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2019年05月10日 15:00 更新

カーペットのカビやダニを防ぐには? 簡単にできる効果的な対処法

ジメジメした梅雨の時期になってくると、なんだかフローリングの上に敷いているカーペットもジメッとしているような? 放っておくとカビやダニの温床となってしまいます。しかし、カーペットはなかなか洗濯しづらいですよね。今回はそんなカーペットのお手入れ方法をご紹介します。

カーペットのカビ対策

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カーペットに黒いシミのようなものはありませんか? それはもしかすると、カビかもしれません。

カビを発見してしまったからといって、急いで慌てて擦ってしまうのはNGです。余計に広がってしまう恐れがあります。

ここでは、カーペットにカビが発生してしまったときの、正しいケア方法をご紹介します。

エタノールを準備!

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用意するものは消毒用エタノールと、キレイな雑巾、そして掃除機です。消毒用エタノールはスプレータイプが便利ですが、ない場合はスプレーボトルに詰め替えて使用しましょう。我が家でも、除菌シートと一緒に消毒用エタノールを常備しています。(もともと、息子が嘔吐した時用に購入したもの。先輩ママに勧めてもらいました)

なぜカビ対策にエタノールがいいの?

エタノールとはもともとお酒に含まれている成分で、濃度が高くなればなるほど刺激性が強く、殺菌力も高くなります。エタノールは殺菌消毒のほか、カビのタンパク質を分解するチカラがあるので、カーペットなどについたカビ除去に効果的!

市販のエタノールは、無水エタノールと消毒用エタノールの2種類ありますが、カビ掃除には消毒用エタノールを使いましょう。無水エタノールは、水がほぼ混ざっていない純粋なエタノールで濃度が高いため、「カビには無水エタノールのほうが効果的では?」と思いそうですが、無水エタノールは揮発性が高すぎて蒸発してしまいます。つまり、無水エタノールは水を混ぜないと使えないのです。手元に無水エタノールしかない場合は、無水エタノールと水を4:1の割合で混ぜて使うようにしましょう。

エタノールを使ったカビ対策の方法

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それでは具体的なカビの予防方法ですが、まず掃除機で表面の汚れやホコリ、カビをしっかり取り除きましょう。掃除機だとなかなかカーペットの奥に入り込んだゴミまで取りきれない……という場合は、カーペットクリーナーとのダブル使いでゴミを取り去るのがオススメです。

ゴミを取り除いたら、消毒エタノールをカビ全体にまんべんなくスプレーし、15〜20分ほど放置。乾いた雑巾で拭き取り、しっかり乾かしましょう。

カーペットのダニ対策

カビともうひとつ、カーペットに潜むものといえば「ダニ」。とくに毛足の長いカーペットやラグはダニが住みつきやすいもの。肌にかゆみを覚えたり、不快な気持ちになる前にしっかり対策しておきましょう。

ダニ忌避効果のあるアロマを使う

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「なんとなく肌が直接触れるラグやカーペットに、刺激が強いものは使いたくない……」という場合は、ぜひアロマを使ってみましょう。アロマの香りの中には、ダニが嫌う香りのものが多くあり、ラグやカーペットに吹きかけておくことで、ダニが近寄らないようにすることができます。注意点としては、あくまで「近寄らない」ようにするだけであって、ダニを殺傷する効果はないので、あくまで予防として使いましょう。

また、ここでいうアロマは、天然のエッセンシャルオイル(精油)のこと。人口的に作ったポプリオイルなどは効果がないため、自然由来のものを使いましょう。レモングラスやティートゥリー、ペパーミント、ゼラニウムなどがおすすめです。

アロマスプレーの作り方

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用意するものはエッセンシャルオイル(精油)と無水エタノール(5ml)と精製水(45ml)。ちょうど良い大きさのスプレーボトルに無水エタノールを入れ、エッセンシャルオイル(精油)を10滴ほど垂らし、よく振って混ぜます。混ざったら精製水を入れ、混ぜればアロマスプレーの完成です。

アロマを使う際、肌に触れないように注意しましょう。不安な方はゴム手袋を使うとよいでしょう。また、妊婦の方は使用を控えてくださいね! ペットのいるご家庭も、ペットによってはアロマが毒となってしまうこともありますので注意してください。

まとめ

カビもダニも住みつきやすい、カーペット。けれど、カーペットの上はくつろぎ空間の一部ですから、いつも快適な状態にしておきたいですよね。「カビが気になる」「においが変」「ダニがいる気がする……」なんて違和感を感じたときはぜひ試してみてくださいね!

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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