、垂れてくる可能性があります。そのため、お風呂掃除のときには洗剤がついても問題のない服装をして、しっかりとゴーグルなどで防御するのが大切。洗剤も天井掃除をするときには、ジェルタイプのものを使うと垂れにくいです。

調理中の油汚れが付着しやすいキッチンの天井の汚れには、アルカリ電解水が使えます。アルカリ電解水は100%水から作ったアルカリ性の水溶液です。そのため、食品を扱うキッチン周りでも安全に使えるのが特徴。これを、ワイパーシートにシュシュッと吹きかけ、お掃除しましょう。拭いたあとの水拭きは不要なので、1度拭きで簡単にお掃除できます。

タバコが原因でついてしまったヤニ汚れには、オレンジオイル配合の中性洗剤を薄めてワイパーシートにつけ、磨きましょう。オレンジオイルのおかげでヤニ汚れを溶解でき、気になっていた汚れをすっきりオフできます。掃除した後は、水で湿らせたワイパーシートで水拭きし、最後に乾拭きして乾燥させましょう。

普段どちらかというと下の汚れに目が行きがちですが、上にもたくさんの汚れが付着している場合があります。汚れは軽ければ軽いほど、落としやすいです。ぜひ定期的なお掃除を行い、きれいな天井をキープしましょう！