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2019年05月13日 18:00 更新

カーペットや畳に発生してしまったカビ・黒ジミをきれいに掃除する裏技

梅雨の時期など雨が多いジメジメとしたシーズン、「暑いから」という理由で、家では裸足で過ごす方も多いかと思います。すると気になってくるのが、カーペットや畳に染み込んだ汗が餌となり、発生してしまうカビやシミ。今回はそれらをケアする方法をご紹介します。

カーペットや畳のカビ掃除

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夏場やジメジメした梅雨時、何気なーく掃除の合間にカーペットをめくったら、裏側にカビがポツポツ生えている状態を目撃したことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか? カーペットを洗濯するのも大変ですし、畳に関しては洗濯することすら難しいですよね。

アルコール除菌スプレーで退治

「お手入れが大変なのはわかるけれど、くつろぐ空間・場所にカビが生えていたり、嫌な臭いが漂うのは嫌だ……」そんなときに使えるのが、アルコール除菌スプレーです!

市販のアルコール除菌スプレーはいくつかありますが、中でもオススメはこちらの「パストリーゼ」。以前、kurassoでよんぴよままさんが勧めていて、その何にでも使える万能力に「これはいい!」と欲しくなり、注目していたアイテムのひとつです。

ボトルも可愛く、リビングに置いておいても生活感が出過ぎないデザイン♪ しかも食品にも使えるものなので、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心して使うことができます。

カーペットのカビを取る手順

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軽いカビ汚れであればアルコール除菌スプレーを使えば除去できますが、黒カビなど頑固なものはスプレーだけでは難しいことも。後々ご紹介しますが、重曹や酸素系漂白剤を使って取り除きましょう!

それでは最初に、ライトなカビの除去方法をご紹介します。

まず、全体を掃除機で掃除し、カーペット上のホコリやゴミ、髪の毛などを取り除きましょう。次にアルコール除菌スプレーを雑巾にたっぷりと含ませ、カビ汚れを拭き取っていきます。フローリングなど、カビが付着したカーペットが触れていた部分も拭いてくださいね。

畳のカビを取る手順

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同様に、畳に付着したカビ汚れは、消毒用エタノールを使うのがおすすめです。市販されているエタノールは、無水エタノールと消毒用エタノールがありますが、カビ掃除をする際は消毒用エタノールを使いましょう。スプレータイプが使いやすいです。

畳の表面の汚れをほうきや掃除機などで取り除いたら、スプレーを畳に吹きかけ、目に沿ってブラシで叩いていきましょう。ゴシゴシとこすってしまうと傷んでしまうので、ぽんぽんとやさしく叩いていくのがコツ。最後は、乾拭きをして水分、浮き上がったカビを取り除いてくださいね。

頑固なカビ・シミはどうやって対策する?

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重曹と酸素系漂白剤を使って

黒カビやがっつりついてしまったシミは、アルコール除菌スプレーやエタノール消毒では取れません。黒カビ・シミがついてしまっている場合は、酸素系漂白剤を使ってきれいにしてみましょう!

掃除をする手順ですが、まず殺菌を行ってから、シミ抜きをしていくのがポイントです。先ほどのアルコール除菌スプレーを使い、同じ要領で黒カビを拭き取りましょう。アルコール除菌スプレーがない場合は、消毒用エタノールを使ってもOKです。

ただし、カーペットの素材や畳を変色させてしまう可能性があるので、目立たない場所で試してから行うようにしてくださいね。

カーペットについたカビのシミを取る手順

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カビの殺菌が済んだら、次はついてしまったシミを薄くしていきましょう。粉末状の酸素系漂白剤をお湯に溶かし、作った漂白液をシミに直接塗布して、10〜15分ほど放置します。放置した後は雑巾でしっかり拭き取り、漂白液を取り除きましょう! 気になっていたシミが消えているのがわかるでしょう。

畳についたカビのシミを取る手順

畳についてしまった頑固な黒カビ・シミには、酸素系漂白剤に加え、重曹もプラスするとさらに効果的♪ 酸素系漂白剤と重曹を1:1の割合で混ぜてペースト状にし、綿棒などを使いシミ部分に直接塗布。5分ほど放置します。シミが取れたら固く絞った雑巾できれいに拭き取ったあと、乾いた雑巾で水分を飛ばし、しっかり乾燥させましょう。

カビを発生させないようにするためには

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室温・湿度を管理

カビは一度できてしまうと再発する可能性がグッと高くなってしまうため、日頃からの予防が大切! カビが好むのは湿度の高いムシムシした空間。定期的に窓やドアを開け、換気を行うようにしましょう。とくに畳は湿気を吸いやすいので、和室は定期的な換気が大切です。エアコンを使って湿度を調整するのもひとつの手!

畳にカーペットを敷かない

ご家庭によっては、インテリアの好みやライフスタイルの都合などで、畳にカーペットを敷いている方もいらっしゃるかと思います。そうすると、畳とカーペットが密着して湿気がよりこもりやすくなってしまうことが。できれば畳の上にはカーペットを敷かないでおくか、除湿シートをカーペットの間に挟んでおくようにしましょう。

まとめ

カビはできてしまうと、なかなか手間がかかって掃除をしなければならないので、あらかじめ手入れしてカビを発生させないように工夫することが大切です。最近では、洗濯機で洗えるカーペットもあるので清潔に保つために、取り入れてみるのもいいかもしれません。

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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